薬屋のひとりごとの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『薬屋のひとりごと』は日向夏のライトノベル小説およびそれを原作とした漫画・アニメである。2011年から小説掲載サイト「小説家になろう」で連載が始まった。中華系の架空の帝国を舞台に、薬の知識に長けた官女・猫猫(マオマオ)が王宮内で起こる不可思議な事件を解決するミステリーが物語の主軸である。一方で、後宮の宦官である壬氏(ジンシ)の猫猫に対する片思いが実っていく様子も描かれ、恋愛模様ももう1つの軸となっている。
後宮には地方の権力者や友好国の王族の子女が嫁ぎ、最も早く男児を産んだ妃が皇后となる。翡翠宮に住む玉葉と皇帝との間には公主である娘・鈴麗(リンリー)が生まれたが、当時後宮で相次いでいた「謎の病」で衰弱していた。猫猫によって「謎の病」の原因が玉葉ら妃たちが使うおしろいだとわかり鈴麗は一命をとりとめ、玉葉は猫猫を自分付きの侍女に迎える。その後玉葉は東宮となる男児を出産。
皇帝&梨花(リファ)
幼女趣味だった先帝を反面教師にし、皇帝は成熟した女性を好んでいた。水晶宮に住む梨花は気品だけでなく豊満な肉体も兼ね備え、皇帝の通いも多かった。玉葉よりも先に男児を出産していたが「謎の病」により死亡し、自身も同じ病で衰弱しきってしまう。皇帝の命を受けた猫猫の看病で回復し、以降猫猫を気にかけている。
皇帝&里樹(リーシュ)
金剛宮に住む最年少の妃。9歳の時に幼女趣味だった先帝の妃として後宮入りしたが、すぐに先帝が崩御したため出家していた。その異質な経歴と幼さゆえに周囲の侍女からも嫌がらせを受けることが多く、アレルギーのある魚介を無理やり食べさせられたことがある。
皇帝&阿多(アードゥオ)
阿多は柘榴宮の元主人で、皇帝が東宮時代に迎え入れた唯一の妃。壬氏と容姿がよく似ている。東宮時代に男児を出産したが、皇太后の出産と重なったため処置が手薄になり、二度と子どもを産めなくなったうえに男児もすぐになくしてしまった。一般的に出産が不能となれば後宮を追放されるが、皇帝のはからいでぎりぎりまで後宮に留め置かれていた。
皇帝&楼蘭(ロウラン)
楼蘭は阿多の後に柘榴宮の主人となった妃。会うたびに化粧や衣服のテイストが変わり、別人のような印象になる。猫猫曰く、体つきは皇帝好み。
夫婦
高順(ガオシュン)&桃美(タオメイ)
高順は壬氏の付き人で、男性としての機能を低下させる薬を常用して後宮に出入りしている。16歳で壬氏の乳母だった桃美と結婚し、馬閃(バセン)、馬良(バリョウ)、麻美(マーメイ)の3人の子どもがいる。
馬良(バリョウ)&雀(チュエ)
高順の次男である馬良は、巳一族の雀と政略結婚した。子どもが1人いるが、雀は子育てに関わらず、姑の麻美に任せている。
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