らせんの宿(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『らせんの宿』とは2014年7月に公開された、赤コワ制作の2D脱出ホラーゲーム。幼いころに姉をなくした主人公。そんな主人公は友人とともにある民宿へと迷い込む。その民宿はある1週間をループしており、化け物によって遭難者たちが惨たらしく殺されるという恐ろしい出来事が起こっていた。鬼ごっこゲームのようにして始まるが、タイムリープというSF要素や無力な幼い子どもたちを襲う悲劇のドラマ性などが人気となっている。

主人公は人を殺す化け物の徘徊する民宿に閉じ込められ、そこから脱出することを目的としている。
民宿の中は時空が歪んでおり通常の手段では脱出することができない。そのため幽霊であるヒナタや残された手記などから情報を取得し脱出する方法を探すことになる。
宿の中には「赤おばさん」と化け物がおり、生きている人間へと襲い掛かってくる。主人公は追いかけてくる赤おばさんに追い付かれないよう決められたポイントまで逃走することが基本となる。また、彼女の視界に入らないよう物陰に隠れながら進むような場面も存在する。

体温

1周目序盤のみに影響する、時間の経過とともに徐々に低下していくパラメーター。36度がマックスで、31度まで低下するとセーブが不可能になり、30度まで下がるとゲームオーバーとなる。そのため館内にあるタオルを使用し体温を管理する必要がある。

守護霊

守護霊選択画面

ゲームを開始する際に「赤色・虎・水色・なし」の四つから選択することが出来る。これによって最初の所持品の数とプレイヤーの体温低下への耐性が変化する。
赤色・虎は初心者向けで、初回プレイ時はこの二つが推奨される。

『らせんの宿』の登場人物・キャラクター

主人公

デフォルトネームはなく、プレイヤーが任意の名前をつけてプレイすることになる。口数が少なくぼーっとしたところがある。小学生の頃に溺れ、そのせいで姉のヒナタを亡くしている。

カケル

主人公の友人の一人。物語開始時点で唯一のループの記憶を保持していたが、繰り返される惨劇に精神を病んでいた。作品中一回目のループでは、自殺することで次回以降の記憶の引継ぎを拒否する。

ユウマ

主人公の中学生時代からの友人。妹思いだが、怖がりなところがある。

アオイ

主人公の友人。彼女の親族が経営するペンションへ向かう途中に遭難したことで、舞台となる民宿に迷い込むこととなった。
気の強い性格で、後先を考えない行動をしてしまうトラブルメーカー。

サクラ

ユウマの妹。ユウマと違いホラー映画を好んでいる。実は主人公に片思いをしている。

ヒナタ

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