漁港の肉子ちゃん(小説・漫画・アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『漁港の肉子ちゃん』とは西加奈子の小説、及びそれを原作とした漫画・アニメ映画である。「肉子ちゃん」こと見須子菊子と「キクりん」と呼ばれる娘の見須子喜久子との親子の絆を描く。不細工で何度も男にフラれても、肉子は持ち前の明るさで生き抜いてきた。蒸発した男を追いかけ行きついた先は北陸のとある小さな漁港だった。漁港で出会った焼き肉屋の店主「サッサン」の好意で、肉子とキクりんは漁船に住み始める。やがてキクりんは思春期を迎え、友人関係や肉子との不安定な生活に頭を悩ませるようになっていく。
CV:下野紘
紫色の身体に黄緑や黄色のまだら模様がはいったヤモリ。水川神社のバス停にへばりついていた。ささやくように語りかける。
みう
CV:吉岡里穂
かつて肉子ちゃんが働いていたクラブの同僚。キクりんの実母。幼いキクりんを出産後、キクりんを肉子ちゃんに預け出ていった。容姿端麗で、キクりんに顔がそっくり。
ゼンジ
CV:山西惇
サッサンが営む焼き肉屋「うをがし」の常連客。他人の発言にやたら驚くリアクションのいい人。
ゲスト
CV:山西惇
ダリシアが出演するテレビ番組で前世について占ってもらったゲスト。
屋台の店主
CV:山西惇
夏祭りでお好み焼き屋の屋台を出していた金髪ツーブロックの男。肉子ちゃんと仲がよさそうにしていたため、キクりんからは肉子ちゃんの新しい彼氏だと誤解される。
じいさん
CV:山西惇
キクりんが通う学校の運動会に見学に来ていた老人。たまたま『峠』という小説を持参していた。父兄対抗の借り物競争に肉子ちゃんは出場した。「小説」というお題が出た肉子ちゃんは老人から小説を借りる。
水族館のおじさん
CV:八十田勇一
黄色いユニフォームに「なかよし」と書かれた黄色い帽子をかぶった水族館の受付をしているおじさん。キクりんのことをかわいいとほめてくれる。
受付ロボット
CV:八十田勇一
ことぶきセンターの受付にあるロボット。
猫
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目次 - Contents
- 『漁港の肉子ちゃん』の概要
- 『漁港の肉子ちゃん』のあらすじ・ストーリー
- 蒸発した男を追ってたどり着いた小さな漁港
- クラスの女子達のいざこざに巻き込まれるキクりん
- それでも肉子ちゃんが大好き
- 『漁港の肉子ちゃん』の登場人物・キャラクター
- 主な登場人物
- 肉子ちゃん(にくこちゃん)/見須子菊子(みすじきくこ)
- キクコ/見須子喜久子(みすじきくこ)
- サッサン
- キクりんのクラスメイト
- マリア
- 二宮(にのみや)
- 金本(かねもと)
- 森(もり)
- 松本(まつもと)
- 桜井(さくらい)
- その他の登場人物
- ダリシア
- トカゲ
- ヤモリ
- みう
- ゼンジ
- ゲスト
- 屋台の店主
- じいさん
- 水族館のおじさん
- 受付ロボット
- 猫
- 女将
- フラワーロック
- 鳥居
- 先生
- カエル
- 猿
- ペンギンのカンコちゃん
- センジの姪
- カモメ
- 運動会のアナウンス
- セミ
- 『漁港の肉子ちゃん』の用語
- 焼き肉屋うをがし
- ミスジ
- ことぶきセンター
- 二宮の模型
- 『漁港の肉子ちゃん』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 肉子ちゃん/見須子菊子「子供には、罪はないからな!」
- キクコ/見須子喜久子「わたし、なんてずるい子なんだろう…なんてずるくて嫌な子なんだろう…」
- サッサン「子供のうちにいーっぺぇ恥かいて、怒られて、いちいち傷ついて、そんでまた生きていくんらて」
- キクコ/見須子喜久子「うちは肉子ちゃんのことが大好き」
- 『漁港の肉子ちゃん』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作でのみうがキクりんを捨てた理由
- 明石家さんま自らが原作者にオファー
- 1人で何役もこなす豪華声優陣
- 当初は実写ドラマ・映画化の予定だった
- 漁港はフランス映画『ショコラ』のイメージを取り入れている
- 『漁港の肉子ちゃん』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」
- エンディング:GReeeeN「たけてん」