少年ノート(Days of Evanescence)のネタバレ解説・考察まとめ

『少年ノート』とは、2010年から2014年まで『モーニング・ツー』で連載された鎌谷悠希による漫画。
人一倍豊かな感受性と天性の美声であるボーイソプラノを持つ蒼井由多香は、転居先での中学入学と同時に合唱部へ入部する。金賞獲得を目指して懸命に努力する弱小合唱部の仲間たちと協力し、時にはぶつかり合いながらも友情を紡いでいく。モーツァルトを思わせる天才的な歌唱力を持つ少年と、田舎の小さな合唱部。彼らの交流を静かに美しく、けれども力強く描いた作品である。

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栗色の長い髪を花柄の髪留めでツインテールにした小柄な女子生徒。おとなしく引っ込み思案な性格。鞆や斉藤とは同じ小学校の出身。夏に部員と潮干狩りへ行った際、斉藤と久々の再会を果たすが、内向的な気質ゆえに会話の輪に入れず一言も話せないまま別れてしまう。他者への思いやりが深く、ウラジーミルと出会ってから思い悩むようになった蒼井の様子を心配している。実家は「伊勢呉服屋」を営む。キャラメルが好物。パートはソプラノを担当。

水戸 夏実(みと なつみ)

おでこが見えるほど短いベリーショートの黒髪が特徴の女子生徒。高峰冬子とはクラスメイト。春の部活紹介で町屋が歌う姿に憧れを抱き、合唱部へ入部した。現在はアルトパートを歌っているが、本心ではより低い音域のバスパートを歌いたいという希望を持っている。

三宮(さんのみや)

ウェーブがかったボブヘアーと、キツネのようにツンと鋭い目つきが特徴の女子生徒。ロシアの歌手ウラジーミルの熱狂的なファン。ウラジーミルが来日した際、蒼井に興味を持って河海市を訪れていた事実を知らされなかったことに憤慨し、鞆を追いかけ回すなど男勝りでお転婆な一面を見せる。

河海東中学校2年生

町屋 翠(まちや みどり)

長い黒髪を大きなリボンで一つに束ねた女子生徒。合唱部の副部長を務める。自室の本棚に哲学書を並べるなど知的でクールな雰囲気を持ち、部員から「哲学少女」とも称される。芯があり、周囲からはリスペクトや好感を受けている。
男子でありながらソプラノを歌う蒼井の姿を天使のようだと称賛し、周囲の困惑をよそに入部を許可した。両親は海外赴任中のため、現在は祖父母、曾祖父母とともに大きな日本家屋で暮らしている。大橋先生が関わる市民劇団に所属しており、10月公演の舞台「ねじの回転」に出演を予定。18歳になる老犬「鉄二」を飼っている。丸ぼうろが好物。パートはソプラノを担当。

高峰 冬子(たかみね とうこ)

くせのある長い黒髪をシュシュでまとめ、長い前髪を右に分けた女子生徒。非常に生真面目かつ部活に対して熱心な性格。キツイ性格だが悪い人間ではない。
男子の蒼井がソプラノパートの歌い手として入部した当初は不満を抱き、辛辣に接していたが、徐々に打ち解けていく。部内の少しの無駄話にも敏感に注意するため誤解を招きやすいが、部員からはその気質を理解されており、風紀委員長のような存在として信頼を集めている。

河海東中学校3年生

別役 秋年(べつやく あきとし)

合唱部の部長を務める黒縁の眼鏡をかけた男子生徒。パートはバス。真面目な努力家で、合唱コンクールでの金賞獲得を目指し部員を牽引する。
実家は親がピアニスト、兄も数々の賞に輝く音楽家という音楽一家。家族から結果が出ないなら退部すべきだというプレッシャーを受けており、天性の才能を持つ蒼井に対してコンプレックスを抱いている。過去にはその生真面目さゆえに顧問の太田と衝突した。紫外線アレルギーを持つ。部内ではピアノ伴奏、指揮、バスパートを兼任。

唐沢 正史(からさわ まさし)

下がった眉と丸い目が特徴の、短髪の男子生徒。別役がピアニストとして部へ誘われるまでは唯一の男子部員であり、彼とは親しい間柄。物静かで目立つことは苦手だが、鋭い観察眼と状況把握能力を持つ。顧問の太田の指導者としての優秀さにいち早く気づき、部内のトラブルや問題の原因を客観的に分析して支える、縁の下の力持ち。後輩からは「マー先輩」と呼ばれ慕われている。

教師

太田(おおた)

河海東中学校の社会科教師で、合唱部の顧問。くせのある黒い短髪の男性。高名な音大の声楽科出身であることから学校側に頼まれて顧問を引き受けた。
指導は大雑把ながら厳しい言葉を投げかけるため、部員からの評判は当初いまひとつだった。過去に受け持ったクラスが学級崩壊寸前となり、学校と保護者の板挟みから胃潰瘍を患った経験がある。そのストレスで半年間に30キロ激太りし、当時の恋人に振られた過去を持つ。ダイエット中のため好物のシナモンロールを控えている。

大橋(おおはし)

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