SK∞ エスケーエイト(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『SK∞ エスケーエイト』とは、2021年1月9日から放送された、スケートボードを題材にした青春オリジナルアニメーションである。監督は内海紘子、アニメーション制作はボンズ。舞台は沖縄。そこでは閉鎖された鉱山をスケートボードで滑り降りるルール無用の危険な極秘レース 「S(エス)」が行われていた。中でもそこで行われる「ビーフ(決闘)」に、多くの人々が熱狂していた。スケートボードが大好きな高校二年生・暦も、「S」にハマってた一人。 暦はカナダからの帰国子女で転校生・ランガを「S」に誘う。
決勝戦は愛抱夢がランガとの試合のためだけに用意した特別なコースで行われる。スタート地点では、この日のために新調したコスチュームを身にまとった愛抱夢が待っていた。
レース早々、愛抱夢は無茶苦茶な妨害をランガにしかけてくる。ランガは愛抱夢のペースに乗せられてしまい、次第にヤケになっていった。しかし歴が新しく作ってくれたスケートボードに描かれていた「FUN(楽しい)」という言葉を見て我に返る。「そうだ、スケートは、楽しい!」と思い直し、再びレースに向かい合った。
自分の殻に閉じこもる愛抱夢にランガは必死に語りかける。やがてそれは口喧嘩に発展し、ついにはふたりともスケートボードから落ちてしまった。立ち上がったランガは愛抱夢に「一緒に滑ろう」と笑顔を見せる。その時愛抱夢の幼少の頃の、菊池との思い出が脳内に過ぎった。「1人じゃ、楽しくない」というランガの言葉にこうするように、愛抱夢がつけていた仮面が割れ、素顔が顕になる。正気に戻った愛抱夢はランガと正々堂々とレースをした。結果はランガの勝利。歴達はランガの健闘を讃えて喜んだ。
後日ランガの勝利を祝して、スケボーショップ「DOPE SKETCH」の屋上でパーティーが開かれる。すると突然ヘリコプターがやってきて愛抱夢が飛び降りた。愛抱夢もランガの勝利を祝おうと花束を持って駆けつけたのだ。
これからも歴やランガ達の楽しいスケートボードライフは続いていく。
『SK∞ エスケーエイト』の登場人物・キャラクター
主要人物
喜屋武 暦 (きゃん れき)
CV:畠中祐
舞台演者:木津つばさ
沖縄県在住。
高校二年生。
「S」ネームは「レキ」。
赤髪でヘアバンドを巻いているのが特徴。
スケートボードに熱中しており、明るく活発。
家族は祖母と父と、母の正恵、妹の月日(こよみ)、更に双子の幼い妹の七日 (ななか)と千日(ちひろ)がいる。
スケボーショップ「DOPE SKETCH」でアルバイトをしている。
スケートボードのデッキの改造も自ら行うなど、メカニックである。
馳河 ランガ (はせがわ らんが)
CV:小林千晃
舞台演者:滝澤諒
カナダから、暦のクラスに転校してきた帰国子女のハーフ。
高校二年生。
「S」ネームは「スノー」。
髪は薄青、肌は色白。
口数が少なく、ぼーっとしていることが多い。
病院に勤める母の菜々子と二人で暮らしている。
父のオリバーは、既に亡くなっている。
2歳の頃からのスノーボードを楽しんでいたが、父の死をきっかけにスノーボードをやらなくなってしまった。
「S」に巻き込まれたことがきっかけで、スケートボードにのめり込んでいくことになる。
「S」関係者
知念 実也 (ちねん みや)
CV:永塚拓馬
舞台演者:輝山立
中学一年生。
スケートボードの日本代表候補。
「S」ネームは「MIYA(ミヤ)」。
黒髪。
「S」では、猫耳のパーカーと尻尾付きのショートパンツ姿。
生意気な態度で、素直ではない性格。
ゲームが好きで、実力の劣る暦を「スライム」呼ばわりしていた。
昔、スケートボードの成績が優秀過ぎた為、スケボー仲間に嫉妬され、離れて行ってしまった経験を持つ。
比嘉 広海 (ひが ひろみ)
CV:三宅健太
舞台演者:木内太郎
表の顔は、心優しい花屋「チューリップ」の店員。
店長に恋心を抱いている。
「S」ネームは「シャドウ(Shadow)」。
「S」界のアンチヒーロー。
髪は橙。有名なメタルバンド風のメイクをしている。
あらゆる反則級のトリックを使い、「ビーフ」の相手を翻弄する。
「S」の会場までは、店名をガムテで隠した店の車を使って移動している。
