Sex Pistols(セックス・ピストルズ)の徹底解説まとめ

Sex Pistols(セックス・ピストルズ)とは、1997年にイギリス・ロンドンで結成されたパンクやニューウェイヴを代表するパンクバンドである。ジョニー・ロットンが放つ攻撃的な歌詞に、斬新なファッションは人々に影響を与えた。順風満帆だったが、1978年に行われたアメリカツアー中に突然ジョニーが脱退したためバンドは解散。活動期間がわずか2年程だったがその影響力は凄まじく、多くのミュージシャンやファッション業界に多大な影響を与え、1つの社会現象を巻き起こした。

Agents of Anarchy

2008年発売。

1. Pretty Vacant
2. No Feelings
3. I Wanna Be Me
4. I'm A Lazy Sod
5. Submission
6. C'mon Everybody
7. Search & Destroy
8. Anarchy in the U.K.
9. Satellite
10. No Lip
11. God Save The Queen
12. My Way
13. Bill Grundy Interview

過去にも流出した様々なライブ音源、TV出演時の音源、さらにスタジオ・セッションの音源等も含むアルバム。以前同タイトルでリリースされていた2枚組CDからインタビュー・トラックを削除して編集されたと思われる全15曲収録。

The Original Recording

2022年5月27日発売。

1. Pretty Vacant
2. God Save The Queen
3. Bodies
4. No Feelings
5. I Wanna Be Me
6. Anarchy In The UK
7. Submission
8. No Fun
9. (I’m Not Your) Stepping Stone
10. Holidays In The Sun
11. New York
12. Problems
13. Lonely Boy
14. Silly Thing
15. Something Else
16. C’Mon Everybody
17. Satellite
18. Did You No Wrong
19. Substitute
20. My Way

『Never Mind The Bollocks,Here`s The Sex Pistols』から「Anarchy In The UK」「God Save The Queen」「Pretty Vacant」「Holidays In The Sun(さらばベルリンの陽)」などのヒット曲のほか、『The Great Rock & Roll Swindle』のサウンドトラック・アルバムからのオリジナル曲やカヴァー曲、そして「I Wanna Be Me」(シングル「Anarchy In The UK」のB面)、「Satellite」(シングル「Holidays In The Sun」のB面)、「Did You No Wrong」(シングル「God Save The Queen」より)など、B面曲も収録されている。

Sex Pistolsの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

Anarchy in the UK

デビューシングル。パワフルなギターにシンプルなリズム楽器、全てを吐き出すようなヴォーカルが特徴的である。「誰にも縛られないぜ」というメッセージが込められている。

God save the queen

全英チャートで最高2位を記録した1曲。当時、エリザベス女王を非難した歌として、メンバーたちは批判されていた。この曲に「No Future For You(お前に未来はない)」というフレーズがあるが、「先のことなんてわからない、とにかく生きていくしかない」というメッセージの裏返しである。

Pretty vacant

全英6位を獲得した3枚目のシングル。「かっこつけても気取っても、俺たちの中身は空っぽなのさ」という自虐的な歌。ギターのリフが印象的な1曲だ。

Sex Pistolsの名言・発言

ジョニー・ロットン「世の中には『こうでなきゃいけない』っていう事はないんだ」

ジョニー・ロットンの言葉に「世の中には『こうでなきゃいけない』っていう事はないんだ」というものがある。生きていく上で決まり事は存在しないという意味だ。

子供の頃に激しい人種差別を受けていたり、いじめを受けていたりと恵まれない環境で育っていた。しかし、ジョニー自身はこの過去の出来事を「ロットンへの道を歩み始める第一歩」と語っており、前向きに生きている。

ジョニー・ロットン「人生とは何かってそんなことはどうでもいい。自分にある物を楽しんでただ突き進め」

シド(左)とジョニー(右)。

「人生とは何かってそんなことはどうでもいい。自分にある物を楽しんでただ突き進め」こちらもジョニー・ロットンの名言のひとつ。どんなことがあっても自分がやりたいことを突き進んでやっている人が一番かっこいいという言葉。

中学生から不良になってしまったジョニー。特に10代後半からはマルコム・マクラーレンが経営していたブティック「SEX」に頻繁に出入りするようになっていたことから、マルコムに招待されオーディションによりSex Pistolsのボーカルに任命された。やりたいことをとことん貫いた姿勢は人々を魅了させていた。

常に自分の理想を形を実現してきたジョニーだからこそ説得力がある言葉。

Sex Pistolsの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

Inaba44
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@Inaba44

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