ケモノクニ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ケモノクニ』とは、日本の漫画家・土屋計による漫画。『ジャンプルーキー!』にて初公開され、「2022年5月 ジャンプ+連載争奪ランキング」で1位を獲得。その後、集英社のWeb漫画アプリ『少年ジャンプ+』のインディーズ連載枠で、2022年12月に連載を開始した。
舞台は獣人が支配する「ケモノクニ」と呼ばれる国。ヒトは食用や奴隷として消費されていた。主人公の少年・灰茶(はいちゃ)は奴隷として闘技場で海獣と戦っていたが、ヒルコという大人と出会い、闘技場から脱走。外の世界で生きていくことになった。

昴(スバル)

ウシの獣人。ヒトの牧場の牧場長を務めている。灰茶が出会ったヒルコと面識があり、話をしたことがあった。

ヒルコ(二)

黄粉や灰茶がヒトの牧場で子供達の面倒を見ているヒルコ種の男性。左目の下には漢数字の「二」が書かれている。

赤矢(アカヤ)

右が赤矢(アカヤ)で左が105(トオゴ)。

灰茶がシマネに向かう際に乗った列車で出会ったヒトの奴隷。若い男性である。牧場に管理されている「天照種」の腕を奪取するために奴隷のフリをして潜入した。

105(トオゴ)

灰茶がシマネに向かう際に乗った列車で出会ったヒトの奴隷。若い男性である。牧場に管理されている「天照種」の腕を奪取するために奴隷のフリをして潜入した。

『ケモノクニ』の用語

ケモノクニ

その昔、日本と呼ばれていた国。形は現実の日本と全く同じで、地方の区分けもほぼ同じ。ただ、中国地方を「蟲国(ちゅうごく)」と呼ぶなど、漢字や読み方が若干異なる。

作中現代は獣人が支配する国となっているが、その昔はヒトが支配する国だった。動物はまだ喋ることもできず、二足歩行もできない、いわゆる家畜として生きていた。何が起きて獣人が誕生して、ヒトが食用や奴隷として消費されるようになったかは不明。

蟲国(ちゅうごく)

現実の日本でいう中国地方一帯を指す。トットリ、シマネ、オカヤマ、ヒロシマ、ヤマグチの5つの都市から成る。

ヒト

始祖

全てのヒトが繋がる原点。伊耶那岐(イザナキ)と伊耶那美(イザナミ)のこと。

三柱(みはしら)

非常に優れた血筋のヒト、その血統ヒトの中でも最高位である。「天照種(あまてらすしゅ)」、「月読種(つくよみしゅ)」、「須佐之男種(すさのおしゅ)」の3種類が存在しており、その肉は”神肉(かみにく)”と呼ばれ、売買の一切が謎に包まれている。

「天照種」は美と再生の象徴とされており、遺伝子操作で植物の遺伝子が取り入れられている。切断箇所の再生能力があり、細胞移植しても拒絶反応が起きない。
「須佐之男種」は力の象徴とされており、圧倒的な筋肉密度や耐久性を持つ。出自が不明な灰茶は、この「須佐之男種」の血が流れていることがわかっている。

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