人は見た目が100パーセント(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『人は見た目が100パーセント』とは、製紙会社に勤める理系女子達が「美」を研究対象として奮闘する大久保ヒロミのコメディ漫画作品である。仕事に没頭するあまり、美容や女子力と縁のなかった3人の女性研究員が、ファッションやメイクなど外見に関する研究で「女子モドキ」を脱するべく奮闘する。講談社の『BE・LOVE』で、2014年の第1号から2015年の第23号まで連載し、単行本は全5巻。2017年にはフジテレビでドラマ化し、桐谷美玲、水川あさみ、ブルゾンちえみが主演を務めた。

キャスト起用に対する視聴者の意見

ドラマ版で城之内純役に起用された桐谷美玲だが、開始当初は視聴者から「女子力ゼロの役には綺麗すぎる」「共感できない」と、やや否定的な意見も出ていた。そんな桐谷だが、作中ではヘアアレンジに失敗して落ち武者姿になるなど、振り切った演技を見せた。また、想いを寄せる榊圭太(成田凌)と会う度に緊張のため白目をむいて倒れてしまうという演技によって、極度の人見知りである城之内をリアルに演じた。
「世界で最も美しい顔100人」に選ばれるほどの美貌を持つ桐谷美玲による人見知り演技は、顔が整っていてもコミュニケーション能力が足りないとモテからは離れてしまうというリアルさに繋がることとなった。
ドラマ終了後は、開始当初と変わらず「可愛すぎて無理がある」という視聴者意見が大半を占めたが、中には「演技が合っていた」「役者としての印象ががらりと変わった」という桐谷本人の演技への高評価も多く見られた。

鈴木浩介がアドリブ連発

鈴木浩介が演じたドラマ版オリジナルキャラクターの國木田修は、独特な口調の辛口コメントと奇抜な髪型が印象的な人物。視聴者人気も高く、登場を楽しみにしていた視聴者も多い。そんな國木田の登場シーンだが、他の出演者が笑いをこらえていた場面が多く見られ、ほとんどがアドリブ演技だったことがうかがえる。また、ドラマ版の公式インスタグラムでも、鈴木浩介のクランクアップ時の投稿に「自由にお芝居をやらせていただいた」という旨のコメントが掲載されていた。この投稿には多くの激励コメントが寄せられ「國木田ロス」に陥る視聴者も存在した。

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