クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児』とは、1993年にバンダイから発売されたスーパーファミコン用横スクロールアクションゲーム。プレイヤーは主人公のしんのすけを操作し、行方不明になったシロを捜索する。その後は肝試し大会に参加し、アクション仮面の装備を取り戻すためメケメケ団のアジトへと侵入し、雪合戦大会へ参加するなど、ステージごとに異なるコンセプトで展開される点が特徴。本編以外にも複数のミニゲームが収録されている。

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ひろしが提示するお題の頭文字に合うカードを、制限時間内にすべて探し出す。出題される単語には「組長」や「死体ごっこ」といったしんのすけ特有の語彙が含まれており、作品への深い理解が試される。両機種ともに春ステージのクリア後に登場する唯一の共通ポイントとなっている。

水泳大会ゲーム

風間くん、ボーちゃん、マサオくんを相手に競うレース形式のゲームである。スピードアップ用のアイテムや足止めの渦巻きが配置されたコースを泳ぎ抜き、ゴールを目指す。外部コントローラーの連射機能が効かない仕様のため、自力での連打が必須となる。MD版では1位を獲ることで残機を増やすことが可能。

旗揚げゲーム(★SFC版夏ボス)

幼稚園の決勝戦として、よしなが先生と対峙する。モニターに映るアクション仮面の指示に合わせ、紅白の旗を正確に操作しなければならない。判定は極めて厳格であり、終盤にかけて加速する指示のスピードや、稀に差し挟まれるアクション仮面の指示の罠により、全ミニゲーム中で最高峰の難易度を誇る。

給食運びゲーム

不規則な動きを見せる風間くんとマサオくんに接触しないよう配慮しつつ、給食を教室まで運ぶ。狭い通路での回避は至難の業であり、繊細な操作が要求される高難度の種目である。

神経衰弱ゲーム(★秋ボス)

スーパーファミコン版のみ収録。
風間くんが用意したカードのペアを当てる。開始時に選ぶ3枚の補助カード(ゴキブリ、アクション仮面、天使)によってミスが許される回数が決まる。カードの配置には一定の法則性があるが、パターンを把握していない場合は苦戦を強いられることになる。

しんちゃんを探せゲーム

スーパーファミコン版のみ収録。
まつざか先生が出題する特定の衣装を纏ったしんのすけを、モザイク状の画面から制限時間内に発見する。視認性と瞬発力が問われるゲームである。

スライドパズルゲーム(★冬ボス)

スーパーファミコン版のみ収録。
いわゆる「15パズル」である。バラバラになったパネルを5分以内に正しい位置へ移動させて絵を完成させる。正しい位置に嵌まったパネルはカラーで表示される仕組み。エンディングへの最終関門であり、「旗揚げゲーム」に匹敵する重要な山場となっている。

スロットゲーム

スーパーファミコン版のみ収録。
エリアクリアごとに挑戦できるボーナス要素である。ジャンプでスイッチを踏んでスロットを止め、絵柄が揃えばボーナスを獲得できる。リールの回転が速いため、狙った絵柄で止めるには相応の熟練が必要となる。

シャボン玉ゲーム

メガドライブ版のみ収録。
ネネちゃんとシャボン玉の大きさを競う。Cボタンを長押しして強く膨らませることができるが、しんのすけの顔が赤くなるまで無理をさせると割れてしまうため、適度な休息を挟みながら最大サイズを目指す駆け引きが重要となる。

スイカ割りゲーム

メガドライブ版のみ収録。
目隠しをしたしんのすけを操作してスイカを目指す。しんのすけは勝手に歩き回り、プレイヤーが指示を出してもすぐには従わないため、執拗に方向を指示し続ける必要がある。砂場の障害物や画面端への接触に注意しなければならない難関種目である。

二人三脚ゲーム

メガドライブ版のみ収録。
しんのすけとみさえのペアを操作し、風間親子やネネ親子のペアと競う。左右の足をそれぞれ特定のボタンと方向キーに対応させ、掛け声のタイミングに合わせて交互に入力していく。タイミングを誤ると転倒し、大幅なタイムロスに繋がる。1位でゴールすれば残機が増える恩恵がある。

おめかしゲーム

メガドライブ版のみ収録。
登園バスが来る前に、正しい段に入った衣装を選んで着替えるゲーム。みさえが示した位置を記憶した後に高速ルーレットが始まり、タイミングよくボタンを止めて衣装を揃える。記憶力と目押しの精度の両方が求められる。

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児』の登場人物・キャラクター

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