「S」では汚い手口で強気な態度を取っているものの、花屋で働いている時は、奥手で優しい性格。
話が進むにつれて、暦やランガたちの保護者的な役割を担うようになっていく。
桜屋敷 薫 (さくらやしき かおる)
CV:緑川光
舞台演者:久保田秀敏
表の顔は有名なAI書道家。
眼鏡と掛け和服姿。
ピンク色の長髪が特徴的。
「S」ネームは「Cherry blossom(チェリーブロッサム)」。
「S」の初期からのメンバーであり、実力者の一人。
髪を一つに結び、忍者のような衣装を着ている。
スケートボードは、AIの「C(カーラ)」のアシストで、計算された理論的な滑りをする。
また、状況に応じてデッキが変形する機能も搭載されている。
普段は冷静で紳士な対応をしているが、幼馴染の虎次郎と会うと、低レベルな口喧嘩が始まり、なにかといがみ合っている。
南城 虎次郎 (なんじょう こじろう)
CV:松本保典
舞台演者:伊万里有
表の顔は、イタリア料理店のオーナーシェフ
髪は緑。
陽気で女好き。
「S」ネームは「ジョー(Joe)」。
「S」の初期からのメンバーであり、実力者の一人。
逞しい肉体から繰り出される豪快な滑りが特徴。
「S」の観客からは「最速のシックスパック」と称されている。
薫とは幼馴染であり、会う度に競い合い、いがみ合っている。
暦やランガ達に対しては、相談に乗ったり助言したりとなにかと気に掛けている。
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目次 - Contents
- 『SK∞ エスケーエイト』の概要
- 『SK∞ エスケーエイト』のあらすじ・ストーリー
- スケートボードの過酷な試合”S”
- 暦とランガの出会い
- ランガとMIYAの”ビーフ(決闘)”
- 歴と愛抱夢の”ビーフ(決闘)”
- ランガと愛抱夢の”ビーフ(決闘)”
- ”S”トーナメント 予選
- ”S”トーナメント 本戦第1回戦
- わかりあう歴とランガ
- ”S”トーナメント 本戦第2回戦
- ”S”トーナメント 決勝戦
- 『SK∞ エスケーエイト』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 喜屋武 暦 (きゃん れき)
- 馳河 ランガ (はせがわ らんが)
- 「S」関係者
- 知念 実也 (ちねん みや)
- 比嘉 広海 (ひが ひろみ)
- 桜屋敷 薫 (さくらやしき かおる)
- 南城 虎次郎 (なんじょう こじろう)
- 神道 愛之介 (しんどう あいのすけ)
- 菊池 忠(きくち ただし)
- 喜屋武 暦 (きゃん れき)の家族
- 喜屋武 正恵 (きゃん まさえ)
- 喜屋武 月日 (きゃん こよみ)
- 喜屋武 七日 (きゃん ななか)・喜屋武 千日 (きゃん ちひろ)
- 馳河 ランガ (はせがわ らんが)の家族
- 馳河 菜々子(はせがわ ななこ)
- オリバー
- その他
- 岡 正吉(おか しょうきち)
- スケッチー
- 鎌田 貴理子(かまた きりこ)
- 花屋「チューリップ」の店長(本名不明)
- 『SK∞ エスケーエイト』の用語
- S(エス)
- ビーフ(決闘)
- 『SK∞ エスケーエイト』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 喜屋武暦「この沖縄に舞う、白い雪を…」
- 馳河ランガ「暦がいるから感じるんだ、楽しいって」
- 『SK∞ エスケーエイト』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アフレコ収録直後に、YouTubeのキャストコメント収録をしていた
- 暦とその母の声優は実際に親子の関係
- エンディングのNG集映像が11話から変更になった
- 『SK∞ エスケーエイト』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Rude-α 「Paradise」
- ED(エンディング):優里「インフィニティ」
- 挿入歌:ASH DA HERO「Dimensions of the Wind」
- 挿入歌:Jon Underdown「Behind the Mask」
- 『SK∞ エスケーエイト』の関連リンク