死神坊ちゃんと黒メイド(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『死神坊っちゃんと黒メイド』とは、2017年から2022年にかけて『サンデーうぇぶり』にて連載されていた漫画作品。作者はイノウエ。魔女によって「触れた生き物の命を奪う」呪いをかけられた貴族の坊っちゃんと、そんな坊っちゃんに仕えるメイドのアリスの純愛を描く、ファンタジー・ラブコメだ。両想いなのに触れられない坊っちゃんとアリスの切ない恋模様、2人を取り巻く個性豊かなキャラクターたちが、ファンから高く評価された。

坊っちゃんとアリスの未来

呪いが解け、お祝いムードになる坊っちゃんの周囲。ところがそんな中、アリスが姿を消してしまう。坊っちゃんが貴族の長男として生きていけることになったため、メイドという低い身分であるアリスは身を引こうとしたのだ。アリスの気持ちを知った坊っちゃんは、アリスを追いかけてプロポーズ。アリスはそれを受け入れ、2人の結婚が決まる。坊っちゃんはガーベラにアリスと結婚するため家を継がないことを報告し、アリスとロブを連れて別邸から街に引っ越した。愛するアリスや仲間たちに囲まれ、坊っちゃんの幸せな日々は続いていく。

『死神坊ちゃんと黒メイド』の登場人物・キャラクター

主要登場人物

坊っちゃん

CV:花江夏樹
本作の主人公。黒髪の天然パーマと、目の下のクマが特徴的な少年。それらを隠すため、いつもシルクハットを被っている。5歳のときに魔女から「触れた生き物の命を奪う呪い」をかけられた。そのため親からも忌み嫌われ、広い屋敷でメイドと執事とともに3人だけで暮らしている。基本的に引きこもり生活を送っているため、人と会うのが苦手。特技はピアノ。いつ家族から縁を切られるかわからないため、将来音楽で生計を立てられるよう、楽譜を書いて売っている。

アリス・レンドロット

CV:真野あゆみ
本邸にいたメイド長の一人娘で、坊っちゃんとは子供の頃からの顔見知り。約2年前に、坊っちゃん付きのメイドとして邸宅にやってきた。胸元が開いた黒いメイド服が特徴的で、坊っちゃんに逆セクハラをはたらくのが趣味。幼い頃から坊っちゃんに好意を寄せており、呪いのせいで自虐的な面の目立つ坊っちゃんを支え続けている。かつては病弱だったが、母シャロンがシャーデーと契約を交わしたことで健康な体を手に入れた。坊っちゃんの傍にいられることを至上の喜びとしているが、坊っちゃんのためなら彼から離れる覚悟も持っている。

坊っちゃんの親族

ヴィオラ

CV:水瀬いのり
坊っちゃんの妹。母親から禁じられているにもかかわらず、兄が住む別邸に定期的に遊びにくる。スイーツや恋に興味津々の女の子。実は枯れ専で、ロブのことが大好き。特技はヴァイオリン。

ウォルター

CV:内田雄馬/小市眞琴(幼いウォルター)
坊っちゃんの弟。幼い頃から兄のスペアとして育てられたため、坊っちゃんに強いライバル心を抱いている。次男コンプレックスが原因で「次男」や「2」を連想させる言葉に拒否反応を示す。後にダレスと恋人同士になった。

ガーベラ

CV:大原さやか
坊っちゃんの母。入院している夫に代わり、屋敷の主を務めている。厳格な性格ゆえ、子供たちから恐れられているが、実は子供たちを大切にしている優しい母親。アリスの母であるシャロンとは、主従関係でもあるが友人関係でもある。

ヴィクトル

CV:銀河万丈
坊っちゃんの祖父。シルクハットが特徴的な紳士。坊っちゃんがシルクハットを被っているのは彼の影響だ。アリスの母であるシャロンと仲が良く、それがシャーデーの嫉妬心に火を点けてしまった。

リズ

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@ciel-6180

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