帯をギュッとね!(帯ギュ)のネタバレ解説・考察まとめ

『帯をギュッとね!』とは1988年から1995年まで『週刊少年サンデー』に連載された河合克敏による少年漫画。
主人公・粉川巧は中学生の時に柔道の昇段試験で出会った仲間と共に、高校で柔道部を結成する。数々のライバルたちとの戦いを通して成長し、全国大会優勝をめざして頑張るストーリー。
軽くて読みやすい絵柄でスポ根展開と日常のコメディがバランス良く描かれており、柔道漫画としてだけでなく、スポーツ漫画、少年漫画としても高い評価と根強い人気を誇る。

江田島高校の選手。桜子との対戦時、桜子が叫んだ「小内で背負い」を意識してしまい小内刈りから背負い投げの連携をかけてしまったところを、桜子に裏投げされて負けてしまう。なぜか人気投票で10位になったことがある。

ケイト・アンダーソン

福岡国際女子大会で登場したイギリス代表。48キロ級五輪金メダリストで世界選手権でも3回優勝しているベテランだが、麻理やミリアンの活躍を見て新しい時代の到来を悟り引退を決意した。

ドミニク・ミリアン

福岡国際女子大会の決勝で麻理と対戦したキューバ代表の17歳。運動神経を活かしたスピードとパワーで麻理を苦戦させるが、麻理の裏技を受けて負けてしまう。

その他

長谷達也(はせ たつや)

神奈川県座間東高校柔道部。インターハイ軽量級で宮崎と対戦した。柔道歴は浅いが、アマチュアレスリングの技や戦術を駆使して宮崎と名勝負を演じた。

日置知則(ひおき とものり)

岐阜県大垣商大付属高校柔道部。前年インターハイ2位。得意の寝技や関節技で巧を敗北寸前まで追い詰めたが、保奈美の応援で寝技を振りほどいた巧に負けてしまう。

伴直人(ばん なおと)

立体大の監督。浜高が東京合宿で立体大にお世話になった際に巧の背負いをさらに進化させた。

柴田辰則(しばた たつのり)

立体大一軍の国際強化選手。作中でオリンピック金メダルを取り、巧が立体大に進学する決め手となった。

『帯をギュッとね!』の用語

黒帯

タイトルにもなっている帯。柔道着を締めるためのものだが、柔道では段位によって締める帯の色が違う。
初段を取れないと黒帯は認められないので、実力者の証。
作中第一話で出会った5人は、中学生で全員初段を取って黒帯になったことで、倉田典善(くらた てんぜん)に注目されるきっかけとなる。

一本

柔道の判定の一つ。この判定=勝敗が決するということであり、豪快な投げ技で相手をほぼ仰向きに倒したり、相手を押さえ込み続けたときなど勝利の合図。
技ありを複数回取って、合わせて一本とされる場合もある。
『帯をギュッとね!』でも、重要な試合は一本で決まることが多く、大ゴマなどの爽快なシーンで使われる。

裏技

浜高メンバーが、全国大会優勝のため各自で身に付けた必殺技のようなもの。
宮崎茂(みやざき しげる)は全国大会でアマレス出身の選手と戦ったことを活かしてアマレスの技を身に付けたり、自身の経験をもとにしている。
千駄谷学園の選手でも初見で対応するのは難しく、浜高全国優勝の大きな力となった。

『帯をギュッとね!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

斉藤浩司「オレは、勝つために自分から苦しまなくちゃと思い込んでいたんだ。 でも、それは苦しんだ代償として勝たせて欲しいという甘い考えだ。」

巧と斉藤が共に練習するシーン

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