フィッシュマンズ(Fishmans)の徹底解説まとめ

「フィッシュマンズ(Fishmans)」とは1987年に結成された日本のロックバンドである。デビュー当時のポップでレゲェな曲調からキャリアを重ねるにつれロック・ダブなど様々な要素を取り入れハイブリッドで独自性のあるサウンドを作り上げていった。それら無二の楽曲にボーカル佐藤伸治のハイトーンで強烈なバイブスが重なり合い、サブカル界隈の若者を中心に絶大な支持を集めた。しかし1999年に佐藤が急逝し活動休止を余儀なくされてしまった。2005年からはリーダーの茂木を中心に再び活動を始めている。

1966年1月28日 ~
ギター担当
明治学院大学の軽音楽サークル「ライトミュージックソサエティ(L.M.S)」に所属していたが、佐藤、茂木と合流し「フィッシュマンズ(Fishmans)」を結成。
一部の楽曲では作詞・作曲も手がけている。
1994年にバンドを脱退。
脱退後は「green.」を立ち上げ、アートディレクターとして音楽・映像関連のデザインをおこなう傍らDJとしても活動している。
バンド再始動後はギタリスト・アートワーク担当として度々参加している。

柏原譲(かしわばら ゆずる)

1968年12月20日 ~
ベース担当
佐藤、茂木とは後輩ではあるが共に明治学院大学の軽音楽サークル「ソングライツ」に所属していた。
茂木の熱烈なラブコールにより1988年にバンドに参加。
1998年のツアーをもってバンドを脱退し、音楽業界からも一時引退したが佐藤の没後に再び音楽活動を再開する。
2005年からは再び「フィッシュマンズ(Fishmans)」の活動に参加しているほか、さまざまなバンドでも活動、プロデュース業もこなしている。

ハカセ

1967年 ~
キーボード担当
佐藤の熱烈なラブコールにより1990年にバンドに参加。
一部の楽曲では作詞・作曲・リミックスも手がけている。
1995年にバンドを脱退。
脱退後はHAKASE-SUN名義でのソロ活動のほか、さまざまなバンドのメンバーとして活動している。
2009年からは再び「フィッシュマンズ(Fishmans)」のライブに参加している。

「フィッシュマンズ(Fishmans)」のディスコグラフィー

マキシシングル

『Go Go Round This World!』

リリース:1994年2月2日(ヴァージン・ジャパン)

1. Go Go Round This World!
2. Smilin'Day,Summer Holiday
3. Go Go Round This World(naked funk mix)
4. Future(remix)

初のマキシ・シングル。「Go Go Round This World!」はフルアルバム未収録ながら人気の高い名曲。

『MELODY』

リリース:1994年6月17日(ヴァージン・ジャパン)

1. MELODY
2. 静かな朝
3. オアシスへようこそ
4. WEDDING BABY

マキシ・シングル第2弾。「WEDDING BABY」友人の披露宴会場で演奏された「いかれたBaby」のアレンジヴァージョンが収録されている。

『WALKING IN THE RHYTHM』

リリース:1997年10月22日(ポリドール)

1. WALKING IN THE RHYTHM(prototype mix)
2. WALKING IN THE RHYTHM(hang-glider mix)
3. WALKING IN THE RHYTHM(Shinjuku-version 2 mix)
4. WALKING IN THE RHYTHM(Reprise mix)

アルバム『宇宙 日本 世田谷』の楽曲「WALKING IN THE RHYTHM」をZAKがリミックスして収録したマキシシングル。ZAKはこの作品を最後にバンドから離脱することとなる。

ワントラックシングル

『ゆらめき IN THE AIR』

1998年12月2日 リリース(ポリドール)

1.ゆらめき IN THE AIR

佐藤のデモ音源をもとに作り上げた佐藤の生前最期の楽曲。当時の佐藤の心境が感じられる寂しさが滲んだ作品となっている。

ミニアルバム

『Corduroy's Mood』

kedamaru
kedamaru
@kedamaru

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