ふつうの軽音部(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ふつうの軽音部』(ふつうのけいおんぶ)とは、原作・クワハリと作画・出内テツオによる学園漫画。集英社のWeb漫画配信サービス『少年ジャンプ+』にて、2024年1月から連載を開始。ごく普通の軽音部を舞台に、高校生達の日常をコメディタッチで描いている。
主人公の鳩野ちひろ(はとの ちひろ)は、高校に入学して憧れの軽音部に入部した。しかしややコミュ障のちひろはバンドを組んだりするのにも一苦労。その傍らで同じ1年生はどんどんバンドを組んでいく。そんな中ちひろなりに頑張って、徐々に成長していくのだった。
谷九高校の1年生で、ちひろのクラスメイトでもある。軽音部に所属しており、担当はドラム。2つの三つ編みのおさげが特徴。コミュニケーション能力も高く、明るくて見た目も華やか。軽音部に入部して、同じ中学だった大道優希(おおみち ゆうき)、乃木舞伽(のぎ まいか)と3ピースバンド「sound sleep」を結成。実力もあり、順風満帆に見えたが、舞加が付き合っていた「protocol.」の鷹見項希(たかみ こうき)にフラレて軽音部を辞めてしまう。その後「sound sleep」は解散し、ちひろと厘、藤井彩目(ふじい あやめ)の4人でバンド「はーとぶれいく」を結成した。
藤井彩目(ふじい あやめ)
谷九高校の1年生。軽音部に所属しており、担当はギター。ウルフカットにインナーカラーと派手な見た目が特徴。桃とは小学校が同じだった。「protocol.(プロトコル)」に所属しており、舞加と別れた鷹見と付き合っていたが、自身もフラれてしまい、バンドを脱退。軽音部も辞めようと思っていたが、ちひろに誘われて、最終的にちひろ、厘、桃の4人でバンド「はーとぶれいく」を結成した。
谷九高校軽音部
大道優希(おおみち ゆうき)
谷九高校の1年生。軽音部に所属しており、担当はギターボーカル。桃、舞加とは中学が同じで、谷九高校軽音部に入部してからは3ピースバンド「sound sleep」を結成していた。しかし舞加が「protocol.」の鷹見にフラれたことが原因で軽音部を辞めてしまう。その後、自身も2年の先輩と付き合うことになったが、タイミング的に桃に言いづらく黙っていた。それが原因で桃とケンカになり、関係が気まずくなる。その後、桃との関係は回復したが、「sound sleep」は解散。新たに「Color Circuit」というバンドを結成し、軽音部での活動を続けている。
鷹見項希(たかみ こうき)
谷九高校の1年生。軽音部に所属しており、担当はギターボーカル。「protocol.」のリーダーである。端正な顔立ちをしており、イケメンとして女子に人気。歌や演奏技術も周りから抜きん出ている。非常に女子にモテるが、それが原因でトラブルになることが多い。「sound sleep」のベース・舞伽と交際していたが、6月の校内ライブ直後に別れた。その後は同じバンドの彩目と付き合っていたが、夏休み明けに別れた。
水尾春一(みずお はるいち)
谷九高校の1年生。バレー部に所属していたが、その後軽音部に入部する。ちひろとは中学が同じだった。「protocol.」のギターボーカル・鷹見と交流があるようで、彩目が抜けた後、ギターとして「protocol.」に加入した。マイペースで表情の変化が乏しく、おまけに口数も少ないため、人に誤解されやすい。しかし本人に悪気はなく、性格はむしろ良い。
田口流哉(たぐち りゅうや)
谷九高校の1年生。軽音部に所属しており、担当はベース。「protocol.」のメンバーの1人。肩につくぐらいの長い髪と三白眼が特徴。ベースの技術も高く、ベースが弾ければそれでいいと思っているところがある。「はーとぶれいく」の幸山厘(こうやま りん)とはいとこ同士で、厘の暗躍に薄々気がついている。
遠野元(とおの げん)
谷九高校の1年生。軽音部に所属しており、担当はドラム。「protocol.」のメンバーの1人。ツーブロックにメガネでクールな雰囲気を持つ。1年生の中でもドラムの腕前が突出しており、桃が指導をお願いするほど。入学時から桃に片思いしているが、本人を目の前にすると素っ気なくてちょっと嫌味な態度を取ってしまう。しかし桃と話ができた時は嬉しくて、後で会話を文字起こししてスマホに記録している。
かっきー/柿田駿(かきた しゅん)
谷九高校の1年生。ニックネームは「かっきー」。軽音部に所属しており、担当はドラム。ちひろの最初のバンド「ラチッタデッラ」のメンバーだが、厘の策略でヨンス(本名:田端 陽一/たばた よういち)が抜けたことにより「ラチッタデッラ」は解散。その後、幼馴染の吉田佳織(よしだ かおり)のバンド「吉田商店」に加入した。吉田から告白されたことをきっかけに付き合い始め、高校3年間仲良く交際を続けたことが語られている。
田端陽一(たばた よういち)
谷九高校の1年生。ニックネームは「ヨンス」。軽音部に所属しており、担当はギターボーカル。お調子者で流行にも敏感。ただ調子にノリすぎるため、女子からはうざがられている。ちひろの最初のバンド「ラチッタデッラ」のメンバーだが、厘の策略でバンドを脱退し、軽音部も辞めた。それが原因で「ラチッタデッラ」は解散した。厘のことが好きなようで、軽音部を辞めてからもいいように使われている。かっきー(本名:柿田駿/かきた しゅん)に頼まれて、バンド「吉田商店」のボーカルとして軽音部に戻ってきた。
吉田佳織(よしだ かおり)
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目次 - Contents
- 『ふつうの軽音部』の概要
- 『ふつうの軽音部』のあらすじ・ストーリー
- 谷九高校軽音部に入部
- 厘の策略
- 散々なライブと修行
- 最後のメンバーと文化祭
- 文化祭
- 『ふつうの軽音部』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 鳩野ちひろ(はとの ちひろ)
- 幸山厘(こうやま りん)
- 内田桃(うちだ もも)
- 藤井彩目(ふじい あやめ)
- 谷九高校軽音部
- 大道優希(おおみち ゆうき)
- 鷹見項希(たかみ こうき)
- 水尾春一(みずお はるいち)
- 田口流哉(たぐち りゅうや)
- 遠野元(とおの げん)
- かっきー/柿田駿(かきた しゅん)
- 田端陽一(たばた よういち)
- 吉田佳織(よしだ かおり)
- 真島るり(まじま るり)
- 牧田宗平(まきた そうへい)
- 新田たまき(にった たまき)
- 山添悟(やまぞえ さとる)
- 丸太周平(まるた しゅうへい)
- その他
- 矢賀緑(やが みどり)
- 乃木舞伽(のぎ まいか)
- 巽玲羽(たつみ れいは)
- 二楷堂まわり(にかいどう まわり)
- ひかり先生(ひかりせんせい)
- 『ふつうの軽音部』の用語
- 谷九高等学校
- 谷九高等学校軽音部のバンド
- ラチッタデッラ
- sound sleep(サウンド スリープ)
- protocol.(プロトコル)
- はーとぶれいく
- 性的カスタマーズ(せいてきかすたまーず)
- Color Circuit(カラーサーキット)
- るりるり帝国(るりるりていこく)
- 吉田商店(よしだしょうてん)→ フライデーナイツ
- 永井公園
- 『ふつうの軽音部』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 幸山厘「機は熟した……(機熟)」
- 『ふつうの軽音部』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- プロトタイプでは作画も原作クワハリ