Nickelback(ニッケルバック)の徹底解説まとめ

「Nickelback」とは、チャド・クルーガーとマイク・クルーガーのクルーガー兄弟と、ライアン・ピーク、ダニエル・アデアによるカナダの4人組ロックバンドだ。1995年に同兄弟の出身地、カナダのアルバータ州ハンナで活動を開始。1997年に初のミニアルバム『ヘッシャー』を発表した。2001年リリースのシングル『How You Remind Me』が、ビルボードの2000年代総合シングルチャート4位で大ヒットを記録。アルバム売上枚数の多さだけでなく、非常に高い人気を誇るモンスターバンドへと成長した。

2002年08月28日発売

1. Too Bad(ディグラ・ミックス)
2. Yanking Out My Heart
3. Learn The Hard Way(アコースティック・ヴァージョン)
4. (エンハンスド)Too Bad ビデオ・トラック

こちらもアルバム『Silver Side Up』からの1曲で、Nickelbackらしさがあふれる重低音のロックサウンドが聴ける。チャド・クルーガーの父が幼いころに家を出ていった当時のことを歌った楽曲だとされており、思い入れのあるからかライヴでもセットリストに入ることが多い。

『Someday』

2003年08月29日発売

1. Someday(シングル・ミックス)
2. Someday(アルバム・ミックス)
3. Slow Motion

2003年9月発売のアルバム『The Long Road』に収録されており、先行シングルとして発売された。『How You Remind Me』と同タイプのバラード・ナンバーで、男女の恋愛を男性側の目線で歌った楽曲となっている。

『Photograph』

2005年09月14日発売

1. Photograph(エディット・ヴァージョン)
2. Photograph(アルバム・ヴァージョン)
3. We Will Rock You(Queenのカヴァー)
4. (エンハンスド)Photograph ビデオ・クリップ

「この写真をみてくれ」というキャッチーな歌詞から楽曲が始まる「Photograph」は、チャド・クルーガーの学生時代を歌ったものだ。“criminal record:犯罪歴”など、“ここが俺の育った場所”などPVでも随所に地元が写しだされ、“もう遅すぎるかもしれないけど戻って卒業すべきかな”とノスタルジックな気持ちも表現されており、彼の青春時代が思い浮かんでくる1曲だ。

『FAR AWAY』

2006年02月08日発売

1. FAR AWAY
2. Mistake(ライヴ・イン・エドモントン)
3. Photograph(アコースティック・ライヴ)
4. (エンハンスド)FAR AWAY ビデオ・クリップ

Nickelbackのバラードナンバーの1つ。PVでは消防士である彼が彼女を残して危険な火事の現場へ向かう。FAR AWAY(遠くへ行ってしまう)けれど、I Love Youと離れ離れになってしまった男女の気持ちをストレートな言葉で歌っている。

『This Afternoon』

2010年08月04日発売

1. This Afternoon(シングルエディット・ヴァージョン)
2. Next Go Round
3. This Afternoon(アルバムヴァージョン・インストルメンタル)

Nickelbackはノスタルジックなバラード、激しいロックナンバーであふれる中、たまに出現するコミカルなナンバーがある。「This Afternoon」もその1曲で、朝までパーティーをして遊びつくす日を歌っている。PVも彼らがパーティーの催し物の1つとして連れてこられ、バンド演奏をするといった何とも面白い内容となっている。

ミニアルバム

『ヘッシャー』

1996年3月10日発売

1. Where
2. Window Shopper
3. Fly
4. Truck

バンド結成後に自主制作アルバムとして地元でリリース。結成後間もない中でも、デビュー後にリリースされる『Curb』にも再収録される「Fly」が収録されているなど、バンドとしての演奏力・クオリティの高さが感じられる1枚だ。

アルバム

『Curb』

1996年5月15日発売

1. Little Friend
2. Pusher
3. Detangler
4. Curb
5. Where?
6. Falls Back On
7. Sea Groove
8. Fly
9. Just Four
10. Left
11. Window Shopper
12. I Don't Have

デビュー前に自主制作でリリースしたフルアルバム。バンド結成から間もない中で制作されたアルバムでありながら、今聴いても良い意味で何も変わらないNickelbackのバンドサウンドがこの1枚にある。既にこの時点でモンスターバンドとしての演奏力と歌唱力をみせつけている。

『The State』

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