たまこまーけっと(たまこけ)のネタバレ解説・考察まとめ

『たまこまーけっと』とは、京都アニメーションが手がけた完全オリジナルアニメーションで、ほっこりと温まる日常を描いた作品ある。2013年1月9日から3月27日まで全12話で放送された。「うさぎ山商店街」にある餅屋の娘・たまこは、花屋で南の国から来たしゃべれる鳥・デラと出会う。デラは王子のつかいとして、妃を探しにやってきたのだった。たまこはデラと暮らすことになり、騒がしい1年を送ることになる。うさぎ山商店街の人たちがたまこやデラと織りなすほっこりとしたストーリーが作品の魅力である。

CV:日高里菜
うさぎ山商店街にある餅屋「たまや」の娘であり、たまこの妹で小学生。たまことはかなり仲が良い。
たまこと比べるとそこまで餅好きではない。子どもらしく忙しい店の手伝いをすることに不満を言うこともあるが、ちゃんと仕事する真面目さがある。
小学生にしては大人な発言をすることがあり、しっかりも者で少しませている。たまこはかなり鈍感だが、恋愛には敏感でもち蔵がたまこを好きなことは知っている。
また、あんこ自身はクラスメイトの柚季に想いを寄せており、柚季が転校することになった時は数日間落ち込んでいた。

餅屋の娘だから「あんこ」と付けられた名前が、安直すぎるという理由からあまり好きではない。周りには「あん」と呼ぶように強要しているが、呼んでくれるのはデラのみである。

北白川豆大(きたしらかわ まめだい)

CV:藤原啓治
たまこの父親で、頑固で職人気質な性格をしている。そのためたまこ達に厳しく接することも多いが、突然やってきたデラやチョイを受け入れて面倒をみるなど、根は優しくお人好しな人物である。

「大路屋」とはライバルでよく喧嘩になっている、またもち蔵がたまこのことを好きなことには気づいているようだが認めてはおらず、「お父さん」と呼ばれるとかなり怒っていた。
お酒が飲めないため自ら飲むことはないが、「星とピエロ」のマスターに出されたアイリッシュコーヒーを気づかずに飲み、顔が真っ赤になり酔い潰れた。
高校生の時にマスターとバンドを組んでギターとボーカルを担当していた。たまこの母であるひなことはその時に出会い、好きな気持ちを伝えるために曲を作る。
それが後にたまこのお気に入りの曲となる。

北白川福(きたしらかわ ふく)

CV;西村知道
たまこの祖父。おおらかで優しい性格をしている。
たまこ達に対して怒ることはなく、温かく見守り、時に助言をするような存在である。
太りすぎたデラがダイエットのためにご飯を禁止されていた時、こっそりお餅を食べさせてたまこに叱られたことがある。

北白川ひなこ

CV:日笠陽子
たまこの母親。たまこが小学5年生の時に亡くなった。
「たまや」の豆大福が大好きで、買いに来た時豆大に告白される。
黒髪短髪の綺麗で清楚な人物である。
たまこが小さい頃に、豆大にプレゼントされた曲をよく歌っていたが、音痴なためずいぶん違うメロディーになっていた。
たまこと同じ首元にほくろがある。

大路家

大路もち蔵(おおじ もちぞう)

CV:田丸篤志/升望(幼少期)
「たまや」の向かいにある餅屋「大路屋」の息子。たまことは同い年の幼なじみである。誕生日は10月10日のおもちの日。
うさぎ山高校に通い、映画研究会に所属している。
小さい時からたまこのことが好きだが、たまこが恋愛に鈍感なため関係は一向に進まない。またもち蔵自身もたまこに対して素直になれないところもあり、冷たい態度を取ってしまいがちである。
たまこを好きということもあるが、たまこだけでなくあんこに対しても何かと気にかけており、面倒見が良く優しい一面がある。
たまこともち蔵の部屋は真向かいにあり、夜話す時は糸電話をたまこの方に投げて会話している。
あんこからは「もっちー」と呼ばれている。

大路吾平(おおじ ごへい)

CV:立木文彦
餅屋「大路屋」の主人で、もち蔵の父親。もち蔵のことは「マイジュニア」と呼ぶ。
保守的な豆大と違って新しいことに挑戦するタイプで、店の看板を「RICECAKE oh! ZEE」に変えたり常に斬新なアイディアの餅を作ったりしているが、客からの評判はイマイチである。豆大とは意見の食い違いから喧嘩になることが多い。

大路道子(おおじ みちこ)

CV:雪野五月
もち蔵の母親。よくやる気なく店番をするもち蔵を注意したり、宿題は終わったのかと小言を言ったりしている。
吾平のことは「吾平ちゃん」と呼び、夫婦仲が良い。
もち蔵とたまこが、夜中にお互いの部屋から話していて豆大に叱られた時、話していてもバレないようにと糸電話を作ってあげた。

たまこの同級生

常盤みどり(ときわ みどり)

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