aus（Yasuhiko Fukuzono）の徹底解説まとめ
aus（Yasuhiko Fukuzono）とは2000年代エレクトロニカを象徴する東京出身の電子音楽家、レーベルFLAU主宰者。10代から実験映像作品の音楽を手がけ、2004年にaus名義で活動を始め、2006年にアルバム『Sonorapid』でインディーズデビューを果たした。2008年にアルバム『After All』を発売した後、自身の音楽活動は休止状態。2017年の空き巣被害を乗り越え、2023年に15年ぶりのアルバム『Everis』を発売した。
aus（Yasuhiko Fukuzono）の概要
aus（Yasuhiko Fukuzono）とは1983年生まれ、東京出身の電子音楽家、レーベルFLAU主宰者。10代の頃より実験映像作品の音楽を手がけ、2004年にYasuhiko Fukuzono（フクゾノ・ヤスヒコ）によるソロプロジェクトaus（アウス）名義で音楽活動を始めた。
2006年にアメリカ・ニューヨークのレーベルからアルバム『Sonorapid』でインディーズデビューし、2000年代エレクトロニカの象徴的なアーティストのひとりになる。ただし、2006年12月に設立したレーベルFLAUなどの業務が多忙を極め、自身の音楽活動は2008年発売のアルバム『After All』以来、休止状態に陥った。
さらに2017年の事務所兼住宅の空き巣被害も乗り越え、2023年にシングル『Until Then / それまで』とアルバム『Everis』で自身の音楽活動を再開した。
aus（Yasuhiko Fukuzono）の活動経歴
2004年にaus始動
aus主宰レーベルFLAUの公式サイト掲載のアーティスト写真
Yasuhiko Fukuzono（フクゾノ・ヤスヒコ）は1983年に東京で生まれた。早稲田大学2年生の頃、ソロプロジェクトにaus（アウス）という名前をつけ、大学3年生の2004年にaus名義でベルギーのレーベルからCD-R限定の1stアルバム『Kangaroo Note』（2004年6月12日）を発売。2ndアルバム『Crowding』（2005年2月12日発売）も続いた。
2006年にインディーズデビュー
小野島大のnote「ausインタビュー ：リミックス・アルバム『Revise』を巡って」（2023年12月14日）より
アメリカ・ニューヨークのレーベルから3rdアルバム『Sonorapid』（2006年6月20日）を発売し、インディーズデビューを果たす。続いて4thアルバム『Lang』（2006年11月1日）、5thアルバム『Curveland』（2007年3月5日）、6thアルバム『After All』（2008年12月12日）を発売。
その後はレーベル運営などが忙しく、リミックス集やコンピレーション以外のオリジナル作品の発売は長らく休止状態になる。
2017年に空き巣被害
UNCANNY（アンキャニー）のインタビュー記事［Interview］aus － “Fluctor”（2024年11月28日）より
2017年7月7日と9月18日の2回におよび、FLAUの事務所兼住宅は空き巣被害に遭い、機材や音源データ、パソコン、衣類など無数の物品を失った。犯人は逮捕・起訴に至ったが、2018年2月19日に刑事・民事ともに示談。その経緯はFLAUの公式サイトに「空き巣被害のその後の状況について」という報告がある（2018年8月3日）。
2023年に復活
長岡亮介（Ryosuke Nagaoka）とのコラボEP『Layland』（2023年12月27日）発売時のアーティスト写真（左→右：aus、長岡亮介）
シングル『Until Then / それまで』（2023年1月27日）、7thアルバム『Everis』（2023年4月26日）を発売し、ausは15年ぶりに復活した。さらに8thアルバム『Fluctor』（2024年11月27日）も発売するなど、精力的に活動している。
aus（Yasuhiko Fukuzono）のプロフィール・人物像
UNCANNY（アンキャニー）のインタビュー記事［Interview］aus － “Everis”（2023年4月30日）より
Yasuhiko Fukuzono（フクゾノ・ヤスヒコ）は1983年生まれ、東京出身の電子音楽家（エレクトロニカなど）、レーベルFLAU主宰者（2006年12月〜）。
早稲田大学（心理学専攻）卒業後、2004年からアーティスト名・aus（アウス）でソロプロジェクトを展開し、2006年にアルバム『Sonorapid』でアメリカ・ニューヨークのレーベルよりインディーズデビューを果たした。
2008年発売のアルバム『After All』以降、レーベル業務の多忙などにより自身の音楽活動は休止状態に陥る。2017年には空き巣被害に遭い、機材やデータを失ったものの、2023年に15年ぶりのアルバム『Everis』を発売し、復活するというタフさを持ち合わせている。
aus（Yasuhiko Fukuzono）のディスコグラフィー
シングル・EP
「Until Then / それまで」
2023年1月18日発売
全2曲のシングル『Until Then / それまで』（2023年1月27日発売）のタイトル曲を先行配信した。
『Until Then / それまで』
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目次 - Contents
- aus（Yasuhiko Fukuzono）の概要
- aus（Yasuhiko Fukuzono）の活動経歴
- 2004年にaus始動
- 2006年にインディーズデビュー
- 2017年に空き巣被害
- 2023年に復活
- aus（Yasuhiko Fukuzono）のプロフィール・人物像
- aus（Yasuhiko Fukuzono）のディスコグラフィー
- シングル・EP
- 「Until Then / それまで」
- 『Until Then / それまで』
- 「Swim」
- 「Landia」
- 「Make Me Me (feat. Grand Salvo)」
- 「Steps (Li Yilei Remix)」
- 「Swim (Hanakiv Remix)」
- 「Past From (Rebelski Remix)」
- 「Neanic (Patricia Wolf Remix)」
- 「Make Me Me (marucoporoporo Remix)」
- 「Further (Grantby Remix)」
- 「Landia (John Beltran Remix)」
- 「Memories (JQ Remix)」
- 「Halsar Weiter (Ocean Moon Remix)」
- Seahawks「Space Oracle (aus Remix)」
- Kumi Takahara「The Old Dreams (aus Remix)」
- Ryosuke Nagaoka & aus『Layland』
- Sogen「Banjo Falls (aus Remix)」
- Niia「Idk what to tell my friends (aus remix)」
- Cuushe「Faded Corners (aus Reprise)」
- 「Another」
- 「Silm」
- 「Stipple Realm」
- 「Celestial」
- 「Dear Companion (feat. Meg Baird)」
- アルバム
- 『Kangaroo Note』
- 『Crowding』
- 『Sonorapid』
- 『Lang』
- 『Curveland』
- 『Lang Remixed』
- 『Antwarps』
- 『After All』
- 『Light in August, Later』
- 『ReCollected』
- HAU（Henning Schmiedt & aus）『Underneath』
- 『Everis』
- 『Revise』
- aus & Danny Norbury『Better Late Than Never』
- 『Fluctor』
- aus（Yasuhiko Fukuzono）の代表曲とミュージックビデオ（MV/PV）
- Swim
- Until Then / それまで
- Landia
- Make Me Me (feat. Grand Salvo)
- aus（Yasuhiko Fukuzono）の名言・発言
- 「最初は兄に聴かせることが目的でした」
- 「あの一件によって、音楽制作は完全にストップしてしまいました」
- 「淡々となだらかな流れを追求しました」
- aus（Yasuhiko Fukuzono）の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- アーティスト名ausの由来
- 空き巣の犯人は同業者
- アルバム『Everis』は造語