悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』とは、ぷにちゃんによるライトノベルおよび、それを原作とした漫画作品。2016年3月より「小説家になろう」にて連載が開始され、2016年よりビーズログ文庫から書籍版の刊行が開始された。2017年にはコミカライズされている。乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公が、婚約者から断罪されるイベントの最中、隣国の王太子に求婚されるところから始まる物語。不幸のどん底に落ちるはずだった悪役令嬢が、イケメン王子に溺愛されて幸せになっていくという王道の展開が見所の作品である。

マリンフォレスト王国(マリンフォレストおうこく)

マリンフォレストの上空を飛ぶティアラローズとアクアスティード

ラピスラズリ王国の隣にある国で、アクアスティードの故郷。豊かな海と森に囲まれた美しい国で、珊瑚や真珠などの宝石が多く取れる。他国には存在しない「妖精」という存在が住み着いている。

場所

王立ラピスラズリ学園(おうりつラピスラズリがくえん)

王立ラピスラズリ学園の教室

ティアラローズ、ハルトナイツ、アカリが通っていた、ラピスラズリ王国にある学校。マリンフォレスト王国の王太子であるアクアスティードも、留学という形でこの学園に通っていた。

盤上の牢獄(ばんじょうのろうごく)

オリヴィアが閉じ込められた盤上の牢獄

妖精王でも脱獄できないという特殊な牢獄。妖精王たちが己の領域を決定する際に利用した場所で、妖精王たちしか行き方を知らない。ただし、ゲームのプレイヤーであったオリヴィアは行き方を知っていた。

封印されし王の間(ふういんされしおうのま)

マリンフォレスト王城の地下にある封印されし王の間

マリンフォレストの王城の地下に存在する秘密の場所。王城の地下に広がる迷路を通ることで行くことができる。この場所でアクアスティードは王の指輪を創った。封印されし王の間は、3人の妖精王と初代マリンフォレスト国王が怪物を封印していた場所でもある。

その他

聖なる祈り(せいなるいのり)

聖なる祈りの力に目覚めたアカリ

ゲーム「ラピスラズリの指輪」の世界でただ1人、ヒロインのみが使える絶対的な浄化の力。ティアラローズとアクアスティードの婚約が決まったあと、アカリがこの力に目覚めた。稀有な魔法であるため、どこの国もこの力を欲しがる。

妖精

マリンフォレストにのみ存在している3種類の妖精、左から海の妖精、森の妖精、空の妖精

マリンフォレスト王国にのみ存在している不思議な存在。森の妖精、空の妖精、海の妖精の3種類が存在している。彼らから祝福を受けると新しい魔法を習得できるなど、様々な恩恵を受けることができる。妖精は誰でも会えるというわけではなく、気に入った者の前にしか現れない。最も人間に友好的なのは海の妖精で、その次が空の妖精。森の妖精はあまり人間を好ましく思っていない。

『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ティアラローズに求婚するアクアスティード

婚約破棄されたティアラローズにプロポーズするアクアスティード

卒業パーティーの日、ティアラローズはハルトナイツからアカリをいじめたと責められ、一方的に婚約を破棄された。ゲームのシナリオ通りであれば、ティアラローズはそのまま国外追放を言い渡されるところだった。そこに乱入し、ハルトナイツを止めたのがアクアスティードだ。アクアスティードはその場でティアラローズに求婚し、彼女をハルトナイツとアカリから守った。この出来事以降、アクアスティードはティアラローズへの愛情を隠さないようになる。物語が動き出す、重要なシーンである。

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