Cocco(こっこ)の徹底解説まとめ

Cocco(こっこ)とは沖縄県那覇市出身のシンガーソングライター・女優・絵本作家・エッセイスト・小説家・アーティスト。1996年インディーズデビュー、1997年メジャーデビュー。中島みゆきのように情念的な歌詞とNirvana(ニルヴァーナ)のようなグランジサウンドの融合が特徴的。代表曲は「強く儚い者たち」や「樹海の糸」。音楽活動の休止と再開、環境活動、拒食症と自傷、映画や舞台への出演、アパレルブランドの立ち上げなどで注目を集める。1999年に未婚のまま息子を出産したシングルマザーでもある。

2000年7月26日発売

1. 星に願いを
2. かがり火

9thシングル。タイトル曲「星に願いを」は4thアルバム『サングローズ』(2001年4月18日発売)、カップリング曲「かがり火」は3rdアルバム『ラプンツェル』(2000年6月14日発売)の収録曲でもある。

『羽根〜lay down my arms〜』

2001年2月21日発売

1. 羽根〜lay down my arms〜
2. Drive you crazy
3. 箱舟

10thシングル。タイトル曲「羽根〜lay down my arms〜」は黒沢清監督、加藤晴彦・麻生久美子主演のホラー映画『回路』(2001年公開)の主題歌にもなった。カップリング曲「Drive you crazy」はCoccoによる英語詞、根岸孝旨のベース、イントロとアウトロのオルゴールサウンドが印象的。

『焼け野が原』

2001年4月18日発売

1. 焼け野が原
2. アネモネ
3. バニラ
4. Rainbow
5. 愛の歌

11thシングル『焼け野が原』。2001年から2006年にかけて音楽活動を休止する前の最後のシングルとして、シークレットトラック「愛の歌」を含む5曲を収録している。4曲目「Rainbow」は作詞・作曲・編曲ともに根岸孝旨が所属する音楽ユニットDr.StrangeLove(ドクター・ストレンジ・ラヴ)が手がけた。

『ガーネット / セレストブルー』

2004年8月15日発売

1. ガーネット
2. セレストブルー

Cocco2作目の絵本『南の島の恋の歌』(河出書房新社、2004年8月15日発売)の購入者のみ購入可能だったCDシングル。

『音速パンチ』

2006年2月22日発売

CD

1. 音速パンチ
2. どしゃ降り夜空
3. 流星群

DVD(初回盤のみ)

1. 音速パンチ(ビデオクリップ)

12thシングル『音速パンチ』(おんそくパンチ)。音楽活動休止(2001年〜2006年)を経て再開後、初のシングル。今回から作詞・作曲のクレジット表記が「こっこ」ではなく「Cocco」になった。また、プロデュースは根岸孝旨ひとりではなく、Dr.StrangeLoveのギター&ボーカル長田進(おさだすすむ)とCocco自身も加わった。

『陽の照りながら雨の降る』

2006年5月24日発売

12cmCD

1. 陽の照りながら雨の降る
2. 手の鳴るほうへ
3. コンポジションA

8cmCD(初回盤のみ)

1. blue bird

13thシングル『陽の照りながら雨の降る』。初回盤のみ付属した8cmCDの収録曲「blue bird」は塚本晋也監督、浅野忠信主演の映画『ヴィタール』(2004年公開)のエンディングテーマにもなった。

『ジュゴンの見える丘』

2007年9月15日発売
(2007年11月21日に全国盤を発売)

沖縄限定盤

1. ジュゴンの見える丘
2. ジュゴンの見える丘(カラオケ)

全国盤

1. ジュゴンの見える丘
2. Never ending journey(Radio edit)
3. Heaven's hell(LIVE at NHK『夏うた』)
4. お菓子と娘(Radio Session at FM802)

14thシングル。タイトル曲「ジュゴンの見える丘」は、テレビ朝日系ドキュメンタリー番組『テレメンタリー2007 人魚の棲む海〜ジュゴンと生きる沖縄の人々〜』(2007年11月26日放送)のテーマ曲。そのドキュメンタリー番組でナレーションを担当したCoccoは、このテーマ曲を沖縄の米軍基地移設予定地の海に姿を現した2頭のジュゴンに捧げた。

『こっこさんの台所CD』

2009年9月16日発売

1. 絹ずれ(春)
2. the end of Summer(夏)
3. バイバイパンプキンパイ(秋)
4. 愛について(冬)

15thシングル。文芸雑誌『papyrus(パピルス)』の連載「こっこさんの台所」、書き下ろしエッセイ、グラビア、オリジナルレシピなどからなるCoccoの書籍『こっこさんの台所』(2009年8月15日、幻冬舎)より派生した。

『ニライカナイ』

渡辺和歌
渡辺和歌
@watanabe-waka

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