感動!ミドリバキバオー優勝の有馬記念

つの丸さん作のマンガ「みどりのマキバオー」12巻の有馬記念まとめです。
主人公でもあるミドリマキバオーに加え、過去に登場してきたライバルが集結!

マキバオーの評価

ミドリマキバオーは菊花賞(4着)以来の出走になります。
前走・凱旋門賞から帰国した国内無敗のライバル:カスケード、菊花賞で圧勝したアマゴワクチン、ジャパンカップを制したニトロニクス(カスケードに勝利したカントナを首差で封じる)、天皇賞秋を制し万全の状態で臨む古馬最強トゥーカッター。主力どころのなかでは唯一の前走敗戦ということもあり、ミドリマキバオーは5番人気に甘んじます(上位人気4頭は前述4頭、1番人気はトゥーカッター、2番人気がカスケード)。
強豪が集結し、1年の締めくくりのグランプリにふさわしい「有馬記念」となりました。

レースがはじまるも???

レース中、実はカスケードが病気にかかっていたことを知ります。
そして、マキバオーがカスケードに、病気が治るまで待つから、そのときに再戦しようと持ち掛けます。どんどん戦意喪失してしまっているようですね。カスケードの自身の引退への「覚悟」を理解できていないようでした。
そんなマキバオーをよそに、カスケードが最終コーナーからスパートをかけていよいよ先頭に躍り出ます。マキバオーは伸びません。
そこで騎手・山本管助からの「喝」!マキバオーはカスケードの唯一のライバルであることを理解させ、引退するカスケードのバトンを受け取るよう喝を入れました!
それを聞いたマキバオーは涙のスパート開始!カスケード率いる、先頭集団に襲い掛かります。

そしてカスケードへの挑戦権獲得は…

やはり最後に残っているのは、カスケード・アマゴワクチン・ニトロニクス・トゥーカッター、そしてミドリマキバオー。上位人気馬が一同に介しました。
そのなかで先頭に立っているのはカスケード。1馬身~2馬身程度の差で残り4頭が1列に並んでいます。そのままカスケードをすんなりと走らせるわけもなく、王者カスケードへの挑戦権を獲得するための4頭の戦いです。

カスケードVSマキバオー!

カスケードとマキバオーの一騎打ちはこれで4回目。
1回目は朝日杯3歳ステークス(現:朝日杯フューチュリティステークス)。必死に1着争いをマキバオーやアマゴワクチンをよそに、カスケードがゴール直前で一瞬で抜き去っての圧勝でした。このときはマキバオーは3着、カスケードとの力の差を見せつけられてしまいました。
2回目は皐月賞。カスケードとマキバオーの一騎打ちでした。一時はマキバオーが先頭にたったのですが、チュウ兵衛の落馬のアクシデントの影響もあってか、再度差し替えされてしまい、クビ差の2着。
3回目は日本ダービー。やはり一騎打ちでしたが、前を走るカスケードにマキバオーがゴール直前でダイブ。なんとダービー初の同着。ここでカスケードとマキバオーの差がなくなりました。
そして4回目はこの有馬記念。果たして…?

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