SUITS/スーツ(海外ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『SUITS/スーツ』とは、2011年〜2019年にかけてアメリカで放送されていたテレビドラマである。弁護士が主人公の物語で全9シリーズで完結している。NYでトップを争う大弁護士事務所で、敏腕イケメン弁護士ハーヴィー・スペクターを中心に、様々な事件を解決していく笑いあり、涙ありの爽快な海外ドラマだ。

『SUITS/スーツ』の概要

『SUITS/スーツ』とは、アメリカで2011年〜2019年にUSAネットワークで放送された全9シリーズの弁護士のテレビドラマ。企画・製作総指揮・脚本はアーロン・コーシュで、過去にエミー賞を受賞している。脚本家であるアーロン・コーシュは元投資バンカーで、彼自身のウォール街での経験を生かし、弁護士の仕事や訴訟について詳細な脚本となっている。初回視聴者数460万人を記録した大ヒットドラマだ。その人気の高さから、2018年に韓国のKBSがリメイクし、同年に日本でもフジテレビがリメイクしている。2019年にはジェシカ・ピアソンのスピンオフが作成された。2024年3月から新たなスピンオフ「Suits: LA」も制作されることが発表された。作品は法律系のドラマとして成功を収め、同ジャンルの作品の人気向上の影響を与えた。また、ハーヴィー・スペクターの名言の数々は、ビジネスマンのリーダーシップを刺激する作品となった。ビジュアルと音楽の面でも、スタイリッシュなオフィス街かつ、シーンやシチュエーションに合った選曲は耳に残るものが多い。

『SUITS/スーツ』のあらすじ・ストーリー

NYにはハーヴィー・スペクターという屈指の弁護士がいた。彼はアソシエイトを雇うための採用面接を行っていた。そこへマイク・ロスという天才的な記憶力を持つ青年が現れた。しかし彼は無免許、大学退学のフリーターだった。彼のポテンシャルの高さをみつけたハーヴィーは、リスクを負いながらもマイクを雇うことにする。こうして彼らは次々と訴訟を解決していく。また仕事だけでなく、事務所内外での恋愛関係や家族関係を通して、2人は人間面でも成長していく。ハーヴィーとマイクだけでなく、個性的でウィットに富んだキャラクターたちも共にキャリアや人間性の成長が感じられ、共感を呼ぶ。更に、女性や黒人の活躍など、社会的問題に対する理想の社会も描かれている。NYの弁護士という、華やかに見える舞台だが、仕事、友人、恋愛、家族が絡み合う事で、自分の身近に起こりうる教訓を得られるドラマだ。

シーズン1

マイク・ロスは、かつて弁護士になるために大学へ通っていたが、大学での数学の答案を学長の娘が使ったことで学長の反感を買い、中退処分かつハーバードへの編入を取り消されてしまっていた。その後マイクは、唯一の家族である祖母の入院代を払い続けるため、フリーターとして稼いでいたのだ。その天才的な記憶力を活かし、旧友であるトレヴァー・エヴァンスと共に替え玉受験や麻薬の密売で稼いでいた。トレヴァーにはジェニー・グリフィスという彼女がいたが、自分が密売をしていることは隠していた。ある日、マイクが麻薬を運んでいた際、警察に追われたところ逃げた先は、NYでは有名な弁護士事務所「ピアソン・ハードマン事務所」のアソシエイトの面接会場だった。

ハーヴィーは街で1番のクローザーと言われるほど、NY屈指の敏腕弁護士だ。彼は基本的に部下を持たず、1人で次々と難題を解決していた。しかし上司のジェシカ・ピアソンから、シニア・パートナーへの昇進と引き換えに、部下を持つよう言われた。そこで警察に追われ、たまたま舞い込んできたマイク。彼は候補生になりきり、得意の記憶力で、弁護士替え玉受験で覚えた法律をスラスラと答えた。マイクの勇気と天才的頭脳を気に入ったハーヴィーはマイクを雇うことに決める。

しかし、ピアソン・ハードマンはハーバードの法学部卒業しか雇わないという習わしがあった。そこでハーヴィーはマイクを雇うため、学歴を詐称させ、マイクを正式に部下とした。こうしてマイクの弁護士としてのキャリアが始まる。

