男樹シリーズ(本宮ひろ志)のネタバレ解説・考察まとめ

『男樹』シリーズとは本宮ひろ志によるヤクザ漫画、およびアニメ・実写映画である。シリーズ1作目『男樹』は1979年から1980年まで『ビッグコミック』で連載された。村田京介はヤクザの息子として生まれ、自身もヤクザとなる。相次ぐ仲間の死や抗争を乗り越え、やがては日本のドンと呼ばれる。1990年にアニメ化され、それ以降も、続編が発表されている。続編では父と息子の争いや、家族の絆についても描かれている。

京介の祖父である、神江竜三郎が会長をしている。

金沢少年刑務所

京太郎が少年時代に入所した少年院。後に右腕となる大友龍次と出会う。

房州村田組

勝原高校漁業科の生徒達の総称。

聖輝大学

京一が通う大学。京一は居合道部に所属している。

『男樹シリーズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

鉄観「男樹のこやしじゃ」

喧嘩で少年院行きになった京介を、幼馴染の木戸と勝が「あの程度で年少送りとは、ついてねえよ」と同情している。すると鉄観が「男のセリフで、ツキだの運だのと言うのは1番みっともない。こやしじゃ、男樹のこやしよ」と言い聞かす。辛い事も受け入れ、成長して欲しいと思う和尚の気持ちを表している。

村田京太郎「つっぱって死んだ人間の命の重さ分からねえとは言わせねえぞ」

独房に入れられた京太郎は、隣の独房で松田が看守達に殺された事を知る。「松田が死んだ」と聞いても何も言わない連中に対して、京太郎が「つっぱって死んだ人間の命の重さ分からねえとは言わせねえぞ。そんなヤローは男なんかやめちまえや」と熱弁する。京太郎の仲間を思う気持ちが現れたセリフである。

『男樹シリーズ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『ドン 極道水滸伝』の主人公が登場

第8話「伊達組襲撃」にて葬儀の際に村田組の武藤に殺害されたのは、松山のヤクザの活躍を描いた前作『ドン 極道水滸伝』の主人公、伊達武吉である。

歴代主人公の刺青を手掛けたのは堀政親子

『男樹〜村田京一〈四代目〉〜』編の第13話「出勤」にて京一が刺青を入れるシーンがある。そこで、「3代目の掘政さんが私のじいさんを彫った。堀政4代目が私の父の背中に龍を彫った。僕の体は5代目のあなたにと思っていました」という記述がある。

『男樹』の主題歌・挿入歌

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