ババドック 暗闇の魔物(The Babadook)のネタバレ解説・考察まとめ

『ババドック 暗闇の魔物』とは、2014年制作のオーストラリアのホラー映画。事故で夫を亡くしたアメリアは息子と2人で暮らしていた。ある夜、息子が持ってきた絵本”ババドック”は彼女が見たことがないもので、それ以降、2人の周囲で妙な現象が起こるようになる。本作は全米最大の批評サイトで驚異の高評価98%を叩きだし、世界各国の映画祭で合計50部門以上にノミネートされ、35部門で賞を受賞するなど、世界的に高い評価を受けた。

オスカー(演:ベンジャミン・ウィンスピアー)

アメリアの夫でサミュエルの父親。サミュエルが生まれる前に事故で亡くなった。

スーパーマーケットの婦人(演:ティファニー・リンドール=ナイト )

スーパーマーケットで出会う夫人。

『ババドック 暗闇の魔物』の用語

ババドック

サミュエルが見つけてきた謎の絵本のタイトル。この絵本に登場する怪人の名前も「ババドック」である。

『ババドック 暗闇の魔物』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

サミュエルがアメリアに対抗するシーン

自身の心の闇に飲み込まれ、我を忘れてしまったアメリア。サミュエルはそんなアメリアに対して「お前なんかママじゃない」と言い放ち、武器で対抗しようとする。このサミュエルの行動によりアメリアは自身の弱い心を乗り越え、ババドックに打ち勝つことに成功するのだった。

『ババドック 暗闇の魔物』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『エクソシスト』の監督がツイッターで絶賛

『エクソシスト』の監督であるウィリアム・フリードキンは、本作について「こんなにぞっとする映画を見たことがない。」とツイッターで絶賛した。

苦労するシングルマザーは女性監督ならではの説得力

本作の監督と脚本はジェニファー・ケントという女性で、これが長編デビュー作である。本作は周囲から「病気」と揶揄されるような問題児の息子を持つシングルマザーにさまざまな嫌な目が降りかかる悪夢のようなストーリーとなっているが、女性監督ならではの視点だ。ホラー作品でありながら、子供の問題行動に頭を悩ませる女性にフォーカスも当てている。

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