事務所に入社したマイクは、初日でパラリーガルであるレイチェル・ゼインに一目惚れをする。しかしその頃、マイクはジェニーと付き合い始めていた。実はトレヴァーは密売から足を洗うことができず、深刻な事件に巻き込まれていた。そこをマイクが弁護士として救い、トレヴァーに一度街を出て、密売を辞めるよう、勧めていた。この一件でジェニーに密売のことがバレてしまい、トレヴァーとは別れてたのだ。しかし、弁護士を目指すレイチェルの勉強を手伝う過程で2人の関係は急接近していく。

シーズン2

ジェシカはマイクが経歴を詐称していることが分かり、ハーヴィーにマイクをクビにするように言い渡す。実はトレヴァーがマイクが彼女のジェニーを奪った腹いせに、ジェシカにバラしていたのだ。

その頃、事務所の設立者の1人である悪徳弁護士であるダニエル・ハードマンが事務所に戻ってくる可能性が出てきた。ジェシカとハーヴィーは、ガンをかかえていた妻に浮気について黙秘することを条件に、ダニエルを事務所から追放していたのだが、その妻が亡くなってしまったのだ。これに危機感を持っていたジェシカに対し、ハーヴィーは「このタイミングでマイクを首にするべきではない」と言い、マイクを味方につけてダニエルを倒そうと交渉する。

こうしてダニエルが復帰し、誰が事務所のトップになるかという覇権争いの中で、事務所内に派閥が生まれる。ハーヴィーの長年の秘書であるドナ・ポールセンのミスで一時、ハーヴィーらが劣勢になったが、イギリスのダービー法律事務所と合併することで、ジェシカとハーヴィーらがダニエルに勝利する。

そんな中、ジェニーはレイチェルとマイクがキスをしているところを知ってしまい、別れを告げる。こうしてマイケルはレイチェルと付き合うことになったが、自分が経歴を詐称していることに対し、罪悪感を覚える。ハーヴィーと相談した結果、詐称をレイチェルに伝えることは、事務所全体に危険が及ぶとして、レイチェルと別れることを決断する。司法試験に受かったレイチェルだったが、ハーバード大学に落ちてしまい、大変落ち込んでいた。そんな姿を見てしまったマイケルは、レイチェルを励ますため、実は自分がハーバードにも行っておらず、弁護士の資格もないことを明かしてしまう。

シーズン3

イギリスのダービー法律事務所と合併した事務所には、様々な訴訟が巻き起こる。ハーヴィーは検事時代の上司であるキャメロンと対立することになった。かつてハーヴィーはキャメロンの元で働いていたが、キャメロンが証拠を改竄していたことを知り、彼の元を離れたのだ。マイクの助けもあり、キャメロンに勝利したハーヴィーは事務所のネームパートナーとなる。しかしその後、一連の訴訟がダービー法律事務所のエドワード・タービーと、合併後ドナと付き合っていたスティーヴン・ハントリーが黒幕であることが判明し、ダービーは事務所を追放され、スティーヴンは逮捕されることとなる。

ダービー法律事務所には、実はハーヴィーのハーバード大学からの旧友であるデイナ・スコットがいた。彼女とは長年、セックスフレンドであり、真剣に交際することはなく、仕事上では良きライバルであった。彼女にダービー法律事務所を離れ、ピアソン・スペクター事務所に残るよう誘うが、ダービーを裏切りたくないため、ダービー事務所に残ることを決める。一方、ハーヴィーと事務所内の昔からのライバルであるルイス・リットも、ハーバード大学ロースクールの人事であるシーラ・サズと付き合い始める。彼女と付き合ったことで、ルイスはマイクのデータがハーバードにないことを発見し、マイクが詐称していることを突き止める。

レイチェルとマイクは付き合うことになったが、経歴を詐称し続けるマイクに耐えることができず、レイチェルはマイクに事務所を辞めるように勧める。次々と事件を解決し、成長していくマイクはその活躍から、公の目を惹くようになってしまったため、マイクはレイチェルの助言も受け入れ、弁護士から投資銀行会社に転職する。また、レイチェルはコロンビア大学の法学部に受かり、マイクと同棲生活を始めることとなる。

