Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の徹底解説まとめ

Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)とは、アメリカ合衆国出身のギタリスト、シンガーソングライターである。「ジミヘン」の愛称で知られ、奇抜なファッションやステージ上でギターを燃やすパフォーマンスが有名である。また、ギターのテクニックに関しても同年代のギタリストや、後進にも多大な影響を与えている。またジミの活動期間は約4年程だが、常に音楽雑誌の人気ランキングの上位に位置するなど人気の高さが伺える。右利き用のギターを、左に持ち替えて演奏している姿がトレードマークとなっている。

セカンドアルバム『Axis: Bold As Love』に収録されているバラード曲で、シングル化はされてないが数多くのギタリストにカバーされている。イントロのフレーズについては、後にR&Bと呼ばれるジャンルにも影響を与えている。

Voodoo Child (Slight Return)

3rdアルバムである『Electric Ladyland』に収録されている楽曲。イントロのフレーズはワウペダルと呼ばれる機材が使われており、ジミの使用したことでギタリストの間に広まった機材のひとつである。また、ジミの死後にイギリスではシングルとしてリリースされている。

Star Spangled Banner

ニューヨークの都市であるウッドストックで行われた野外イベントで、ジミが演奏したアメリカ国歌である。ジミがベトナム戦争への抗議の意味で演奏したと捉えられ批判が殺到したが、後に「俺はアメリカ人だから国家を演奏しただけさ」と語っている。

Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の名言・発言

「今は、原始的なロックから革新的なロックに移行している時期なんだ」

インタビューで、音楽シーンについて質問された際の発言。「今は、原始的なロックから革新的なロックに移行している時期なんだ。ジャズでも、ロックでも良いものにするのは難しいが、練習すれば必ず良いものができる」と持論を述べている。

「今さらキングだって?ちょっとへヴィだな」

ジミが亡くなる1週間程前の、ロンドンでのインタビューでの発言。インタビュアーにギターキングと呼ばれ、ジミは「俺は大音量で弾いただけで、他の人との違いはそこだけ。今さらキングだって?ちょっとへヴィだな」と語っている。

「ギターを投げ出したくなったり、嫌いになる事もあるだろうね。でもそれは学びの一環に過ぎないんだ」

インタビューにて、ギタリストへのアドバイスを求められた際の発言。ジミは、「アドバイスを与えるのは難しい」と前置きし、「ギターを投げ出したくなったり、嫌いになる事もあるだろうね。でもそれは学びの一環に過ぎないんだ」と述べている。

Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ネイティブアメリカンの末裔

祖母であるノラ・ヘンドリックス

父方の祖母ノラ・ヘンドリックスはアメリカの先住民であるチェロキー族であり、ジミは子供の頃にチェロキー族の逸話を聞かされて育った。その経験は後にジミの楽曲にも影響を与えている。

義母が日本人

左がアヤコ・ジューン・フジタ

ジミの父であるアル・ヘンドリックスは、日系二世のアヤコ・ジューン・フジタと再婚している。ジミは父親が日本人と再婚した事を喜んでおり、アヤコに日本について尋ねていたという。また、ジミの楽曲の権利はアヤコの娘であるジェイニーが管理している。

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