転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めますのネタバレ解説・考察まとめ

『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』とは謙虚なサークルによって、2019年から「小説家になろう」にて連載しているライトノベル作品、および小説を原作とした漫画・アニメ作品である。魔術の研鑽に人生をかけるサルーム王国の一般人だったロイドは貴族の魔術により命を失うが、目を覚ますと王国の第七王子に転生。同時に規格外の魔力を授かった。こうして魔術の事しか頭にないロイドの、気ままに魔術を極める生活が始まった。ロイドの圧倒的な強さから巻き起こる意外なストーリー展開に注目が集まる人気作品。

魔人に襲われながらも無事に王都へと帰ってきたロイド一行はその後、サルーム王と謁見。第2王子アルベルトが魔人に襲われながらも死者が出なかったのは、強力な武器を作ったロイドの功績であると進言、褒美としてロイドにも王位継承権を与えることを提案した。話を聞いたサルーム王は、納得し、ロイドにも王位継承権を与えることを約束するが、ロイドは「謹んでお断りします」と周囲も驚く発言をするのであった。

ロイドVS魔族ギザルム

魔界の中でも最上位の存在の1人であるギザルムと戦うロイド。終始余裕を見せながら、ロイドに止めを刺すべく、自身の最大奥義、触れた相手を消滅させる魔術「黒死玉」を放つギザルム。しかし、ギザルムが渾身の力で放った「黒死玉」は、ロイドが放った魔術であっさり消滅。驚きを隠せないギザルムを前に、ロイドは同じ魔術を放ち消失させたという。さらに、魔力のほとんどを消費したギザルムに対し、余裕を見せるロイド。絶望するギザルムを前に、ロイドが同じ性質を持つ魔術「虚空」を放ちギザルムは消滅。人間の中だけでもなく、魔界の強者でさえも葬り去るその実力に、改めてその強さを認識したロイド一行たちだった。

ロイドVSタルタロス

用意周到に計画を立て、長い間に渡って溜め込んできた魔力を使ってロイドを結界の中に閉じ込めたタルタロス。タルタロスの予想では強大な魔力の持ち主のロイドでも1週間ほどは中に閉じ込めることが可能で、その間に、大量の魔力を取り込み完全体へと進化する予定だった。しかし、予想外すぎる速度で結界を破壊し、すぐに現れたロイドに対し、絶望するロイド。綿密な計画が崩れたタルタロスは、完全体になるまでの間、ロイドに待ってくれるように懇願するのだった。

『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『マガジンポケット』版ではカラーページが多数

週刊連載にしては珍しく、『マガジンポケット』版では毎度カラーページが多いのが特徴。フルカラーが掲載された回もあり、見開きなどの印象的なシーンで通常のモノクロシーンを使用するなど通常のWEB連載マンガとは逆の演出を行うこともある。また、休載時に掲載されるおまけページもカラーで掲載される上、ページ数も多いが、本人にとっては休憩の一環とのこと。週刊連載というスケジュールにも関わらず、アシスタントはおらず、全ての作業を1人でこなしている。

アルベルトとロイドが現代で生活する『現代転移の第二王子』が刊行

出典: www.amazon.co.jp

2024年2月17日より、『マガジンポケット』で天宮ケイリによる公式スピンオフ『現代転移の第二王子』の連載が開始となった。

サルーム王国の第二王子・アルベルトと第七王子・ロイドの2人は、ロイドが寝言で唱えた魔術によって、現代の日本に飛ばされてしまう。知らない土地に、知らない言語、さらには魔力がない世界で魔術を使うこともできずに戸惑うアルベルトとロイドだったが、偶然出会った少女、ナツメに助けられる。ナツメの協力のおかげで現代の知識を得たアルベルトは、ロイドを養う為、そして元の世界へ帰る方法を探りながら、書店員として働くことになったというストーリーである。

『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):樋口楓「キュンリアス」

樋口楓によるオープニングテーマ。作詞は安藤紗々。作曲・編曲は光増ハジメ。物語をイメージしたキュンを感じる要素をたくさん取り入れた爽やかな楽曲となっている。

ED(エンディング):熊田茜音「ハッピーの秘訣」

熊田茜音によるエンディングテーマ。作詞は森雪之丞、作曲・編曲は加藤祐介。ブラスを取り入れたモータウン系の楽曲となっている。

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