カミナ(天元突破グレンラガン)とは【徹底解説・考察まとめ】

カミナとは、ガイナックスによるアニメ『天元突破グレンラガン』に登場するキャラクター。主人公シモンの兄貴分で、周囲を巻き込んでどこまでも突き進む熱血漢。物語序盤においては実質的な“第2の主人公”として活躍した。
地下に広がるジーハ村の出身で、伝説の地上を目指して旅立った父に憧れ、自身も地上を目指していた。獣人の兵器であるガンメンが村に落下したことを機にシモンや仲間たちと共に地上へ向かい、大グレン団を結成。そのリーダーとして仲間を牽引するも、人類を脅かす獣人との戦いの中で命を落とした。

獣人の戦士。リットナー村周辺で活動していた際にカミナと遭遇し、生身で戦って互いに「ただものではない」と強敵として意識するようになる。
後にカミナは戦死するが、ヴィラルはなかなかそれに気づかず、彼をライバルと目して大グレン団に挑み続けた。

カミナ(天元突破グレンラガン)の乗機・ガンメン

グレン

カミナがリットナー村を襲撃していた獣人のギューザックから奪い、自分の愛機とするようになったガンメン。その際に手足が破損したため、リットナー村の技術者によって同じ時に倒したガンメンのパーツで補修してある。
補修を受けたこともあり、ガンメンの中でも特に人型に近い姿をしている。シモンの載るラガンを頭に突き刺すことで、2人分の螺旋力によって「グレンラガン」へと変形する。

カミナ自身の操縦技術もあって高い戦闘能力を発揮するが、ガンメンとしては特に強力な機体ではない。

カミナ(天元突破グレンラガン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

序盤で退場するキャラクターではあるが、主人公であるシモンに大きな影響を与えた人物であるカミナは、その短い出番に反して非常に名言が多い。
その独特の語り口調と熱く雄々しくそれでいてコミカルな言動は、物語を一気に加速させ、視聴者を『天元突破グレンラガン』の世界に引き込む役目を担った。

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カミナ(天元突破グレンラガン)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

カミナの名前の由来は「上(かみ)」

『天元突破グレンラガン』の主な登場人物は、位置や方角を示す言葉を名前の由来としている。
カミナの場合は「上(カミ)」が由来である。

脚本家も苦労した「カミナの死」

『天元突破グレンラガン』の物語は、第1部から第4部で構成されている。カミナが活躍するのは第1部で、このパートでは実質的な「第2の主人公」として物語を力強く牽引していった。
その強烈な個性は、作中のキャラクターのみならず制作者サイドにも大きな影響を与え、シリーズ構成を担当した中島かずきは「これほどエネルギーに溢れたキャラクターを死なせるにはどうすればいいのか」と大いに頭を悩ませたという。

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