魔道祖師(小説・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔道祖師』とは、墨香銅臭による中国小説及びアニメーション作品である。古代中国を舞台としたファンタジー作品で、主人公の魏無羨と藍忘機の2人の出会いから別れ、そして再会を描いた物語である。小説版はBL作品として、アニメーションはブロマンス作品として公開されている。また、『魔道祖師』を原作とした実写ドラマ『陳情令』もブロマンス作品として公開されている。戦闘シーンのアニメーションの美しさや、中国ならではの建物や景色がまるでアニメとは思えないほどリアルに描かれているところもみどころである。

魏無羨の母親・蔵色散人の師であり、山に籠り修行している修士である。弟子は皆孤児で、血縁を重んじる仙門の世では異端な存在。ただし、弟子は山を下りることは禁じられており、万が一山を下りた場合は二度と戻ってはいけないという掟がある。

羅青羊(ルオ・チンヤン)

CV:徐佳琦/Lynn
演:王芸霏

無名の仙門の女弟子。嫉妬に狂った王霊嬌に焼き印を押されそうになったところを魏無羨に助けてもらう。実写ドラマでは、蘭陵金氏の弟子で金子軒に仕えている。

蔵色散人(ぞうしきさんじん)

抱山散人の弟子で魏無羨の母親。師である抱山散人の掟を破り、山を下りた人物の1人。その後魏無羨の父親・魏長沢に出会う。魏無羨が幼い頃に夜狩りで亡くなる。

魏長沢(ウェイ・チャンゾー)

幼い魏無羨(画像左)を肩車する魏長沢(画像右)。

魏無羨の父親で江楓眠の元部下。蔵色散人と一緒になり、雲夢江氏を出る。魏無羨が幼い頃に夜狩りで亡くなる。

『魔道祖師』の用語

修真界

古代中国の仙人となる者の世界で物語の舞台である。仙人になるために修行することを修真という。

仙門

妖魔を退治する仙師達が所属する。血筋・家柄によって所属は異なる。家柄・血筋によって所属が異なり、各仙門の総称を“仙門百家”と呼ぶ。その中でも特に力をもっている仙門を“五大世家”といい、雲夢江氏(うんむジャンし)、姑蘇藍氏(こそランし)、蘭陵金氏(らんりょうジンし)、清河聶氏(せいがニエし)、岐山温氏(ぎざんウェンし)の5つの仙門の総称である。

五大世家

仙門の中でも特に優れた仙門。雲夢江氏、姑蘇藍氏、蘭陵金氏、清河聶氏、岐山温氏の5つである。

金丹(きんたん)

修行によって鍛錬された気のことであり、仙師は修行で金丹を得ることで術を使えるようになる。金丹を溶かされてしまうと二度と再生することはできず、仙師としての未来を失う。そのため、他人の金丹を溶かす能力を持つ化丹手は仙師にとって厄介な相手である。

献舍(けんしゃ)

自分の命を代償にして、悪さや復讐をする邪神や悪霊などを復活させる禁術。また献舍によって蘇った者は、術者の願いを叶えなければ呪いに身体を蝕まれてしまう。作中では莫玄羽がこの禁術を犯したことで魏無羨が蘇った。

千瘡百孔(せんそうひゃっこう)

呪詛の1つである。皮膚の表面に穴が現れて、最後には臓器が破壊されて死に至る。

鬼将軍

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