アルフ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『アルフ(ALF)』とは、アメリカNBCで放送されたテレビドラマ、及び主人公の愛称である。アメリカでは1986年から1990年まで放送され、日本でも1989年からNHKにて不定期で放送された。ロサンゼルスのとある家に宇宙船もろとも落下し、そのまま居候することとなったエイリアンのアルフ(本名ゴードン・シャムウェイ)が巻き起こす騒動がメインのシチュエーション・コメディ。軽妙かつ時にブラックなアメリカンジョークが特徴的で、根強いファン人気を誇る。

演:マックス・ライト、CV:小松政夫(吹き替え版)

タナー家の家長。職業はソーシャルワーカー。自宅のガレージで趣味の無線を楽しんでいた際、アルフの無線電波を傍受し、彼の落下を招いた。
大食い、買い物好き、いたずら好きのアルフには手を焼いているが、彼を追い出すことはない。またアルフを大事に思っており、友人でカウンセラーのラリーに「別々に暮らした方がいい」と言われた際、アルフが誰かに見つかることを心配した。また、アルフが綿中毒になった際は彼の身を案じて綿を食べさせまいと奮闘している。
度々アルフから小市民と称される。保守的な中年男性に思われがちだが、若い頃は夜汽車に飛び乗って遠方に向かうなどの冒険をしていた時期があり、「貨物車のウィリー」と呼ばれていた。今でも赤いパジャマを着てケートを口説くなど、大胆で情熱的な一面を見せることがある。
アルフが想像した未来では自力で動けなくなり、ことあるごとにアルフに嫌味を言う僻みっぽい老人になっていた。

ケート・タナー

演:アン・シェディーン、CV:吉田理保子(吹き替え版)

ウィリーの妻。夫や子供たちほどアルフを歓迎してはいなかったが、アルフ自身はそのことを受け入れつつ「照れもあると思う」と評した。アルフに口やかましく接することもあるが、彼に出て行ってほしいとは思っていない。若い頃から多くの男性と交際しており、その中には宇宙にまで名を轟かせるスターもいる。
物語中盤で第三子のエリックを出産。
アルフが想像した未来では、認知症になっていた。

リン・タナー

リン(右)。

演:アンドレア・エルソン、岡本麻弥(吹き替え版)

タナー家の長女で、初登場時は16歳。アルフのことは父や弟のブライアン共々早々に受け入れた。母親譲りの美人で本編で多くの男性と交際し、異星人のアルフにも恋心を持たれたことがある。アルフはリンの為にミュージックビデオを作ったが、「あなたは大事な家族」と恋人にはなれないものの大事な存在だと言われる。
アルフが来たことで家計がひっ迫し、遠方の大学に通えなくなってしまうが、彼との関係が悪化することはなかった。
アルフが想像した未来では、中年になっても大学に通い、恋人のパフォーマー共々アルフを使って危険な見世物をするようになっていた。

ブライアン・タナー

演:ベンジー・グレゴリー、CV:折笠愛(吹き替え版)

タナー家の長男。初登場時は7歳で、当初からアルフに懐いていた。当初はアルフと共に遊んだり、いたずらをしたりとコンビぶりを発揮していたが、成長に従いそうした場面は少なくなっていった。
アルフが想像した未来では、女マフィアと結婚。妻はもちろん、子供にも頭が上がらない冴えない人物になっていた。

エリック・タナー

エリック(手前)。

タナー家の次男。物語中盤で誕生した。タナー家の面々は、アルフのことをエリックにどう教えるものかと会議したことがある。結局成長する前にアルフと別れることになった。
アルフが想像した未来では、奇妙な子供番組の司会となっていた。

ラッキー

タナー家で飼われている猫。第1話からアルフに狙われている。第3話で行方不明になった際、「アルフに食べられた」と思い込まれた。アルフに食べられることなく天寿を全うする。

タナー家の親類

ドロシー・ハリガン・ディーヴァー

演:アン・メイラ、CV:佐々木すみ江(吹き替え版)

ケートの母。度々タナー家に遊びに来る。綺麗好きでやや気難しい一面もあり、娘のケートと衝突することもある。タナー家に居候していた折にアルフと出会う。アルフとは「月から来たモップ」、「金髪のカバ」と罵り合いながらも心底憎み合っているわけではない。
夫スパーキーの死後は独身を貫いてたが、引っ越し先のアパートにいた老人ウィザーと恋に落ち、再婚に至った。

ウィザー・ディーヴァー

ウィザー(手前右)。

演:ポール・ドゥーリイ、CV:田中明夫(吹き替え版)

ドロシーの引っ越し先のアパートにいた老人。優秀なクラリネット奏者で、今でも各地でツアーを行う。登場時からドロシーにアプローチをしており、後に彼女と再婚する。
後にドロシーと夫婦喧嘩をし、タナー家に来た際アルフと出会った。

ニール・タナー

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