シーズン4

遂にマイクは事務所を辞め、ピアソン・スペクター事務所のクライアント先である投資銀行会社に転職する。しかし、ハーヴィーと買収の案件で対立することとなる。ハーヴィーが弁護していたローガン・サンダースは、実はレイチェルの元彼であり、妻子を持っていたため、レイチェルは不倫をしていたのだ。マイクが新しいキャリアを始めたことで、孤独感を感じていたレイチェルは、この再会により、ローガンとキスをしてしまう。そのことを正直にマイクに打ち明けたレイチェルだったが、マイクは耐えられず、一時期2人は別れることになる。しかし、離れたことでお互いの存在の大切さを改めて確認し、復縁する。しかしその後、マイクはクライアントの取引に失敗し、現職にスカウトしてくれたジョナサン・シドウェルを裏切ることになってしまったため、首になってしまう。その後マイクは、悪徳商売を行っているチャールズ・フォースマンにスカウトされるものの、ルイスの助言により断り、ピアソン・スペクター事務所のオファーを受けることで、事務所に復帰する。

一方、ジェシカは証券取引委員会(SEC)で働いていた優秀な弁護士ジェフ・マローンを新しく事務所に迎え入れる。実は彼はジェシカと付き合っており、職場が一緒になることでそれぞれがより尊敬の念を抱くようになっていた。しかし責任感の強いジェシカはジェフとの関係を公にしたくなかった。さらに、マイクの詐称についてジェフに隠さなければならず、苦しい思いをしていた。このことで2人の間に亀裂が入り、ジェフは事務所を離れることとなる。

ルイスはシニアパートナーに昇進し、権力を得たいと思っていた。優秀にも関わらず、人の気持ちを考えられない傲慢な態度や、事務所を守ろうとするばかりに違法な取引をしたため、ジェシカから評価されず、処罰として首になってしまう。しかしルイスは、マイクの秘密を利用し、ジェシカにシニアパートナーにすることを要求する。ルイスの事務所への誠実さや才能を認め、シニアパートナーとしてルイスは事務所に戻る。

ハーヴィーとドナの間にも変化が起こる。ドナはハーヴィーが解決したはずだった訴訟の証拠を隠滅した疑いで訴えられてしまう。ドナは仕事が完璧で、一つのミスもするはずがないため、自分自身に対し、疑心暗鬼になる。そのため、ドナはこのことをハーヴィーに伝えられず、2人の間に亀裂が入る。ドナは一時事務所を首になってしまうが、一連の事件でドナが悪くなかったことが分かり、再び事務所に戻る。この件を通し、ハーヴィーはドナへの好意を表すが、ドナはハーヴィーに仕事の面で信じてもらえなかったことと、個人的な感情が整理できず、ハーヴィーの秘書を辞め、信頼関係を築いてきた友人であるルイスの秘書になることを決断する。これにより、ハーヴィーは大打撃を受ける。

シーズン5

「ドナに見捨てられた」と感じたハーヴィーは、幼い頃のトラウマと重なってカウンセラーに通うことになる。彼は幼い頃、母親が知人と浮気をしている現場を見つけてしまい、それを自分に対する裏切りだと感じていた。それ以来、ハーヴィーは女の人を信用できず、恋愛関係も真剣な交際関係は今までなかった。しかし、カウンセラーのドクター・ポーラ・アガードとのセラピーにより、徐々にトラウマを克服していく。

