空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』とは2020年4月よりゼロサムオンラインで公開開始された、島原習による恋愛漫画。新入社員の志野聡子は場の空気が読めると褒められることも多いが、実は喜怒哀楽さまざまな感情がふわふわ漂う生き物として見えてしまう不思議な能力の持ち主。その能力から、無愛想で怖そうに見える直属の上司の慈恭二郎が実は心優しい人物だと知ってしまう。ちょっと不思議でほのぼのあたたかなストーリーが魅力の、ほんのりラブのオフィスコメディ。
課長
志野と慈の直属の上司。名前は登場していない。表情に乏しい慈の部下となった志野のことを心配しており、慈が仕事能力の割に自己評価が低いことを気にしてもいる。課長自身も働き詰めであり、いつも「死にかけ」の空気が見えていることを志野からは心配されていた。愛妻家であり、奥さんと共にスイーツ食べ放題に行ったりしている。また働き詰めの時には無性に奥さんに会いたくなったりすることもある。
三課主任
志野が手伝いに行った三課の主任。名前は登場していない。表情と言葉は優しいが部署自体が多忙を極めているため出ている空気は怒りに満ちている。志野は毎日の進捗を主任にメールで伝えていたが、それに対して怒りの感情がいつもあった。実は別の新人と勘違いをして志野に対し厳しいスケジュールで仕事を組んでいた。その後別人と勘違いしていたことがわかり、志野に謝罪している。
国忠懐斗(くにただかいと)
志野と同じく空気が「見える」能力を持っている。志野より3年先輩であり慈の後輩に当たる。その能力から、周りの感情をうまく見極めて要領よく気に入られるために立ち回って仕事をしてきた。志野が入社1年経過した年に慈と志野の部署に移動することとなる。慈のことは、空気を読まずに自分が持つ優しさや正義感を主軸とする生き方や仕事の仕方をしていると考えており、苦手としている。
樋園(ひその)
慈の元後輩。初めて慈が教育係となった相手でもある。要領はいいが細かく危ないミスが多かったために慈からは基礎的な仕事を多く任せられていた。いつまでも基礎的な仕事しか任せない慈に痺れをきらし、他部署に異動するがその数ヶ月後に大きなミスをして退職していた。
忍川怜(おしかわれい)
志野の学生時代からの友人であり2歳年上。生徒会で友人関係となった。志野が入社1年経過時点で志野の会社へ出向してきた。志野が空気が見えることを知る数少ない人物。志野のことを大事に思っており、恋愛模様にも強い興味を示している。情に厚い性格をしている。
その他
慈の父親
慈の父親。名前は登場していない。妻とは慈の父親の気遣いのなさなどが原因で離婚している。妻との間には次男である慈の他に長男がいたが、妻は長男のみを連れて家を出ていた。慈が父親に似て仏頂面であったために妻は慈を連れて行かなかった。慈が父親である自分に似ていることに苛立ちを覚えており、言葉に出して「常識がない」などのきつい言葉を放つことがある。
『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』の用語
空気
主人公である志野や国忠が見ることの出来る空気。ふわふわとした生き物のような見た目をしており、その人の感情に合わせて表情も違う。
三課
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目次 - Contents
- 『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』の概要
- 『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』のあらすじ・ストーリー
- 空気が「見える」新入社員と無愛想な先輩の出会い
- 他の部署に手伝いに行く志野
- 空気が「見える」仲間と学生時代の親友が異動してくる2年目
- 昔の後輩との確執とすれ違い
- 水族館デートをする先輩と空気が見える後輩
- 慈が自分の気持ちに気付く北海道編
- 『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 志野聡子(しのさとこ)
- 会社関連
- 慈恭二郎(うつみきょうじろう)
- 課長
- 三課主任
- 国忠懐斗(くにただかいと)
- 樋園(ひその)
- 忍川怜(おしかわれい)
- その他
- 慈の父親
- 『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』の用語
- 空気
- 三課
- 五課
- ドラマ『フレイル』
- メンタル太平コミュ障男
- 若手プレゼン大会
- 『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 慈恭二郎「新しい後輩は不思議な人で、彼女といると まるで自分がまともな人間になったように思えてしまう」
- 初めて慈が志野に対して感情を言葉に出した名シーン
- 初めて慈が志野に対する恋心を自覚した名シーン
- 『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 志野が嫌いな季節は空気が重い梅雨
- 空気が見えるために慈の変化を見逃しがち