『ライフ・イズ・ビューティフル』とは1997年公開のイタリアの映画である。監督・脚本・主演を務めるのはロベルト・ベニーニ。ユダヤ人のグイド・オレフィチェは第二次世界大戦中、息子のジョズエ・オレフィチェとともに強制収容所へと送られる。グイドは収容所内で起きることは全てゲームであるとジョズエに信じ込ませ、彼を現実の恐怖から遠ざけようとした。悲劇の中に光を見出そうとする人間の想像力と、幼い息子を守ろうとする父の愛情を通じ、家族の愛の物語として描いた作品である。
レッシング医師(演:ホルスト・ブッフホルツ)
出典: hinemoto1231.com
吹替:中村正(ソフト版)/辻親八(テレビ朝日版)
グイドが勤めるホテルに定宿している医師。グイドはレッシングのことをなぞなぞに取り憑かれていると言う。レッシングが8日かけて解いたなぞなぞをグイドは5分で解いたため、レッシングはグイドを天才であると認めていた。2人は会うたび、互いになぞなぞを出し合っている。軍医として強制収容所に派遣されグイドと再会した際に、レッシングは食事会の給仕を頼む。レッシングにとってグイドがどのような状況でも最重要事項はなぞなぞであり、グイドが収容所から出るための手助けをしようとはしなかった。
フェッルッチョ・パピーニ(演:セルジョ・ビーニ・ブストリッチ)
吹替:水野龍司(ソフト版)/岩崎ひろし(テレビ朝日版)
グイドの友人。フェッルッチョとグイドが町に行くために乗っていた車は、フェッルッチョの父のもの。町に着いたらすぐに返す約束をしていた。詩や室内装飾などを手がける。フェッルッチョは町の内装業店に就職した。反ユダヤ主義者に自宅を荒らされたエリゼオは、フェッルッチョに室内の骨董品などで、生活環境を整えるよう依頼している。映画の前半ではグイドとともにコミカルな雰囲気を作り出す役割を担っているが、後半の収容所が舞台となる場面ではフェッルッチョは登場しておらず、平和を象徴する人物として描かれている。
ロドルフォ(演:アメリゴ・フォンターニ)
吹替:安井邦彦(ソフト版)/辻親八(テレビ朝日版)
ドーラの婚約者である役人。グイドが書店を開くためにはロドルフォのサインが必要であったが、彼は用紙にサインすることよりも自身の休憩を優先させる。そしてドーラと出かけたオペラ鑑賞の帰りには、知事に誘われた食事会を優先しようとする。ドーラよりも知事との食事を優先したことに彼女は腹を立てた。またドーラとの婚約披露パーティーでは、彼の友人の口から売春宿に通っていたことが明かされる。
エレナ(演:ラファエラ・レボローニ)
吹替:深水由美(ソフト版)/秋元千賀子(テレビ朝日版)
ドーラの友人。ドーラと同じペトラルカ小学校の教師であり、16年間勤めている。ドーラとグイドの3度目の再会の際、エレナは彼女と一緒にいた。エレナはドーラがハチに刺された際の処置をグイドがしていたことも知っている。また彼女はオペラもドーラ、ロドルフォとともに観に行き、婚約披露パーティーにも出席している。
ドーラの母(演:マリサ・パレデス)
吹替:久保田民絵(ソフト版)/朝倉佐知(テレビ朝日版)
婚約披露パーティーの際、なかなかベッドから出てこないドーラを起こしに行っている。彼女が乗り気でないことを母は知っていた。ジョズエの5歳の誕生日前には、1人でグイドの書店を訪れている。そこにはジョズエしかおらず、祖母に会ったことのないというジョズエにとって初めての対面となった。ジョズエの誕生日に彼女がドーラと2人で自宅に向かうと、室内は散乱し無人の家となっていた。
校長(演:ジュリアーナ・ロヨディーチェ)
吹替:宮寺智子(ソフト版)/大西多摩恵(テレビ朝日版)
ドーラの勤めるペトラルカ小学校の校長。監督官に扮して学校に潜入したグイドの正体に気付かず、集まった大勢の生徒にグイドを監督官として紹介する。ドーラとロドルフォの婚約披露パーティーに出席し、小学生の算数の問題にショックを受けたとドーラたちに話す。問題の内容は"1日にかかる公費が精神障害者は4マルク、身障害者は4.5マルク、てんかん患者は3.5マルク。平均で4マルクとして30万人の患者を排除したらいくらの予算削減になるでしょう。"というもの。問題を聞いてとんでもないわと言うドーラたちとは違い、小学生がこれを解けることに関心の向いている校長であった。
ロドルフォの友人(演:クラウディオ・アルフォンシ)
吹替:相田さやか(ソフト版)/藤貴子(テレビ朝日版)
ドーラとロドルフォの婚約披露パーティーに出席している女性。ドーラやロドルフォ、ドーラの母親、エレナ、校長らとともに座っている。グイドが配膳中に出席者とぶつかり、トレイをひっくり返した際にそばにいたため、驚いた様子で辺りを見ている。
エレオノーラ(演:カルロッタ・マンジョーネ)
