ふつうの軽音部(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ふつうの軽音部』(ふつうのけいおんぶ)とは、原作・クワハリと作画・出内テツオによる学園漫画。集英社のWeb漫画配信サービス『少年ジャンプ+』にて、2024年1月から連載を開始。ごく普通の軽音部を舞台に、高校生達の日常をコメディタッチで描いている。
主人公の鳩野ちひろ(はとの ちひろ)は、高校に入学して憧れの軽音部に入部した。しかしややコミュ障のちひろはバンドを組んだりするのにも一苦労。その傍らで同じ1年生はどんどんバンドを組んでいく。そんな中ちひろなりに頑張って、徐々に成長していくのだった。

谷九高校軽音部1年生の幸山厘(こうやま りん)は、主人公の鳩野ちひろ(はとの ちひろ)の歌声に魅了されて、ちひろをボーカルに据えた新たなバンドを結成するために暗躍するようになる。軽音部員関連の情報を手に入れ、自分に好意を寄せるヨンス(本名:田端 陽一/たばた よういち)を利用し、なるべく自然な流れで「ラチッタデッラ」を解散するように1つ、また1つ手を打っていく。そしてそのタイミングが来た時、厘は「機は熟した……」と呟く。側でそれを聞いていたちひろは「機は熟した」なんて言葉をリアルで言う人間がいることに驚いていた。

それからというもの、厘は自分の野望を叶えるためのタイミングが来る度に「機熟(機は熟したの略)」と言うようになる。この言葉を聞く度にちひろは何かしら事件が起きるのではないかと少しドキドキしている様子を見せるようになった。

『ふつうの軽音部』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

プロトタイプでは作画も原作クワハリ

『ジャンプルーキー!』の鳩野ちひろ(作画:クワハリ)。

『ふつうの軽音部』は『少年ジャンプ+』で連載を開始する前、『ジャンプルーキー!』で連載をしていた。『ジャンプルーキー!』とは、プロやアマチュア関係なく、自分のオリジナル漫画を簡単に公開できるサービス。『ジャンプルーキー!』で人気が出て、『少年ジャンプ+』で本格的に連載するということは多々ある。

『少年ジャンプ+』では、原作がクワハリと、作画が出内テツオだが、『ジャンプルーキー!』版では、原作のクワハリが作画も務めている。

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