一方、ハーヴィーとルイスとの関係は悪化する。ルイスの妹エスター・リットが自分の経営する会社のトラブルで、兄のルイスではなくハーヴィーに相談してきたのだ。しかしハーヴィーは訴訟に勝つと、ルイスとは違って美人なエスターに手を出してしまう。それに対し、ルイスは大変激怒し、2人は再び対立する。実は事務所のハーヴィーの待遇に対し、不満を持っていたジャック・ソロフは常にハーヴィーを負かそうと狙っていた。そこでルイスと結託し、ハーヴィーの給与の減額に成功する。一方で、マイクの仕事ぶりを評価していたジャックは、マイクをシニアパートナーに推薦する。これはマイクが公に知れ渡り、詐称がバレるリスクとなるが、これを断るということは通常なく、逆に不審に思われることを考慮し、マイクはシニアパートナーとなる。しかし不運なことに、マイクのシニアパートナーとしての最初の案件が、元カノであるクレア・ボウマンとの対決となる。クレアはマイクの経歴について知っていた。そしてクレアが弁護していたのはフォースマンで、彼はハーヴィーとの訴訟に負け、刑務所に服役することになり、ハーヴィーとマイクを恨んでいた。クレアの経緯でマイクの秘密を知り、それを利用してマイクの詐称をリークさせてしまった。更に、連邦検事であるアニタ・ギブスもマイクの弁護士詐称に関する証拠を徹底的に調べ上げ、マイクの経歴詐称は公になった。ハーヴィーやルイスは事務所の危機により、関係を取り戻す。彼らは事務所を守り、更にマイクを救おうとするが、最終的に事務所の犠牲になって刑務所に2年間服役することとなった。服役の直前でマイクはレイチェルと婚約し、正式に逮捕されてしまう。

シーズン6

マイクの刑務所生活が始まった。刑務所の囚人たちや監視官たちの関係が複雑に絡み合い、生きていくのに困難を強いられる。囚人たちの中でも特にフランク・ギャロという危険人物に命を狙われ、脅される。彼はハーヴィーにより刑務所に入った人物であり、ハーヴィーに恨みを持っていた。監視官を買収することで、刑務所内では禁止されている携帯を使用したり、他の囚人の部屋に入ったり、ナイフを所持することで、マイクを脅していた。そんな中、ハーヴィーはマイクの釈放を目指す。ハーヴィーはマイクを刑務所に送った連邦検事であるギブスと交渉し、ギャロの犯罪行為の証拠を掴むことで、マイクの服役期間を短縮させることを約束する。また、証券取引委員会(SEC)の捜査官のショーン・ケイヒルとも交渉し、別件である企業での不正行為の証拠を得るため、マイクと同じ刑務所にいるケヴィン・ミラーから証言を条件に、マイクのギャロからの保護に成功する。ケイヒルやケヴィンの協力により、遂にマイクは刑務所が出所することになる。詐称の罪を償うため、マイクはプロボーノ活動を行う。その功績やハーヴィーの協力、ジェシカの証言もあり、弁護士資格委員会の審査を正式に通過することができた。

一方、ジェシカはレイチェルと共にプロボーノ活動を通して、弁護士としてのキャリアを始めた初心を取り戻し、事務所を離れてシカゴに移住することを決意する。また、ルイスはシーラと将来のビジョンや価値観の違いがあり、別れていた。新たな恋人タラ・メッサーと出会うものの、元旦那との子供を授かっており、複雑な関係にルイスはついていけなくなってしまった。

シーズン7

ジェシカがいなくなった後の事務所では、ハーヴィーとルイスが協力して、事務所の信頼を回復させようとしていた。その一つの戦力として、アレックス・ウィリアムズが加入することになる。アレックスは実は前の事務所で濡れ衣を負わされていた。その際、ハーヴィーとの約束で、必ずネームパートナーとすることを決めていた。また、ドナは自立した自分への自信を得るため、秘書を辞め、COOになりたいことをハーヴィーに交渉する。通常は弁護士しかなれないポジションであるが、彼女のこれまでの功績により、正式に事務所のCOOとなる。更に、レイチェルの父であるロバート・ゼインが事務所に加入することになる。ロバート・ゼインはNYで有名なレブ・ベネット・ゼイン事務所のネームパートナーだった。事務所の信頼や経済的な側面を安定させるため、マイクやジェシカ、ハーヴィーらの懇願により、ゼイン・スペクター・リット事務所が誕生する。

一方、ハーヴィーは新たな恋人ポーラと付き合っていた。彼女はハーヴィーが母親のトラウマで悩んでいた際のカウンセラーだった。2人の関係は真剣であり、順調であったが、ポーラはハーヴィーが常にドナを優先していることに耐えられず、別れを決断する。また、ルイスはハーバードからNYのコロンビア大学に移動してきたシーラと再会し、価値観の齟齬がなくなっていたことを確認した結果、再び付き合い始めることになる。更に、正式に弁護士資格を得たマイクは、レイチェルとシアトルへ移住することを決断する。マイクはプロボーノ活動を通して、本当に助けが必要な人々のための事務所を作りたいと思ったからだ。

