クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児』とは、1993年にバンダイから発売されたスーパーファミコン用横スクロールアクションゲーム。プレイヤーは主人公のしんのすけを操作し、行方不明になったシロを捜索する。その後は肝試し大会に参加し、アクション仮面の装備を取り戻すためメケメケ団のアジトへと侵入し、雪合戦大会へ参加するなど、ステージごとに異なるコンセプトで展開される点が特徴。本編以外にも複数のミニゲームが収録されている。

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ひろしが指定する頭文字に合うカードを制限時間内に選ぶ。「チョコビー」や「組長」といった特有の固有名詞に加え、「男の約束」「死体ごっこ」など初期原作のネタが豊富なため、知識がないと手詰まりになる。当時の設定を反映したデザインの「カンタムロボ」や、判別しにくい「いなり寿司」などの難解なカードも存在する。

第2ステージ:旗上げゲーム

アクション仮面の指示通りに旗を操作し、強敵よしなが先生と対決する。判定が極めてシビアな上、時間が経つほどBGMが加速し焦燥感を煽る。指示ミスによる仕切り直しの後は最高速に達するなど、熟練プレイヤーでも敗北しかねない理不尽なまでの難しさを誇る。

第3ステージ:神経衰弱ゲーム

風間くんとの対決形式でペアを探す。お手つき回数は運次第で1〜3回と非常に少なく、自力での攻略は困難を極める。カードの配置には一定のパターンが存在するが、ヒントなしでそれを見抜くには相当な反復練習、あるいは当時の攻略本による予備知識が不可欠だった。

第4ステージ:スライドパズルゲーム

5分以内に15パズルを完成させる最終試練。解法を知らなければ時間内でのクリアは絶望的であり、対象年齢の子供にはあまりに酷な壁となった。制限時間が迫ると園長先生が「あきらめるかい?」と真顔で問いかけ、失敗すれば残機を没収される。

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