魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?(まどめ)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』とは、手島史詞によるライトノベルおよび、それを原作としたアニメ・漫画作品。強大な力を持つ孤独な魔術師ザガンが、オークションで売られていたエルフの少女ネフェリアに一目惚れしたことをきっかけに始まるラブコメディだ。女性とまともに接したことのないザガンが初めての恋に翻弄される姿や、少しずつザガンに心を開いていくネフィリアの姿が見どころの作品。2人を取り巻く個性豊かなキャラクターたちのやり取りも高く評価されている。

跪く聖騎士シャスティル

教会に所属し、魔術師討伐などの任務をこなす騎士たち。その中でも聖剣に選ばれた者は「聖騎士長」となって、他の聖騎士たちをまとめることになる。

聖剣

シャスティルの聖剣「アズラエル」

かつて魔族の王を滅ぼしたとされる12本の剣。教会の最大戦力にして、力の象徴といわれる。「アズラエル」や「メタトロン」など、それぞれに名前がついている。自ら持ち主を選ぶのが聖剣の特徴。

魔法

魔法で森を操るネフィリア

願うだけで万物に干渉するという奇跡の力。魔術と違い、実在するかも怪しい存在として認識されている。エルフであるネフィリアが使用できるが、エルフなら誰でも使えるというわけではない。

キュアノエイデス

キュアノエイデスの街

キュアノエイデスは、魔王マルコシアスが崩御するまで治めていた街。マルコシアスの地位を継承したザガンが、新たな領主となった。ザガンたちが生活に必要なものを買いにくる街。マニュエラの服屋もこの街にある。

『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ネフィリア「わたしのご主人さまを傷つけたな」

ザガンを傷つけられ激昂するネフィリア

城にやってきたシャスティルたち聖騎士と戦っていたザガン。様子を見に外へ出たネフィリアは聖騎士の1人に狙われ、それを庇ったザガンが怪我をしてしまう。手から血を流すザガンを見たネフィリアは激昂し、聖騎士たちに冷たい目を向けながら「わたしのご主人さまを傷つけたな」と口にした。
普段は物静かで穏やかなネフィリアが見せた苛烈さは、彼女がザガンのことを心から慕っていることを表している。

ザガン「力を持っているなら強く生きろ でなければ力がなくて死んだ連中への冒涜だ」

落ち込むネフィリアを励ますザガン

ザガンに怪我をさせた聖騎士たちを、魔法の力で撃退したネフィリア。彼女はザガンの手当てをしながら、自分の過去を語り始める。ネフィリアは、同族を見殺しにした過去を話すことでザガンに軽蔑されることを恐れていた。しかしザガンは、どこに軽蔑する要素があるのかわからない様子。自分だけ生き残ったという罪悪感に苛まれるネフィリアに、ザガンは「力を持っているなら強く生きろ でなければ力がなくて死んだ連中への冒涜だ」と告げ励ました。

ザガン「好きだ…ネフィ 俺はお前を愛している…」

ネフィリアを抱きしめ告白するザガン

エルフの隠れ里でタイタニアによって子供の姿にされてしまったネフィリア。タイタニアとの戦いが終わったあと、ネフィリアは元の姿に戻った。ようやく戻ってきた本来のネフィリアを抱きしめ、ザガンは「好きだ…ネフィ 俺はお前を愛している…」と告白。2人はようやく恋人同士になった。

『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

魔術師たちの名前の由来は悪魔

ザガン、バルバロス、ウォルフォレなど、本作には様々な魔術師が登場する。彼らの名前は、かつてイスラエルのソロモン王が使役したとされる72の悪魔「ソロモン72柱」が由来となっている。

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