花咲ける青少年(漫画・アニメ・舞台)のネタバレ解説・考察まとめ

『花咲ける青少年』とは、白泉社の『LaLa』で1987年から1994年の間に連載された樹なつみによる少女漫画作品。およびそれを原作としたテレビアニメ、舞台作品。世界的大企業バーンズワース財閥の会長ハリーの一人娘である、主人公花鹿の夫探しゲームが軸となり、花鹿が恋と運命に立ち向かうロマンチックサスペンス。純粋で恐れをしらない美少女花鹿に、夫候補である男性はみな惹かれていく。夫候補には王子に財閥と華やかな男性達が登場する。

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19世紀に金で爵位を買った成金貴族であるヴォルカン男爵家の当主で、バーンズワースと提携を結ぶ事実上の傘下企業ヴォルカングループの会長。復讐のために弟のアラン以上の美貌の子供を作ろうとし、強引に結婚したクリスティンに死んだアランの精子を人工授精させ、ユージィンを出産させた。

ピエール・ド・ヴォルカン

ヴォルカングループの社長。ユージィンの一番上の兄。

グザビエ・ド・ヴォルカン

オーギュストの次男で、ユージィンの2番目の兄。

クリスティン・ド・ヴォルカン

オーギュストの3人目の妻で、ユージィンの母親。50代のオーギュストに18歳の時に嫁がされ、彼の死んだ弟の精子で妊娠させられ、「亡霊が育っている」と怯え自殺未遂を繰り返す日々の末出産させられたため、19歳の若さで3階の自室の窓から投身自殺を遂げた。

先代ヴォルカン男爵夫人(せんだいヴォルカンだんしゃくふじん)

オーギュストの母親で、ユージィンの祖母。容姿が自身と釣り合わない夫を拒絶し、その夫に似た長男オーギュストを愛さず、自身によく似た次男アランだけを溺愛した。

アラン・ド・ヴォルカン

オーギュストの弟で、ユージィンの生物学上の父親。母親の美貌を受け継いだが、女性にもお金にもだらしなく、事故で植物状態となった3年後に死亡した。

その他

山手由依(やまて ゆい)

画像左が由依。

CV:松来未祐
花鹿が日本の中学校に転入した際にクラスメートになった女生徒。花鹿が日本を去った後も、連絡を取り合う。花鹿に初恋に似た感情を抱いていた。

ライアン

ハリーの秘書。

オーバック

ヴォルカン男爵家の執事で、ユージィンの事を心配し、ユージィンを救って欲しいと花鹿に頼んだ。

エディ・ロバーツ

CV:間宮康弘
演:北代高士(vol.2-)
フリーランスの記者。パリでユージィンのスキャンダルを追っていた事があり、ラギネイのイズマル邸で出会ったユージィンと知り合いになった事をきっかけに、花鹿たやルマティと接触する事になる。その後、ルマティの単独インタビューを行った。

『花咲ける青少年』の用語

ラギ教(ラギきょう)

ラギネイ王国の宗教。陽(ひ)を神とする宗教で、太陽(ひ)に一番近い頭は神聖な場所となっているため、特に日中は頭をさらさぬ事と教典に書かれている。そのため、王族は頭を聖布で覆っている。女性の前で自らその布をとる事は、プロポーズの意味をもつ。

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