ガイコツ書店員本田さん（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.09.06

『ガイコツ書店員本田さん』とは、2015年から2019年に渡って連載されたエッセイ漫画である。作者は本田。単行本は全4巻で完結している。作者が自身の姿をガイコツに、同僚や上司はさまざまな被り物をした姿に置き換えて、書店で勤務中に起こった様々な体験を面白おかしく綴ったエッセイ漫画である。2018年にはアニメ化もされた。
漫画賞「全国書店員が選んだおすすめコミック」において2017年の12位を獲得した。

書店の上司たち

アーマー

CV：岡村朋美

本田の上司。女性。作中では西洋兜を被った姿で描かれる。
コミック売り場の係長で、BL漫画の棚を担当している。頻繁に仕事に追い詰められてパニックに陥っている。

魔術師

CV：中尾隆聖

流通課の係長。男性。作中では黒い頭巾を被った姿で描かれる。
常に社会情勢にアンテナを張り巡らせ、必要な書籍を大量かつ速やかに入荷させる手腕の持ち主。飲み会には今夜世界が平和なら参加すると言い、実際に顔を出すと拍手喝采が起こる。

出版業界人

フレデリック・トゥルモンド

CV：フレデリック・トゥルモンド

出版社「ユーロマンガ合同会社」及び「ユマノイド日本支社」の代表取締役。フランス語圏の漫画、いわゆる「バンド・デシネ」というジャンルを日本に広めるべく、自らポップや試し読み冊子を手作りして営業のために書店へ足を運んでいる。

アザラシ

CV：村瀬渉

本田の担当編集者。女性。作中では首から上がアザラシの姿で描かれる。新人漫画家の本田や後輩の編集者といった下の人間に対して面倒見が良い。アザラシの顔になったのは本人の希望。

『ガイコツ書店員本田さん』の用語

書店用語

雑誌扱いコミック

新刊が店に入荷した時点で速やかに棚に並べなければならないコミックス。発売日の5日前などであっても、入荷次第迅速に品出ししなければならない。

書籍扱いコミック

発売日を厳守しなければならないコミックス。品出しが早すぎても遅すぎてもだめ。
『ジャンプ』や『マガジン』、『サンデー』などの漫画の単行本が該当する。同じ出版社でもレーベルによって雑誌扱いか書籍扱いかが異なるので、担当者はきちんと覚えていなければならない。

初回特典

人気漫画の新刊に添付すべきノベルティ。しおりや小冊子といった紙製品から、ドラマCDやフィギュアなどの品物もある。手作業で一冊一冊封入しなければならないことが多く、品出し作業で時間を取られる。また人気アイドルによる実写化記念などで顔写真が印刷されていたりすると特典のみの盗難なども起こり得るため、工夫して封入する必要がある。

荷割れ

入荷するはずの物が予定通り届かないこと。新刊は届いたのに初回特典が荷割れした結果、発売日に間に合わず品出しができないということも起こる。

死に筋

『ガイコツ書店員本田さん』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

TakagiEa4

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