ミセン-未生-(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ミセン-未生-』とは、2014年に韓国で放送されたテレビドラマ。「サラリーマンのバイブル」とされた同名のウェブ漫画が原作である。囲碁のプロを目指していた主人公が、囲碁の道を諦め、社会人としての経験ゼロのまま総合商社に入社し、奮闘する姿を描いている。記憶喪失や恋愛など、韓国ドラマの定番要素がないリアルな設定や脚本が注目を集め、「ミセンシンドローム」と呼ばれる社会現象を起こすなど、大ヒットとなった作品。日本でも2016年に『HOPE~期待ゼロの新入社員~』というタイトルでリメイク版が放送された。

幼い頃から囲碁のプロを目指してきたが、父親の逝去により、プロの道を諦めた。父親が亡くなってからはアルバイトなどで家計を支えてきたが、母親のつてでワン・インターナショナルのインターン社員として入社する。高卒で、語学もできない為、総合商社であるワン・インターナショナルの社員になるのは難しいと思われたが、社員登用のプレゼンで成果を出し、2年の契約社員としてワン・インターナショナルに正式に採用される。正式採用後は、インターン時代と同じ営業3課に配属された。

オ・サンシク(演:イ・ソンミン)

チャン・グレが配属された営業3課の課長。のちに次長に昇進する。ワーカホリックで、常に目の下にクマが出来ている。曲がったことが嫌いで不正は許さない性格のため、上司と対立することもしばしば。しかし、情にあつい性格で部下のことは絶対に守る。

キム・ドンシク(演:キム・デミョン)

営業3課の代理。チャン・グレの指導役を務める。最初はまともにコピーもとれないグレを馬鹿にしていたが、徐々にグレのことを認めるようになる。グレが社内で初めて過去に囲碁をやっていたことを話した人物。過去に退職を考えた際、オ課長に救われたことから、オ課長のことを慕っている。

パク・ジョンシク(演:キム・ヒウォン)

ワン・インターナショナルの社員。鉄鋼チームにいた頃に大きな成果をあげ、「伝説」と呼ばれている。人員不足の営業3課に課長として配属された。しかし、チャン・グレを「高卒」呼ばわりしてこき使ったり、勤務時間中にサウナに行ったりと、勤務態度に問題がある。

チョン・グァンウン(演:パク・ヘジュン)

営業3課の課長。パク課長が退職したのちに、営業3課に課長として配属された。最初はパク課長の不正を暴いた営業3課に不信感を持っていたが、徐々にメンバーと打ち解ける。社内政治に敏感で、現実的な考え方をする。

パク・ヨンホ(演:キム・ウォンへ)

オ次長が退職したあとに、営業3課に次長として配属された。問題を起こして辞めたオ次長の後任であるため、それまでの3課のやり方を認めない。

チャン・グレの同期

アン・ヨンイ(演:カン・ソラ)

チャン・グレの同期の中で唯一の女性。インターン中に、胸パッドの輸出案件を成功するなど、優秀な人材。インターンから正社員に登用される。正社員登用後は資源本部資源2チームに配属。男尊女卑の上司に雑用などを押し付けられるも、必死に応えることで徐々に受け入れられる。

チャン・ベッキ(演:カン・ハヌル)

チャン・グレの同期で、ヨンイらとともに正社員に登用される。エリート志向が強く、露骨には現さないものの、高卒でコネ入社のグレが活躍していることが面白くない。また配属された鉄鋼本部鉄鋼1チームには、上司に基礎的な仕事ばかり任され、嫌気がさしている。そのため、転職を検討するが、上司が基礎的な仕事をふってくるのは、自分に基本が足りていないことに気づいたベッキは、転職することを辞め、真面目に仕事に取り組むようになった。

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