シャックス・リード(魔入りました!入間くん)の徹底解説・考察まとめ

シャックス・リードとは西修の漫画『魔入りました!入間くん』に登場するキャラクター。悪魔学校バビルスの問題児(アブノーマル)クラスのムードメーカーで、主人公の鈴木入間(すずき いるま)の同級生。家系能力の感覚強盗(コントローラー)により、相手の五感を奪う事ができる。ギャンブルやゲームを愛し、ピンチの場面でも駆け引きを楽しむ事で勝機を見出し、バビルスの行事でも予想外の活躍を見せる。バビルスの昇級試験「収穫祭」では入間とタッグを組んで見事優勝し、若き魔王候補を意味する「若王」の肩書を手に入れた。

ギャリー

くろむのアクドルとしてのライバル。自分の事を「あたし様」と呼ぶ自信家。持ち歌は1曲しかなく、それは即興で歌う事から毎回違う歌になっている。リードはギャリーの熱狂的なファンである。

シャックス・リードの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「どんな感覚を奪ってもやっぱり…このドキドキには敵わないね!これだから賭けはやめられないよ。」

オズワールとのゲームに勝利し「どんな感覚を奪ってもやっぱり…このドキドキには敵わないね!これだから賭けはやめられないよ。」と酔いしれるリード。

かつて魔王が使っていたと語られている「王の教室(ロイヤルワン)」。悪食の指輪の化身に強気な性格に変えられた鈴木入間を筆頭に、問題児クラスはロイヤル・ワンの使用を教師のカルエゴに要求した。カルエゴが出した条件はバビルスの教職員全員の許可証の提出。リードはエリザベッタと共に占星術教師のオズワールにゲームを挑み、勝利すれば許可証がもらえる事になった。リードは能力「感覚強盗」とエリザベッタの能力を駆使してオズワールに勝利する。この時、リードは「どんな感覚を奪ってもやっぱり…このドキドキには敵わないね!これだから賭けはやめられないよ。」と勝利を喜んだ。リードの真骨頂であるギャンブラーとしての実力が炸裂した名シーンであった。

「勝ちへの“欲”がでちゃったらさぁ…っ。賭師(ギャンブラー)としては!やるしかないじゃん!!」

巨大魔獣との戦いで、絶体絶命の状況から勝機を見出した時「勝ちへの“欲”がでちゃったらさぁ…っ。賭師(ギャンブラー)としては!やるしかないじゃん!!」と賭けに出るリード。

ウォルターパークの戦いで、巨大魔獣に問題児クラスの4名で対決を挑んだリード達あったが、絶体絶命のピンチに陥る。僅かな勝機を見つけ、リードは魔獣の聴覚を奪う役割になった。魔獣の大きな声をもろに聞いてしまい、苦しむリードであったが「勝ちへの“欲”がでちゃったらさぁ…っ。賭師(ギャンブラー)としては!やるしかないじゃん!!」と言って魔獣への感覚強盗を緩めなかった。リードの強い信念で魔獣に立ち向かう姿がかっこいい名シーンであった。

若王になったリードと入間

収穫祭に入間(右)とともに優勝し、「若王」の肩書を手に入れたリード(左)。

バビルス1年生の昇級行事「収穫祭」にて、コンビを組んだリードと入間は、お互いの能力を最大限に発揮し見事逆転で優勝した。優勝者の2人には、若き魔王候補を意味する「若王」の称号が与えられた。リードが作中で最大級の成績を残した名シーンであった。

シャックス・リードの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

収穫祭のコスチュームはギャリーのファングッズ

ジャギーのファングッズを着用し、収穫祭に挑むリード(左)。

作者の西修によると、収穫祭でリードが着ているオレンジ色のつなぎは、アクドル「ギャリー」のファングッズである事が明かされている。リードはギャリーの熱狂的なファンである。

性の由来はソロモン72柱の悪魔「シャックス」

リードの性「シャックス」の由来はソロモン72柱の44番目の悪魔「シャックス」といわれている。シャックスは「召喚者の命に応じて人の視覚・聴覚・理解力などの知覚を奪い去る」との事から、リードの家系能力のモデルとなっている。「召喚の際には最初に三角形の魔法陣の中に行かせなければならない」という記述と「魔法陣の三角形の中にいない限り嘘をつく」という記述から、リードの三角の角が魔法陣の役割を持っていると連想される。三角の角によるものかは定かではないが、リードがよく嘘をつくというエピソードは描かれていない。

サンリオコラボ

『魔入りました!入間くん』と「サンリオ」のコラボイベント「『魔入りました!入間くん』×サンリオキャラクターズin THEキャラCAFÉ」において、リードのパートナーは「ポムポムプリン」であった。黄色っぽい色合いも似ている。

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