Cocco(こっこ)の徹底解説まとめ

Cocco(こっこ)とは沖縄県那覇市出身のシンガーソングライター・女優・絵本作家・エッセイスト・小説家・アーティスト。1996年インディーズデビュー、1997年メジャーデビュー。中島みゆきのように情念的な歌詞とNirvana(ニルヴァーナ)のようなグランジサウンドの融合が特徴的。代表曲は「強く儚い者たち」や「樹海の糸」。音楽活動の休止と再開、環境活動、拒食症と自傷、映画や舞台への出演、アパレルブランドの立ち上げなどで注目を集める。1999年に未婚のまま息子を出産したシングルマザーでもある。

1997年3月21日発売

1. カウントダウン
2. 遺書。
3. Way Out

1stシングル『カウントダウン』。ビクターエンタテインメントの社内レーベルSPEEDSTAR RECORDS(スピードスター・レコーズ)からメジャーデビューを果たした。

『強く儚い者たち』

1997年11月21日発売

1. 強く儚い者たち
2. 晴れすぎた空

2ndシングル。タイトル曲「強く儚い者たち」(つよくはかないものたち)は日本航空「JALハワイ・キャンペーン」のCMソングにもなった。Coccoのシングルのなかで最高の売上を誇る代表曲。

『Raining』

1998年3月21日発売

1. Raining
2. 裸体

3rdシングル。タイトル曲「Raining」(レイニング)は庵野秀明監督による実写映画『式日』(2000年公開)のエンディングテーマにもなった。

『雲路の果て』

1998年10月7日発売

1. 雲路の果て
2. あなたへの月(NEW MIX)

4thシングル『雲路の果て』(くもじのはて)。カップリング曲「あなたへの月」は2ndアルバム『クムイウタ』(1998年5月13日発売)の収録曲だが、アレンジの異なる新たなミックスバージョンになっている。

『樹海の糸』

1999年4月14日発売

1. 樹海の糸
2. Again

5thシングル『樹海の糸』(じゅかいのいと)。2ndシングル『強く儚い者たち』に次ぐ売上を誇る人気曲。タイトル曲「樹海の糸」はNHK総合テレビ・ドラマ10の連続ドラマ『運命に、似た恋』の主題歌にもなった(放送:2016年9月〜11月、作:北川悦吏子、主演:原田知世・斎藤工)。

『ポロメリア』

1999年10月14日発売

1. ポロメリア
2. Sweet Berry Kiss

6thシングル。タイトル曲の曲名「ポロメリア」とは「プルメリア」のこと。ハワイでは花をレイ(首飾りなどの装飾品)として用いるキョウチクトウ科の植物である。Cocco初の書き下ろし長篇小説『ポロメリア』(2010年5月26日、幻冬舎)とも連動している。

『水鏡』

2000年4月26日発売

1. 水鏡
2. 寓話。

7thシングル『水鏡』(みずかがみ)。タイトル曲「水鏡」はCoccoらしい切ない歌詞とプロデューサー根岸孝旨(ねぎしたかむね)がかき鳴らすエレキギターの対比が印象的。

『けもの道』

2000年6月28日発売

1. けもの道
2. 真冬の西瓜
3. つめたい手

8thシングル。タイトル曲「けもの道」はCocco最初期の衝撃的な2曲「首。」と「カウントダウン」のようなグランジ。Coccoの吐息と叫び、根岸孝旨の激しいギター、ヴィオラ奏者・村山達哉によるストリングスアレンジが特徴的。

『星に願いを』

渡辺和歌
渡辺和歌
@watanabe-waka

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