BanG Dream!(バンドリ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『BanG Dream!』とは『月刊ブシロード』で連載されたガールズバンドがテーマの漫画、およびイラスト連載をもとにしたメディアミックスプロジェクト。小説と漫画が同一世界観となり、これらを原案としてアニメ、ゲーム、漫画の作品が展開されている。最大の特徴は、声優たちが実際にリアルバンドを結成し、ライブ活動を行っている点。「Poppin'Party」「Roselia」「RAISE A SUILEN」「Morfonica」「MyGO!!!!!」の5つのバンドが、声優ユニットとして活躍している。

『BanG Dream!』プロジェクトは、声優の愛美がギターを演奏したライブに感動したブシロード代表の木谷高明が企画したものである。
このプロジェクトのタイトル『BanG Dream!』には、「夢を撃ち抜け!」という意味のほかに、作中で重要な役割を果たす星やギターの名前に関連する意味が込められている。

声優の活動が反映されるキャラクター設定

キャラクター設定については、声優本人と共通点の多いものとなっており、声優による活動で起きた出来事によってキャラクターやストーリーが修正されることもあった。
これは、作品全体のリアリティを高め、ファンとのつながりを強くしていると言える。

「RAISE A SUILEN」の当初のバンド名は「THE THIRD(仮)」

『BanG Dream!』のテレビアニメ第3期から登場するバンド「RAISE A SUILEN」は、当初「THE THIRD(仮)」という名前であったが、ファンから募集したアイデアをもとに改名された。
ファンの意見や感想が作品に反映されることで、より一層のファン参加型の作品となっているのだ。『BanG Dream!』の成功は、キャラクターやストーリーの良さの他、そしてファンとのつながりが深いことが要因となっている。

小説と他作品の違いは登場人物の人格

2016年8月25日、KADOKAWAより小説『BanG Dream!バンドリ』が発売された。バンドリプロジェクトの原点と言える作品だ。しかし、この作品は他作品と登場人物の人格が異なっている。

この作品では戸山香澄はぼっちの引っ込み思案、牛込りみは裸足のニンジャガール、花園たえは「~っす」といった語尾を使う小心者として描かれおり、他作品とは別人と言っていいほど違いがある。市ヶ谷有咲と山吹咲綾は3人ほどではないが、それぞれツンデレが無く完全不登校、パン屋の手伝いの関係で夜の定時制高校に通っているという違いがある。

また小説の登場人物は、「Poppin’Party」のメンバー、戸山香澄、市ヶ谷有咲、牛込りみ、花園たえ、山吹咲綾の5人がメインとなっている。

『BanG Dream!』の主題歌・挿入歌

第1期

OP(オープニング):Poppin'Party「ときめきエクスペリエンス!」(第1話 - 第7話、第9話 - 第13話、OVA)

ED(エンディング):Poppin'Party「キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜」(第2話 - 第12話)

ED(エンディング):Poppin'Party「ティアドロップス」(2018年再放送版 第2話 - 第12話)

ED(エンディング):Roselia「熱色スターマイン」(OVA)

第2期

OP(オープニング):Poppin'Party「キズナミュージック♪」(第1話、第3話 - 第9話、第12話、第13話)

OP(オープニング):Roselia「BRAVE JEWEL」(第2話、第10話、第11話)

ED(エンディング):Roselia「Safe and Sound」(第2話、第9話、第10話)

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