沙羅曼蛇(SALAMANDER・サラマンダ)のネタバレ解説・考察まとめ

『沙羅曼蛇』(SALAMANDER、サラマンダ)とは、コナミが開発し、1986年より稼働を開始したアーケードゲーム用縦横両スクロールシューティングゲーム。1985年稼働の『グラディウス』の翌年にリリースされた作品であり、グラディウスシリーズの続編である。ただし、内容的には1988年稼働の『グラディウスII -GOFERの野望-』の続編にあたる。
惑星を襲うサラマンダ軍と戦うというストーリーになっており、敵が落とすアイテムをゲットしてパワーアップしていく。2人同時プレイも可能なので楽しめる。

『沙羅曼蛇 』(SALAMANDER・サラマンダ)の概要

『沙羅曼蛇』(SALAMANDER、サラマンダ)とは、コナミが開発し、1986年7月4日より稼働を開始したアーケードゲーム用縦横両スクロールシューティングゲーム。
1985年稼働の『グラディウス』の翌年にリリースされた作品であり、一連のグラディウスシリーズの続編である。ただし、内容的には1988年稼働の『グラディウスII -GOFERの野望-』の続編にあたる。
ステレオ対応のFM音源サウンドやボイス(合成音声)、グラフィックや演出効果が話題を呼んだ。当時はステレオ対応筐体がなく、2Dシューティングゲームとしては異例の専用筐体販売が行われたため、流通数が少なく、プレイ待ちの行列が発生するほどだった。
惑星を襲うサラマンダ軍と戦うというストーリーになっており、敵が落とすアイテムをゲットしてパワーアップしていく。2人同時プレイも可能なので楽しめる。
沙羅曼蛇シリーズとしては、続編となる『沙羅曼蛇2』が1996年に製作された。

『沙羅曼蛇 』(SALAMANDER・サラマンダ)のステージ

ステージ1:増殖性細胞

1面目は横スクロール。巨大な生命体の内部のようなステージで、細胞のような気持ちの悪いのステージになっており、牙が飛び出してきたり、後半には増殖する細胞により壁が膨張する場所などがある。
ボスのゴーレムも脳みそから日本の長い足を出して攻撃してくる。なお、弱点は目玉である。

ステージ2:隕石空域

縦スクロールのステージ2。大量の隕石が登場する面となっており、ボスのテトランは4本の触手をぐるぐる回して攻撃してくる。
攻略の仕方としては、同じようにぐるぐる回って攻撃するのが良いだろう。オプションで重ねることで楽に倒せるだろう。

ステージ3:高密度エネルギー

横スクロールの3面。生命エネルギーが炎となって噴き出しているステージである。出現する敵キャラクターもほとんどが炎タイプで、火の鳥なども飛んでくる。上下から巨大な炎が吹き上がり、ルートを決めていく。
ボスのはイントルーダは、口から炎を吐きながら長い体を画面中をこれ見よがしに動いて攻撃してくる。このステージは、ステージ開始直後の空中戦以外ではアイテムが一切出現しない唯一のステージとなっている。

ステージ4:地底火山

縦スクロールのステージ4は地底火山。ボスの名前は要塞ヴァリス。グラディウスの火山ステージを縦にしたようなステージである。
3つのコアといわれるところから青い玉を大量に飛ばしてくるため、回避するだけでも大変である。

ステージ5:小惑星

ステージ5は横スクロール、宇宙ステージである。雑魚が大量にでてくる小惑星帯で戦闘機の編隊と戦う。
ボスは空母デス。雑魚を生み出したり、反射する球を飛ばしたりしてくる。早く倒すことが攻略のコツである。

ステージ6:要塞地帯

ステージ6は縦スクロールの要塞。前半は都市上空で、中ボスはビッグコア。後半は要塞内部となっている。
最終ボスはゼロスフォース。特に攻撃はしてこない。ボス戦では左右にある固定具を破壊すると簡単にクリアできる。ただし、最終ボスを撃破してもクリアというわけではなく、うまく操作して要塞を脱出する必要がある。

『沙羅曼蛇 』(SALAMANDER・サラマンダ)のゲームシステム

8方向レバーと2ボタン(ショット、ミサイル)で、1Pがビックバイパー(青)、2Pがロードブリティッシュ(赤)を操作する。2人同時プレイが可能で、ステージ6以外であれば途中参加も可能である。コインを投入すると残機が増える仕様で、コンティニューはできない。
周回数を重ねるごとに地形が変わるループゲームになっており、3周目以降は倒した敵機が弾を撃ち返すようになるなど、10周目まで難易度が上がっていく。

パワーアップ

パワーアップの構成は『グラディウス』に似ているが、カプセルストック制ではなくアイテム制。なおファミコン版、MSX版はカプセルストック制である。
それぞれの装備に該当するアイテム(パワーユニット)を取得することによってパワーアップする。パワーユニットは特定の敵を倒すことによって出現する。

2人同時プレイ

1P側(ビックバイパー、青色の機体)と2P側(ロードブリティッシュ、赤色の機体)の2人同時プレイが可能。それぞれグラフィックは異なるが性能に違いはない。
2人同時プレイの場合であってもマルチプルの最大数は画面内に4つまでであるため、片方のプレイヤーが1つ以上装備するともう片方のプレイヤーの装備可能なマルチプルの個数はその個数分だけ減る。もちろん、片方が4つすべて装備すると、もう片方のプレイヤーは1つも装備することができない。

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