【ホラー?】『シックス・センス』の監督最新作『ヴィジット』ってどんな映画?【ミステリー?】
M・ナイト・シャマラン監督は『シックス・センス』の大ヒットにより一躍有名監督になりましたが、その後様々なジャンルに挑戦した彼の作品は観客からも批評家からも批判されることが多く、評価の低迷が続いていました。そんなシャマランの最新作『ヴィジット』は、監督自ら「原点回帰した」と語るサスペンス・ホラー作品となっています。どんな映画なのか見ていきましょう。
『ヴィジット』あらすじ・ストーリー
休暇を利用して祖父母の待つペンシルバニア州メインビルへとやってきた姉妹は、優しい祖父と料理上手な祖母に迎えられ、田舎町での穏やかな1週間を過ごすことに。祖父母からは、完璧な時間を過ごすためにも「楽しい時間を過ごすこと」「好きなものは遠慮なく食べること」「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」という3つの約束を守るように言い渡される。しかし、夜9時半を過ぎると家の中には異様な気配が漂い、不気味な物音が響き渡る。恐怖を覚えた2人は、開けてはいけないと言われた部屋のドアを開けてしまうが……。
出典: eiga.com
『ヴィジット』の見どころは?
あらすじからも分かるように、「祖父母の家で楽しい休日を過ごすはずだった姉弟が謎の恐怖体験に見舞われる」映画、それがこの『ヴィジット』です。
その主な見どころとして、
・祖父母の行動がおかしくなっていく恐ろしい展開
・何故異常な現象が起きているのか探っていくミステリー要素
・姉弟が休日を撮影するために持っていた手持ちカメラの視点から観る臨場感溢れる主観映像
が挙げられます。
特にメインとなるホラー要素ではただ驚かすだけではなく、見ていて不安になったり気持ち悪くなるような嫌な雰囲気を出す演出が注目ポイントになっています。
『ヴィジット』の評判は?
真面目な'おち'、散りばめられた伏線、不安を煽るカメラワーク、フィラデルフィアのどんよりした空。「おかえりシャマラン」と言いたくなる原点回帰を成し遂げ、彼の'失われた10年'に終止符を打ったであろう今作は、我々がそもそもなぜ彼の作品の虜になったのか、それを思い出させてくれるには十分な出来栄えでした。
映画自体は正直 本当に そのまま シックスセンスの時のシャマランが帰って来た感じ!いや、演出上手いなあー!見事に大どんでん返しやられました!場内も笑いが起こったり 緊張で深呼吸頻繁にする人いたり、上映終了後にもザワザワが凄かったです。今、観るのない人は観といた方がいいですよ!
気になる作品の評判は、アメリカでは高評価で批評家の反応も上々、日本でも「久々にシャマラン監督のセンスが良く出てる」と良い感想が多いようです。近年のシャマラン作品の低評価の理由に「シャマランの作る独特の雰囲気がない」「彼得意の『予想外のオチ』がない」という意見が多く見られたので、その点が改善されたのが高評価のポイントと言えそうです。
『ヴィジット』成功の立役者?映画プロデューサー ジェイソン・ブラム
本作の成功に大きく貢献したのが、映画プロデューサーのジェイソン・ブラムです。
ホラー作品を数多く手がけてきたブラムは過去に大ヒットホラーシリーズ『パラノーマル・アクティビティ』などに関わっています。家庭用ビデオカメラ風の映像で話題になったこのシリーズを手掛けた彼がプロデュースを務めたことは、手持ちカメラ風映像を初めて作品に用いたシャマラン監督にとって大きな助けになってのではないでしょうか。
ホラージャンルでは有名な敏腕プロデューサーが関わっていることからも、『ヴィジット』への期待が高まります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
恐怖と不安を煽るような雰囲気作りとストーリーに定評のあるM・ナイト・シャマラン監督と、ホラーの話題作を数多く手がけている名プロデューサーのコンビが手掛けたサスペンス・ホラー『ヴィジット』。現在絶賛公開中です。
この臨場感とストーリー展開は是非劇場でご覧ください!