紅白歌合戦の歴代視聴率がすごすぎる!中には80パーセント超えも
日本の年末の風物詩、NHKの『紅白歌合戦』は毎年高い注目度を誇るが、現代ほど娯楽が豊富ではなかった時代にはとんでもない視聴率を叩き出していた。最高記録は1963年の第14回で、視聴率はなんと81.4%。
ここでは紅白歌合戦の歴史的な視聴率をまとめた。
【4位】 78.1% *同率 / 1984年 第35回
小泉今日子、チェッカーズらが初出場
松田聖子と郷ひろみ、中森明菜と近藤真彦の2大カップルを、曲間のステージで意味ありげに競演させるなど、この年はNHKらしくないミーハーな演出が行われ話題になった。
出典: ja.wikipedia.org
都はるみ引退、最後のステージ。トリで歌い終わった都はるみにアンコールを促す(注:アンコールをお願いする)鈴木健二アナウンサーの「私に1分間ください!」が語り草に。
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大トリの都はるみ登場時の瞬間最高視聴率は84.4%
大トリの異様な雰囲気が続いた状況の中、生方(注:総合司会アナウンサー)は都の名前を美空ひばりと言い間違えてしまうという失態を演じた。
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(その後、生方は)春には大阪局に異動を命じられ、直後にNHKを退職することになった。これが多くの憶測を呼ぶことになってしまい、一連の出来事は後に「ミソラ事件」と呼ばれる一件となってしまった
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当事者の2人(都はるみと美空ひばり)は生方に対して同情的であり、事件後も親交は続いていた。
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【4位】 78.1% *同率 / 1971年 第22回
司会は紅組 水前寺清子 白組 宮田輝アナウンサー
翌年に札幌冬季オリンピックを控え、会場と札幌選手村との二元中継を実施。トワ・エ・モアが「虹と雪のバラード」、ダーク・ダックスが「白銀は招くよ」で雰囲気を盛り上げた。
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五木ひろしが「よこはま・たそがれ」で初出場
12月に挙式を挙げたばかりだった坂本九が「この世のある限り」を歌った際、妻の柏木由紀子がゲスト出演し白組全員に二人が囲まれる形の演出を行う
「自分からトリを条件に出てやるとは何事だ…」と(美空ひばりに)非難が集中し、NHK局内からも「いっそ出場させなくていいのでは?」との声が上がった。なお、最終的にひばりは紅組トリおよび大トリ歌手として出演した。
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水前寺が大トリのひばりの曲紹介を行わなかったことが波紋を呼び、後に謝罪会見を行った。この会見で水前寺は「私も歌謡界の女王と呼ばれたいものですね。」と発言した。この当時歌謡界の女王の名をほしいままにしていた、ひばりに対する精一杯の反抗であったと言われている。
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【4位】 78.1% *同率 / 1965年 第16回
都はるみ、井沢八郎、水前寺清子、山田太郎などの実力派が頭角を現して登場
司会は紅組 林美智子 白組 宮田輝アナウンサー
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朝ドラのヒロイン経験者が紅白の司会を務めるのは史上初の出来事であった。
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翌年の大河ドラマ『源義経』の出演者がゲスト出演。翌年の『大河ドラマ』の宣伝演出が行われるのは今回が初めてだった。
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当時はまだ男女混合グループの出場が認められておらず、白組出場の和田弘とマヒナ・スターズの「愛して愛して愛しちゃったのよ」は女性ボーカルの田代美代子抜きで歌った。
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