悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される（ラノベ・漫画）のネタバレ解説・考察まとめ (6/6)

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される（ラノベ・漫画）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.07.15

『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』とは、ぷにちゃんによるライトノベルおよび、それを原作とした漫画作品。2016年3月より「小説家になろう」にて連載が開始され、2016年よりビーズログ文庫から書籍版の刊行が開始された。2017年にはコミカライズされている。乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公が、婚約者から断罪されるイベントの最中、隣国の王太子に求婚されるところから始まる物語。不幸のどん底に落ちるはずだった悪役令嬢が、イケメン王子に溺愛されて幸せになっていくという王道の展開が見所の作品である。

『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

アクアスティード・マリンフォレスト「私は別に聖なる祈りがなくとも国を発展させることくらい出来るだから別にアカリ嬢（あなた）はいらない」

卒業パーティーで騒ぎを起こし、軟禁されていたアカリ。元ゲームのプレイヤーであり、アクアスティードの大ファンであるアカリは、ティアラローズがアクアスティードと結ばれるのが気に入らない。そこでアカリは、ティアラローズに怪我をさせてアクアスティードとの婚約を潰そうとした。アカリはどんな国も欲しがる「聖なる祈り」の力に目覚めたヒロインだ。ティアラローズさえ何とかすれば、アクアスティードも必ず自分を欲しがるだろうと考えていた。そんなアカリに対し、アクアスティードは「私は別に聖なる祈りがなくとも国を発展させることくらい出来るだから別にアカリ嬢（あなた）はいらない」と冷たく告げる。アクアスティードがゲームのヒロインを突き放し、ティアラローズを選んだ衝撃的なシーンだ。

ティアラローズ・ラピス・クレメンティール「わたくしはアクア様が世界で一番大好きです！」

アクアスティードに愛を告げるティアラローズ

ティアラローズを苦しめたい海の妖精王パールの命令で、アクアスティードに惚れ薬を飲ませたアイシラ。アクアスティードは薬のせいでアイシラに惹かれ、彼女に手を伸ばす。それを見たティアラローズは、アクアスティードが自分から離れていく恐怖を抑え込み「わたくしはアクア様が世界で一番大好きです！」と叫んだ。ティアラローズの勇気ある一言のおかげで、アクアスティードは正気を取り戻すことに成功する。

『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される（ラノベ・漫画）』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の乙女ゲームが発売

乙女ゲーム『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』のキービジュアル

『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』は、2024年3月に乙女ゲーム化された。ストーリーは、原作小説の1巻～3巻までの内容となっている。ティアラローズになって物語を体験することができ、また原作とは違う選択肢を選んだ場合の「IF」ストーリーも楽しむことができるゲームだ。

パールラント家誕生の由来は妖精王パールの失恋

かつての失恋を思い出し涙するパール

海の妖精王であるパールは男を嫌っている。その理由は、昔恋をした男が種族の違いを理由に、パールではなく人間の女性を選んだからだ。それだけでなく、その男は「パールを忘れたくない」という勝手な理由で、家名にパールの名をもらった。それが海に愛されしアイシラの一族、パールラント家の始まりである。

コミックスカバー裏の4コマ漫画の半分はほしなの妄想

ほしなが描いたフィリーネのミニキャラ

漫画『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』のカバー裏には、作画担当のほしなによる4コマ漫画が掲載されている。内容は、登場キャラクターたちの日常やコミカルな一面が見られるもの。ほしなが小説を読んで本編では描ききれなかった小ネタを使うこともあるが、半分はほしなの妄想で描かれている。

しあわせ食堂の異世界ご飯（ラノベ・漫画）のネタバレ解説・考察まとめ

『しあわせ食堂の異世界ご飯』とは、原作ぷにちゃん、作画文月マロ、キャラクター原案雲屋ゆきおによる転生グルメファンタジー漫画である。主人公は生まれながらに前世の記憶を持つエストレーラ王国の王女アリア・エストレーラ。前世で料理が好きだったアリアは生まれ変わっても大好きな料理を作りながら暮らしていたが、冷酷無比な皇帝の妃候補としてジェーロ帝国に行くことになってしまう。街で生活することにしたアリアは閑古鳥の鳴く食堂で料理人として働くことになる。異世界料理でお腹も心も幸せにしていく物語である。

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アクアスティード・マリンフォレスト「私は別に聖なる祈りがなくとも国を発展させることくらい出来るだから別にアカリ嬢（あなた）はいらない」

ティアラローズ・ラピス・クレメンティール「わたくしはアクア様が世界で一番大好きです！」