かつて魔法少女と悪は敵対していた。(まほあく)のネタバレ解説・考察まとめ

『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』とは藤原ここあが『月刊ガンガンJOKER』にて連載していたラブコメ4コマ漫画作品である。また、それを原作としたアニメ作品が放送される。悪の組織の参謀・ミラが薄幸魔法少女・深森白夜に出会い、一目惚れをしてしまう。本来敵対するはずだった二人の殺し"愛"(あ)わないロマンスラブコメディである。ほのぼのと温かい、でもクスッと笑えるような面白さもある作品は作者亡き今もなお多くの人に愛されている。

深森 白夜(みもり びゃくや)

出典: www.fwinc.co.jp

CV:中原麻衣(ドラマCD・テレビアニメ)

本作のヒロイン。
身寄りがなく、孤児院暮らしをしていたが、中学卒業と同時に孤児院を出て働き始め、バイトと孤児院の手伝いと魔法少女をかけもちしている。孤児院が地上げ屋に取られそうになり、魔法少女になって世界を救うか、体を売るか選ばされ、魔法少女になった。その後、地上げ屋自体と白夜を魔法少女にした御使い(猫)がグルだったことが判明した。
家賃9000円の格安の風呂なしアパートに御使い(猫)と住んでおり、お金の管理は御使い(猫)がしている。貧乏であるため、苦労が多く、よくミラの同情を誘う。このことから「薄幸魔法少女」と言われている。
孤児院では年長であったため、わがままを言ってはいけないと考えで育ったため、人に甘えることがあまりなく、我慢したり、諦めが早い性格である。普段は表情の変化が乏しいが、ミラの前では表情を和らげたり、会話を試みたりする。
淡いピンクを薄めたような髪色で、普段はミディアムロングの髪型だが、魔法少女になるとロングヘアーに角のようなお団子を横につけた髪型になる。

魔法少女サイド

御使い(猫) (みつかい)

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CV:三木眞一郎(ドラマCD)

白夜を魔法少女にした御使い。地上では基本猫の着ぐるみのような姿をしているが、銭湯に行くときなどは人型になる。御使いとは、魔法少女を導くために天上から降り立った信託を告げる者で、「天使」とも呼ばれている。御使いに死の概念はなく、何度でもよみがえることができる。しかし、白夜の御使いは、言葉遣いが荒く、酒、たばこ、女を好み、白夜に対してもセクハラまがいの行いをする。
白夜に仕事を紹介するが、夜の仕事や危険な内容が多く、白夜もお金のためならと多少怪しくても引き受けてしまう。また、白夜がミラが放ったスライムと戦っているときの様子をえっちなディスクにして売ろうとしたことがある。スライムもディスクもミラによって葬られた。

篝 火花(かがり ひばな)

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CV:伊瀬茉莉也(ドラマCD)

御使い(鳥)によって魔法少女となった。白夜とは小学生の頃、同じクラスになったことがあり、友達だと思っている。
かわいいものが好きでうさぎとくまのぬいぐるみが友達なかわいらしい少女だ。うさぎやくまのぬいぐるみに話しかける描写もある。しかし、恥ずかしがり屋でなかなか素直になれず、話しかけられた際に殴ることがある。御使い(鳥)もよく血が出るほど殴られることがある。だが、相手のことを嫌っているわけではない。白夜に対してもラリアットや頭突きなどを行うため、白夜は友達だと思えず怯えているが、火花は好意から行っていることであり、挨拶やスキンシップとして行っている。素手や噛みつくことで悪の組織の部下に勝ってしまうほど力が強い。
「フ★ーック!!」や「キルユー」といった言葉を普段使っているが、ふと喋るときは核心をつくことや自身の意見をはっきりと話す。大きなお屋敷に住んでいるお金持ちである。
普段はミディアムロングの長さのストレートの黒髪で、変身すると髪が伸びる。白夜と比べ、華奢な体格をしている。

御使い(鳥) (みつかい)

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CV:緑川光(ドラマCD)

火花を魔法少女にした御使い。貴族風な立ち振る舞いをしており、騎士道を重視している。火花こそが最高の魔法少女だと信じている。御使い(猫)のことを嫌っており、敵であるミラと仲良くしている白夜のことを認めていない。
地上にいるときは鳥の頭に長髪で、体は彫刻のように何も身に着けていない。天界にいるときは整った顔立ちでスーツを着こなしており、身なりを整えている。

悪の組織サイド

フォーマルハウト

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CV:鈴村健一(ドラマCD)

悪の組織の幹部の一人。名門貴族の出で、ミラとの付き合いは長い。純粋で、熱い性格の持ち主である。誰に対してもフレンドリーであるため、白夜に対して接するときもボディタッチなどしてしまい、ミラを怒らせてしまうことも多々ある。動くものを追う習性があり、ミラが投げたフリスビーやボールを追う描写もあった。

ベラトリックス

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