『トップライダー』は、1988年にバリエから発売されたファミコン用レーシングゲーム。最大の特徴は、同梱のポンプで膨らませて作るビニール製のバイク型専用コントローラーである。プレイヤーは実物大に近い車体にまたがり、体重移動で画面内のバイクを操作する。アーケードの体感ゲームを家庭で再現した先駆的作品である。全身を使ってプレイする独特な仕様から、当時のゲーム市場に強烈なインパクトを残した。
限定版とパッケージのバリエーション
本作は複数のバージョン違いが存在することで知られている。通常版(KAWASAKI仕様)の時点で、外箱のカラーが「黄色パッケージ」と「白パッケージ」の2種類が存在する。さらに、一般販売されていない希少な限定版として「YAMAHA」バージョンおよび「キリンメッツ」バージョンが存在。これらはエアバイク本体のバルーンに描かれたバイクのデザインや企業ロゴが異なっており、現在では滅多にお目にかかれないコレクターズアイテム(激レア品)となっている。
『トップライダー』はバリエのゲーム業界参入2作目のタイトル
販売元のバリエは、元F1レーサーの中嶋悟を起用した『中嶋悟 F-1ヒーロー』でゲーム業界に参入した企業であり、本作はその参入第2作目にあたる。新規参入早々、独創的な周辺機器を用いたハードの開発に挑んだのだ。
なお、バリエは1997年に株式会社レイアップに吸収合併され、その後は「SDガンダム」シリーズなどのキャラクタービジネスを主軸としている。
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