ファイナル・デスティネーション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファイナル・デスティネーション』とは2000年に公開されたホラー映画で、監督はジェームズ・ウォン。物語は高校生のアレックス・ブラウニングが飛行機事故を予知し、その予感をもとに友人たちを救うところから始まる。しかし、助かった人々は次々に不審な死を遂げ、アレックスたちは「死の運命」から逃れようとする。映画のテーマは「運命から逃れることはできない」というものであり、恐怖とサスペンスが満載の作品である。
クレア・リバース (演:アリ・ラーター)
日本語吹き替え:朴璐美
アレックスの友人であり、共に運命に抗う。アレックスの予知により飛行機を降りた1人で、彼の推測に賛同し共に行動する。彼女はアレックスと協力して、次々と訪れる死の危機を回避しようと努力する。冷静で勇敢な性格で、アレックスの強力なパートナーとなる。
カーター・ホートン (演:カー・スミス )
日本語吹き替え:石田彰
自己中心的で短気なアレックスの同級生。事故後もアレックスの予知を信じず、運命に逆らうことに対して反発する。しかし、次々と友人が死んでいく中で、次第に彼も運命の力を認めざるを得なくなる。短気な性格が災いし、何度も危険な状況に陥る。
テリー・チャンニー (演:アマンダ・デトマー )
日本語吹き替え:沢城みゆき
スリムで背が高く、ブロンドの長い髪を持つ。明るい茶色の目をしており、ファッショナブルな服装を好む。カーターのガールフレンドであり、アレックスの予知により飛行機から降りた1人である。彼女は最初、アレックスの話を信じていなかったが、友人たちの死を目の当たりにすることで次第に理解し始める。運命に抗う中で、彼女もまた運命の力に翻弄される。そして、カーターと口論している最中にバスに轢かれて即死した。
ビリー・ヒッチコック (演:ショーン・ウィリアム・スコット )
日本語吹き替え:高木歩
少しぽっちゃりとした体型で、明るい茶色の短髪を持つ高校生。アレックスの同級生であり、アレックスの予知により飛行機を降りた1人で、死の連鎖に巻き込まれる。彼は運命の力に恐怖しつつも、アレックスと共に運命に抗う方法を探る。コミカルな性格でありながら、深い恐怖を抱える姿が描かれる。死因は、列車の金属片が飛び散り、首を切断されてしまうという非常に残酷なものだった。
ヴァレリー・ルートン (演:クリステン・クローク )
日本語吹き替え:田中敦子
中年女性で、ストレートのダークブラウンの髪を肩まで伸ばしている。眼鏡をかけており、落ち着いた雰囲気を持つ。アレックスたちの高校の教師であり、飛行機事故から逃れた後、死の連鎖に巻き込まれる。彼女は理性的で冷静な人物であるが、次第に運命の力に恐怖し、アレックスたちと共に運命に抗うことになるが、家庭内での事故により死亡する。それは、台所での火災が原因で、ナイフが落ちてきて彼女の胸に突き刺さり、その後爆発によって命を落とした。
トッド・ワグナー(演:チャド・ドネッラ)
日本語吹き替え:真殿光昭
高校生らしい健康的な外見をしている。彼は中背で、やや筋肉質な体型である。髪の毛は茶色で、短めに整えられている。顔立ちは整っており、優しげな目をしている。アレックスの親友であり、彼らは同じ高校に通っている。彼は陽気でフレンドリーな性格を持ち、仲間たちからも信頼されている。トッドは、兄であるジョージ・ワグナーとも非常に仲が良い。トッドは、自宅のバスルームでシャワーを浴びている最中に石鹸が床に落ち、それに足を滑らせてバスタブに倒れ込む。彼の首はシャワーのホースに絡まり、窒息してしまう。
その他の人物
ラリー・ムルナウ(演:フォーブス・アンガス)
日本語吹き替え:岩崎ひろし
中年の医師である。彼は背が高く、スリムな体型をしている。髪は短く、黒色である。眼鏡をかけており、知的で落ち着いた雰囲気を持っている。ラリーは、アレックスたちの飛行機事故後に治療にあたった医師。
ジョージ・ワグナー(演:ブレンダン・フェア)
日本語吹き替え:川本克彦
トッド・ワグナーの兄である。彼は中背で、筋肉質な体型をしている。髪の毛は短く、ダークブラウンである。ジョージは優しげな顔立ちで、弟思いの性格である。
ヴァイン捜査官(演:ダニエル・ローバック)
日本語吹き替え:野島昭生
飛行機事故の捜査を担当するFBI捜査官である。彼は中背で、がっしりとした体型をしている。髪の毛は短く、黒色である。
シュレック捜査官(演:ロジャー・グーンヴァー・スミス)
日本語吹き替え:田中正彦
ヴァイン捜査官と共に飛行機事故の捜査を担当するFBI捜査官である。彼は背が高く、スリムな体型をしている。髪の毛は茶色で短く、端正な顔立ちをしている。
ウィリアム・ブラッドワース(演:トニー・トッド)
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目次 - Contents
- 『ファイナル・デスティネーション』の概要
- 『ファイナル・デスティネーション』のあらすじ・ストーリー
- 導入部
- 予知夢と飛行機事故
- 運命の連鎖
- 死の順番を解明
- クライマックス
- クレアとの協力
- 最後の戦い
- 結末
- 『ファイナル・デスティネーション』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- アレックス・ブラウニング (演:デヴォン・サワ)
- 飛行機事故から逃れた友人
- クレア・リバース (演:アリ・ラーター)
- カーター・ホートン (演:カー・スミス )
- テリー・チャンニー (演:アマンダ・デトマー )
- ビリー・ヒッチコック (演:ショーン・ウィリアム・スコット )
- ヴァレリー・ルートン (演:クリステン・クローク )
- トッド・ワグナー(演:チャド・ドネッラ)
- その他の人物
- ラリー・ムルナウ(演:フォーブス・アンガス)
- ジョージ・ワグナー(演:ブレンダン・フェア)
- ヴァイン捜査官(演:ダニエル・ローバック)
- シュレック捜査官(演:ロジャー・グーンヴァー・スミス)
- ウィリアム・ブラッドワース(演:トニー・トッド)
- ハワード・シーゲル(演:フレッド・キーティング)
- クレスタ(演:不明)
- ブレイク(演:不明)
- 牧師(演:ジョン・ハインズワース)
- TVのニュースキャスター(演:マレット・グリーン)
- フライトアテンダント(演:ランディ・ストーン)
- 副操縦士(演マーク・ホールデン)
- 『ファイナル・デスティネーション』の用語
- 運命の連鎖
- フライト180便
- 予知夢
- タイムライン
- 『ファイナル・デスティネーション』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 飛行機事故の予知
- アレックス・ブラウニング「オレは彼らを救ったつもりだった」
- 『ファイナル・デスティネーション』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実際の事件からインスパイアされた飛行機の墜落シーン
- 複数の候補がいたアレックス役
- クレア役のアリ・ラーターは飛行機恐怖症
- 撮影セットには不思議な現象が多発
- 複数あった映画のタイトル
- 『ファイナル・デスティネーション』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:トレヴァー・ラビン「And When I Die」
- メインテーマ:「Final Destination (2000) 」