クミカのミカク（漫画）のネタバレ解説・考察まとめ
『クミカのミカク』とは、小野中彰大によって2015年から『COMICリュウ』連載されていた、グルメ・恋愛などをテーマにした日常系漫画作品である。異星人が珍しくなくなった地球で、食事を必要としないタイプの異星人・クミカがひょんなことから初めて地球の食べ物を食べることになり、様々な感覚と新しい感情に目覚めていく様子を描く。まじめでちょっと不器用なクミカの成長と、彼女を取り巻く人々との交流が魅力的である。
楽しい女子会
クミカが食事をしたことでトイレに行く回数が増え、そのことを後輩のエイリアやミムラに話したのがきっかけで仕事ばっかりだったクミカとの距離が縮まり、ミムラが「女子会しましょうよ」と提案して女子会をすることになる。次の休みの日エイリアの部屋でファッションの話・パジャマの見せ合いや簡単な料理などをして、クミカが「楽しいが詰まっているんだ」と心から女子会を楽しむ場面（第1巻108P）
クミカ「最近好きなものがたくさん増えて…大変なんだ…」
第2巻10話目における喫茶店でのセリフ。
休日に新しい食感のサイダーを飲みながら一緒にお出かけしたエイリアとお喋りしててクミカが「最近好きなものがたくさん増えて…大変なんだ…」とうっとりして言う。
食べてもらえるのを考えると嬉しい
エピーが遊びにくることになり、ほとんど何もない部屋を改造するため、会社の面々が手伝いに来た。お礼にと、クミカ1人で料理することになり、つくって喜んでもらえることを考えて嬉しくなっている場面。（3巻21P）
イズル「あんたに似合う男なら星の数ほどいるからよ」
第4巻20話目におけるお見合い会場でのセリフ。
イズルが気が進まないハルニとのお見合いで、「早く決めてしまえ」とやってきた親父をお見合い部屋の障子ごと蹴っ飛ばし、ハルニに向かって「あんたに似合う男は星の数ほどいるからよ」と発する。ハルニはその姿に「ドキ…ン」とする。
クミカ「確かにこれは――皆が大好きな料理だ――！！」
第4巻24話目における焼肉屋でのセリフ。
「みんなが好きな料理って…」とクミカが口にし、それならと連れて行ってくれた焼肉屋さんで肉を食べた時に思わず「確かにこれは――皆が大好きな料理だ――！！」と発する。
クミカ「いつもやさしくてあたたかい味ですね」
第5巻29話目におけるイズルの別荘でのセリフ。
事務所のクーラーが壊れてハルニの船でイズルの別荘にみんなで海に行ったのだが、夜、クミカとチヒロが2人で海へ行って帰ってくるとみんな寝込んでいる。チヒロが冷蔵庫に鯛の刺身があるのを見つけ、鯛茶漬けをつくり、2人して食べている時にクミカが「いつもやさしくてあたたかい味ですね」と言ってチヒロの心を掴む。
チヒロ「ずっと…好きでした」
第6巻37話目における公園でのセリフ。
とある夜2人で食事していて店の手違いで結婚指輪がサプライズされる事態に慌てふためき、チヒロが「これは違うんだ」と否定し、クミカが泣いて帰ってしまう。次の日外で会い、「始めは好きな人と食べたい僕のワガママ」だったと勢い誤って謝り、ついにクミカに「ずっと…好きでした」と言う。
クミカ「チヒロさん私も好きですよ」
第6巻37話目におけるチヒロの部屋でのセリフ。
交通事故で怪我をしたチヒロをクミカがお見舞いに行き、不満を言った後で想いを込めて「チヒロさん私も好きですよ」と告白する。
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目次 - Contents
- 『クミカのミカク』の概要
- 『クミカのミカク』のあらすじ・ストーリー
- クミカの食事デビュー
- クミカの恋の予感
- クミカの恋のゆくえ
- 『クミカのミカク』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- クミカ
- 出流原デザイン事務所の面々
- チヒロ
- イズル
- ミムラ
- エイリア
- キヨシゲ
- 会社以外の面々
- エピー
- メロウ
- ハルニ
- メギア・カーリア
- トーワ・タオナオ
- アルルカ
- 『クミカのミカク』の用語
- 『クミカのミカク』に出てくる食べ物
- だし巻き（第1巻1話目）
- 鍋焼きうどん（第1巻1話目）
- HOKAHOKA弁当（第1巻2話目）
- ココア（第1巻3話目）
- 手巻き寿司（第1巻4話目）
- チンジャオロース（第1巻5話目）
- カツサンド（第1巻6話目）
- ステーキ（第1巻7話目）
- 醤油ラーメン（第3巻21話目)
- 鯛茶漬け（第5巻29話目）
- 空気中の微生物
- クーデレ
- 触手
- 第2クロロジウム
- 『クミカのミカク』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- クミカ「私食事は必要ありませんので」
- クミカ「ごめんね…」
- 楽しい女子会
- クミカ「最近好きなものがたくさん増えて…大変なんだ…」
- 食べてもらえるのを考えると嬉しい
- イズル「あんたに似合う男なら星の数ほどいるからよ」
- クミカ「確かにこれは――皆が大好きな料理だ――！！」
- クミカ「いつもやさしくてあたたかい味ですね」
- チヒロ「ずっと…好きでした」
- クミカ「チヒロさん私も好きですよ」
- 『クミカのミカク』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- クミカの触手は感情豊か
- 新人漫画賞の銅龍賞は雑誌にも連載