漁港の肉子ちゃん(小説・漫画・アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『漁港の肉子ちゃん』とは西加奈子の小説、及びそれを原作とした漫画・アニメ映画である。「肉子ちゃん」こと見須子菊子と「キクりん」と呼ばれる娘の見須子喜久子との親子の絆を描く。不細工で何度も男にフラれても、肉子は持ち前の明るさで生き抜いてきた。蒸発した男を追いかけ行きついた先は北陸のとある小さな漁港だった。漁港で出会った焼き肉屋の店主「サッサン」の好意で、肉子とキクりんは漁船に住み始める。やがてキクりんは思春期を迎え、友人関係や肉子との不安定な生活に頭を悩ませるようになっていく。
主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」
吉田拓郎の名曲「イメージの詩」を、吉田拓郎と親交があつい武部聡志が編曲を、サウンドプロデュースをGReeeeNが担当している。本作品のアニメ映画をプロデュースした明石家さんまにとって、この曲は人生の教科書ともいえるお気に入りの曲である。
エンディング:GReeeeN「たけてん」
明石家さんまと交流があったGReeeeNが、「たけてん」を書き下ろした。
この「たけてん」という楽曲名は明石家さんまが名付けたものである。GReeeeNのHIDEの要望で楽曲名をさんまに考えてもらった。
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目次 - Contents
- 『漁港の肉子ちゃん』の概要
- 『漁港の肉子ちゃん』のあらすじ・ストーリー
- 蒸発した男を追ってたどり着いた小さな漁港
- クラスの女子達のいざこざに巻き込まれるキクりん
- それでも肉子ちゃんが大好き
- 『漁港の肉子ちゃん』の登場人物・キャラクター
- 主な登場人物
- 肉子ちゃん(にくこちゃん)/見須子菊子(みすじきくこ)
- キクコ/見須子喜久子(みすじきくこ)
- サッサン
- キクりんのクラスメイト
- マリア
- 二宮(にのみや)
- 金本(かねもと)
- 森(もり)
- 松本(まつもと)
- 桜井(さくらい)
- その他の登場人物
- ダリシア
- トカゲ
- ヤモリ
- みう
- ゼンジ
- ゲスト
- 屋台の店主
- じいさん
- 水族館のおじさん
- 受付ロボット
- 猫
- 女将
- フラワーロック
- 鳥居
- 先生
- カエル
- 猿
- ペンギンのカンコちゃん
- センジの姪
- カモメ
- 運動会のアナウンス
- セミ
- 『漁港の肉子ちゃん』の用語
- 焼き肉屋うをがし
- ミスジ
- ことぶきセンター
- 二宮の模型
- 『漁港の肉子ちゃん』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 肉子ちゃん/見須子菊子「子供には、罪はないからな!」
- キクコ/見須子喜久子「わたし、なんてずるい子なんだろう…なんてずるくて嫌な子なんだろう…」
- サッサン「子供のうちにいーっぺぇ恥かいて、怒られて、いちいち傷ついて、そんでまた生きていくんらて」
- キクコ/見須子喜久子「うちは肉子ちゃんのことが大好き」
- 『漁港の肉子ちゃん』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作でのみうがキクりんを捨てた理由
- 明石家さんま自らが原作者にオファー
- 1人で何役もこなす豪華声優陣
- 当初は実写ドラマ・映画化の予定だった
- 漁港はフランス映画『ショコラ』のイメージを取り入れている
- 『漁港の肉子ちゃん』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」
- エンディング:GReeeeN「たけてん」