田中眼蛇夢(ダンガンロンパシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

田中眼蛇夢(たなかがんだむ)は『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級の飼育委員」。どんな動物でも手懐けることができる人物であり、絶滅危惧種の繁殖に成功したこともある。中二病的な言動が多く、マフラーの中で飼う4匹のハムスターに破壊神暗黒四天王という名前をつけている。命を扱う立場であることから、生きることに関する責任感は人一倍強い。

田中眼蛇夢の概要

田中眼蛇夢(たなかがんだむ)はスパイク・チュンソフトのゲーム『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級の飼育委員」。自他共に認める動物マニアで、どんな動物でも手懐けることができる。その様子は動物と会話ができると言われるほど。絶滅危惧種の繁殖に成功したこともあり、動物に関してはまさにエキスパートである。命を扱う立場であることから、生きることに関する責任感は人一倍で、生存を諦めているものに対しては忌避感や悲しみを抱く。
田中には中二病な一面があり、自分のことを「俺様」ということがある。またマフラーの中で飼う4匹のハムスターには破壊神暗黒四天王という称号をつけている。それぞれの名前はひまわりの種を持ち歩いているのがサンD、よく眠るのがジャンP、左耳が少し切れているのがマガG、4匹の中で最も体が大きいのがチャンP。

『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』において、田中とのイベントで習得できるスキルは、ノンストップ議論でサイレンサーの威力が上昇する「I.U.F.(インフィニティアンリミテッドフレイム)」。

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田中眼蛇夢のプロフィール・人物像

身長:182cm
体重:74kg
胸囲:93cm
血液型:B型
誕生日:12月14日
好きなもの:破壊神暗黒四天王
嫌いなもの:俗世
出身校:ファザール商業高校
CV:杉田智和
舞台版キャスト:井上正大

田中は灰色のメッシュが入った黒髪の人物で、眉毛をそっている。左目にある傷のようなものはタトゥー。右目には赤いカラーコンタクトを入れてオッドアイのようにしている。服装は全体的に紫色や灰色、黒色で固めている。首にマフラーを巻いており、これは破壊神暗黒四天王というハムスターの住処にもなっている。
「超高校級の飼育委員」だけあって、動物に対する愛情は深い。また命を軽んじるものに対しては忌避感を抱いている。自らを毒手の持ち主だとうそぶくなど中二病な一面もあるが、根は真面目で思いやりがある他、寂しがり屋である。

田中眼蛇夢の称号:超高校級の飼育委員

田中は「超高校級の飼育委員」という肩書であらゆる分野で超高校級の生徒のみを集めた学校「希望ヶ峰学園」に入学する。動物と会話ができると言われるほど動物のことを理解しており、どんな動物でも手懐けることができる。絶滅危惧種の繁殖にも成功した実績がある。

田中眼蛇夢の来歴・活躍

絶望に堕ちる第77期生

ファザール商業高校に在籍していた田中は絶滅危惧種の繁殖成功などの実績により、希望ヶ峰学園に第77期生として入学する。第77期生には副担任として雪染ちさ(ゆきぞめちさ)という女性が就いた。彼女は新任教師だが、不登校が多かったクラスの生徒を訪問し全員を出席させるなど生徒のために精力的に働く人物だった。しかし彼女は「超高校級の絶望」である江ノ島盾子(えのしまじゅんこ)と戦刃むくろ(いくさばむくろ)によって絶望的思想を植え付けられてしまう。
その結果、教え子である「超高校級のゲーマー」七海千秋を公開処刑に追いやる。田中を含めた第77期生の生徒たちは江ノ島が「超高校級のアニメーター」御手洗亮太(みたらいりょうた)を脅して完成させた「洗脳ビデオ」と、七海の悲惨な結末を見せつけられ、絶望的思想に染まり切ってしまった。

江ノ島が蔓延させた絶望により、希望ヶ峰学園は崩壊。それに乗じて第77期生は死を偽装され、世界各地で同時多発テロを開始する。田中は大蛇など数多くの動物を引き連れてテロを起こした。これは「人類史上最大最悪の絶望的事件」と呼ばれるようになる。

コロシアイ修学旅行

事件から約1年後、シェルター化した希望ヶ峰学園で江ノ島が第78期生を対象に「コロシアイ学園生活」をスタートさせた。そこで江ノ島は「超高校級の希望」たる苗木誠に敗北して死亡するも、絶望的思想は消えなかった。田中たち第77期生は「絶望の残党」の中心的存在として世界に蔓延した絶望的思想による秩序の崩壊に対処する組織「未来機関」により危険視されていたため、処分の声も上がっていた。しかし彼らを救いたい苗木により、「希望更生プログラム」という精神を絶望から抜け出させる為のプログラムにかける。だがそこに「絶望の残党」により細工が加わったことで、プログラムは「コロシアイ修学旅行」となってしまう。

「コロシアイ修学旅行」は希望ヶ峰学園に在籍していた時点からの記憶がない状態で、南国のリゾート地「ジャバウォック島」で始まった。当初は「他の生徒たちと仲良くして希望のカケラを集める」ことが目的の平和な修学旅行だったが、白と黒のクマのぬいぐるみ・モノクマの出現により「コロシアイ修学旅行」へと変わってしまった。
田中は「超高校級のマネージャー」である弐大猫丸(にだいねこまる)を殺害。その犯行が暴かれたことで「おしおき」されて死亡する。しかしこれはプログラムの中なので、実際は脳死に近い昏睡状態に陥ることになった。

第77期生の絆

プログラムにかけられていた生徒たちは、人工的な「超高校級の『希望』」となった日向創により絶望に染まる前の状態に戻された。昏睡状態に陥っていた田中も復帰を果たす。その後は第77期生の皆で、己の罪を償うために「絶望ビデオ」を応用して人間の負の感情を強制的に消し去る「希望のビデオ」を配信しようとする御手洗の説得に向かう。田中は鷹を操る強襲部隊員を退ける。御手洗の説得に成功した後は、未来機関で起きた「KOROSIAI GAME」は自分たちの仕業だと偽ることで機関の瓦解を防ぎ、第77期生の皆は旅立った。

田中眼蛇夢の関連人物・キャラクター

ソニア・ネヴァーマインド

「超高校級の王女」。第77期生の生徒であり、田中に対しては動物も含めて興味を抱いている。田中の方は自分に興味津々な彼女に困惑気味である。

超高校級の詐欺師

画像では十神白夜に変装。

第77期生の「超高校級の詐欺師」。本名は不詳であり、基本的に誰かに成りすました状態で登場する。希望ヶ峰学園入学時は第78期生の十神白夜に成りすましていた。ドラマCDではスカウトの黄桜公一(きざくらこういち)に成りすまして、田中たちのことをスカウトしたという話が聞ける。

田中眼蛇夢の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「生を諦めるなど…そんなものは”生に対する侮辱”でしかない!」

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