ドーラと農家にいた少女。ブレーキの効かなくなった車をフェッルッチョが修理している最中に、散歩をしていたグイドと出会う。王子と名乗るグイドを始めは疑っていたが、納屋の上の階から外に落下してきたドーラをグイドが助けると、エレオノーラからグイドが王子であるとドーラに紹介した。最後には2人ともグイドのことを信じ切り、礼に卵を差し出す。
いす張り職人(演:アンドレア・ナルディ)
吹替:稲葉実(ソフト版)/島香裕(テレビ朝日版)
フェッルッチョの雇い主であるいす張り職人。2人の息子の父親。息子の1人の名前はベニート。フェッルッチョには詩よりも仕事に精を出すべきだと話している。いす張り職人の黒い帽子を気に入ったグイドは、なんとかして手に入れようとする。会話の最中に自身の頭に被せては取られることを繰り返し、最後は目を離した隙にグイドに奪われた。オペラ鑑賞に夫婦で来ていたところ、そこでもグイドに帽子を盗まれる。
ブルーノ(演:アントニオ・プレステル)
吹替:青山穣(ソフト版)/清水明彦(テレビ朝日版)
ロドルフォの友人。ドーラとロドルフォの婚約披露パーティーに出席している。そこで初めてドーラと対面したと言いながら、ロドルフォに売春通いも卒業だなと耳打ちする。
知事(演:ジル・バローニ)
吹替:村松康雄(ソフト版)/田原アルノ(テレビ朝日版)
ドーラたちと同じオペラを鑑賞しに夫婦で訪れていた知事。オペラの鑑賞後、ロドルフォとドーラを屋敷の夕食会に誘う。
教師(演:アレッサンドラ・グラッシ)
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目次 - Contents
- 『ライフ・イズ・ビューティフル』の概要
- 『ライフ・イズ・ビューティフル』のあらすじ・ストーリー
- 再会を重ね結婚に至ったグイド・オレフィチェとドーラ
- ジョズエ・オレフィチェの5歳の誕生日に強制収容所に連行された一家
- 最後まで息子を守り続けた父親の愛
- 『ライフ・イズ・ビューティフル』の登場人物・キャラクター
- オレフィチェ家
- グイド・オレフィチェ(演:ロベルト・ベニーニ)
- ドーラ(演:ニコレッタ・ブラスキ)
- ジョズエ・オレフィチェ(演:ジョルジョ・カンタリーニ)
- エリゼオ・オレフィチェ(演:ジュスティーノ・ドゥラーノ)
- 町の住人
- レッシング医師(演:ホルスト・ブッフホルツ)
- フェッルッチョ・パピーニ(演:セルジョ・ビーニ・ブストリッチ)
- ロドルフォ(演:アメリゴ・フォンターニ)
- エレナ(演:ラファエラ・レボローニ)
- ドーラの母(演:マリサ・パレデス)
- 校長(演:ジュリアーナ・ロヨディーチェ)
- ロドルフォの友人(演:クラウディオ・アルフォンシ)
- エレオノーラ(演:カルロッタ・マンジョーネ)
- いす張り職人(演:アンドレア・ナルディ)
- ブルーノ(演:アントニオ・プレステル)
- 知事(演:ジル・バローニ)
- 教師(演:アレッサンドラ・グラッシ)
- 秘書(演:ジョヴァンナ・ヴィッラ)
- その他
- グイッチャルディーニ (演:リディア・アルフォンシ)
- バルトロメオ(演:ピエトロ・デ・シルヴァ)
- ヴィットリーノ(演:フランチェスコ・グッツォ )
- 作業着の男(演:マッシモ・ビアンキ)
- ナレーター
- 『ライフ・イズ・ビューティフル』の用語
- ホロコースト
- ジュゼッペ・ガリバルディ(1807年 - 1882年)
- フランチェスコ・ペトラルカ(1304年 - 1374年)
- 『ライフ・イズ・ビューティフル』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- エリゼオ・オレフィチェ「ヒマワリは太陽に頭を垂れるが地に着くほど垂れるのは枯れた時だ。給仕は召し使いではない。もてなしとは神が成したもうた技術なのだ。」
- ドーラ「私の夫と息子があの列車に乗っているんです。私も乗ります。あの列車に乗りたいんです。」
- ナレーター「これが私の物語だ。父が私にしてくれたこと。それこそが贈り物だった。」
- 『ライフ・イズ・ビューティフル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 着想のヒントはロベルト・ベニーニの父親であるルイジ・ベニーニの強制収容所での体験談
- 本作のタイトルの元ネタはロシアの革命家レフ・トロツキーの言葉
- 妻役のニコレッタ・ブラスキは公私共にロベルト・ベニーニのパートナー
- 『ライフ・イズ・ビューティフル』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ニコラ・ピオヴァーニ「La Vita è Bella」
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