令嬢アンナの真実(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『令嬢アンナの真実(原題:Inventing Anna)』とは、2022年にアメリカのプロダクション「ションダランド」によって制作された、Netflixのリミテッドドラマシリーズ。2018年にニューヨーク・タイムズが記事にした実際の詐欺事件をもとにしている。ドイツの令嬢であると嘘をつき、NYの上流階級を騙し続けた詐欺師、アンナ・デルヴェイ。女性記者が彼女を追い、徐々にその真実が明らかになっていく。スタイリッシュな映像と音楽と共に、アンナが華麗に人々を欺き落ちぶれていくまでの痛快さが魅力である。
サブ登場人物
アラン・リード (演:アンソニー・エドワーズ)
ニューヨークの名弁護士。アンナの説得により、彼女が設立を目論見るアート財団、「アンナ・デルヴェイ財団」の準備に協力することになる。若く知識もないアンナのことをはじめは受け入れずに断るものの、実家に頼りきって何もしない自身の娘とアンナを比べ、一生懸命な彼女を応援したい気持ちが沸いてくるようになる。アンナの嘘で塗り固めた経歴と人脈によって、気づけばすっかりアンナに騙され、大手銀行からの融資の手助けをしてしまう。
エイダ・キャサリン・マッコウ(演:レベッカ・ヘンダーソン)
アンナを逮捕させたいレイチェルが相談に向かった、刑事司法相談所の担当者。
ノラ・ラドフォード(演:ケイト・バートン)
アンナとヴァルと同居していた富裕層の女性。ニューヨークで影響力を持った女性たちと強いコネクションを持っており、アンナの事業を応援するために人脈を紹介してくれるようになる。
チェイス(演:サーメル・ウスマニ)
アンナの恋人で、アプリ「WAKE」を運営する会社の創業者。センスも頭もいいアンナに惹かれて付き合うようになる。
ポール(演:ティム・ギニー)
ヴィヴィアンの上司。過去に自分の失態をヴィヴィアンになすりつけ、自分だけが昇進したという因縁がある。ヴィヴィアンのアンナの記事の制作について渋るが、最終的には熱意に負けて制作を認める。
ランドン(演:アーマンド・シュルツ)
ポールとヴィヴィアンの上司。ヴィヴィアンのアンナの記事について渋るポールと同意見だったが、産休に入る手前のヴィヴィアンに同情し、期間限定で制作することを同意する。
その他登場人物
マグ(演:ケイトリン・フィッツジェラルド)
トッドの恋人。彼と同業者のため、アンナに夢中な彼を理解しようとするが、彼女への異常な熱意で二人の生活がないがしろにされ、怒りを覚えている。
ヴァル(演:ジェームズ・クサティ・モイヤー)
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目次 - Contents
- 『令嬢アンナの真実』の概要
- 『令嬢アンナの真実』のあらすじ・ストーリー
- アンナ・デルヴェイの調査開始
- 財団設立に向けたアンナの人脈作り
- ネフとアンナの関係
- モロッコでの事件
- アンナの出自と過去
- アンナの裁判
- 『令嬢アンナの真実』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- アンナ・デルヴェイ (演:ジュリア・ガーナー)
- ヴィヴィアン・ケント (演:アンナ・クラムスキー)
- トッド・スポデック(演:アリアン・モーエイド)
- レイチェル・ウィリアム (演:ケイティ・ロウズ)
- ケイシー・デューク (演:ラヴァーン・コックス)
- ネフ・デイヴィス(演:アレクシス・フロイド)
- ジャック(演:アンダーズ・ホルム)
- モード(演:アンナ・ディーバー・スミス)
- ルー(演:ジェフ・ペリー)
- バリー(演:テリー・キニー)
- サブ登場人物
- アラン・リード (演:アンソニー・エドワーズ)
- エイダ・キャサリン・マッコウ(演:レベッカ・ヘンダーソン)
- ノラ・ラドフォード(演:ケイト・バートン)
- チェイス(演:サーメル・ウスマニ)
- ポール(演:ティム・ギニー)
- ランドン(演:アーマンド・シュルツ)
- その他登場人物
- マグ(演:ケイトリン・フィッツジェラルド)
- ヴァル(演:ジェームズ・クサティ・モイヤー)
- タイラ・マレイ(演:マリカ・ドミンチク)
- ヘンリック・ナイト(演:ジョシュア・マリナ)
- ノア(演:クリストファー・ロウウェル)
- ビリー・マクファーランド(演:ベン・ラパポート)
- マーティン・シュクレリ(演:ウィル・ステファン)
- 裁判所の職員(演:ジェンマ・マキルヘニー)
- ミリカン医師(演:キーロン・J・アンソニー)
- シェリー・リード(演:トレイシー・ポラン)
- 『令嬢アンナの真実』の用語
- ライカーズ島
- フォートレス銀行
- Vanity Fair(ヴァニティ・フェア)
- 『令嬢アンナの真実』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アンナ・デルヴェイ「生活のためのお金ね」
- トッド・スポデック「NYにやってきたアンナは目は輝き、胸は高鳴っていました。ごく普通の25歳です。金持ちの親もコネもなく名門校出身でもない。チャンスを待てなかった。だから自分で作ったのです。誰の中にもアンナはいる。誰でも小さなウソをつく。履歴書にセールストーク、SNSでもです。アンナも先例にならって、なりたい自分になりきりました。これは罪じゃない。昔も今もです」
- ケイシー・デューク「怒りを鎮めるには、誰か別の人の話だと思うこと。怒りが収まったらまた自分のことに戻るの。自分の人生の主人公に」
- 『令嬢アンナの真実』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 登場する人物や舞台はフィクション
- アンナのアクセントは実際とは異なる独特のもの
- 実際のアンナ・ソローキンは模範囚として2年で釈放済
- 『令嬢アンナの真実』の主題歌・挿入歌
- OP (オープニング):クリス・バワーズ&ピエール・チャールズ「Main Title」
- 挿入歌:ミーガン・ジー・スタリオン「Do It On The Tip(Trailer Song)」