シーズン8

新生ゼイン・スペクター・リット事務所では、内部構造に変化が起こっていた。ネームパートナーへの昇進を誰にするか、でゼインとハーヴィーが揉めていたのだ。ロバートは、自分の愛弟子であるサマンサを事務所に連れてきており、彼女を推薦していた。一方ハーヴィーはアレックスとの約束で、ネームパートナーにすることを約束していたため、彼を推薦していた。この内部問題は事務所の派閥を生んでいたが、COOのドナにより、妥協策として、事務所はゼイン・スペクター・リット・ウィラー・ウィリアムズ事務所となる。しかし、NY州の検事局であるアンドリュー・マリクの登場により、事務所は新たな危機に直面する。アンドリューは大学の頃からハーヴィーをライバル視しており、個人的な感情から事務所を潰そうとしていた。彼はサマンサが過去にクライアントのために証拠隠滅や、情報の隠蔽をしている証拠を持っており、これを利用して事務所を脅そうとしていた。しかし、プライベートから仕事まで、サマンサの父のように可愛がっていたロバートは、サマンサと事務所を守るため、自ら不正行為を行ったことを告白することで、弁護士免許を剥奪されるが、事務所を救うこととなる。

ルイスはシーラと婚約をし、妊活を始める。高齢のため、流産をするなど、様々な困難を乗り越え、遂にシーラが妊娠する。また、ドナはハーヴィーへの恋愛感情を克服するため、アレックスのクライアントであるトーマス・ケスラーと付き合うことになる。しかし、ドナはトーマスのビジネスを守るため、ハーヴィーから得た内密な情報をトーマスに伝えてしまったことをきっかけに、事件が起こる。ドナは事務所とトーマスとの間で板挟みになるが、ハーヴィーへの思いと直面しないといけないことを悟り、トーマスと別れる決断をする。サマンサの一件でロバートとサマンサの無条件の愛を見た時、ハーヴィーはドナを真っ先に思い浮かべ、遂に2人の愛は実ることになる。

シーズン9

スペクター・リット・ウィラー・ウィリアムズ事務所になった直後、ニューヨーク州弁護士会フェイ・リチャードソンが派遣されてきた。ロバートの弁護士資格剥奪や、証拠隠蔽、マイクの経歴詐称など、様々な不正行為が行われていた事務所に対し、適切な対応をするべく、第3者が加入することで、事務所の信用を回復させようとしていた。しかしフェイは管理体制を統制するべく、倫理的なガイドラインを勝手に変更させたり、フェイに従わないルイスの統括する権限を剥奪したり、サマンサやカトリーナを首にしたりするなど、事務所のメンバーの意向を全く受け付けない姿勢だった。更に、ドナの仕事がハーヴィーと付き合うことで倫理的に問題があるとして、ドナに仕事かハーヴィーどちらかを選ばせようとした。こうしてハーヴィーらは、フェイを追放するため、マイクをNYに呼び寄せ、協力してもらう。マイクはサマンサの弁護士として、不正に首にされたと言うことを名目に訴訟を起こす。そこでフェイはハーヴィーとルイスに、自分の弁護をして勝利し、更にこの交渉について口外に言わないなら、事務所からは手を引くことを約束する。最終的にこの訴訟をなくす方向で、ハーヴィーやマイクらは画策し成功する。しかし、フェイが事務所を去る条件として、ハーヴィーが個人的に事務所を辞めることを約束する。ルイスは首にされたサマンサやカトリーナを再雇用し、ルイスの愛弟子であるカトリーナが正式に昇進して、リット・ウィラー・ウィリアムズ・ベネット事務所になる。

ルイスは妊娠しているシーラと結婚式を挙げる。しかしその際にシーラが破水してしまう。参列していたハーヴィーはこの機会に、ドナにプロポーズをし、2人は結婚式場で婚約したことを発表する。そして結婚を決めた2人はシアトルへ移住し、マイクの事務所を手伝うことを決断する。

『SUITS/スーツ』の登場人物・キャラクター

ピアソン・ハードマン事務所

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