ダーリンは生モノにつき(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ダーリンは生モノにつき』とは、女性漫画雑誌『プチコミック』にて連載されていた漫画家・吉原由起のラブコメディー漫画である。主人公で不感症の村崎世津子は、父親が経営するオカマバーで医師の田辺恭介と出会い、初めて女性としての喜びと幸せを手に入れる。夫婦の営みシーンが満載だが、ギャグや二頭身表現が多いなどラブコメディー調になっているため、多くの女性から支持される作品である。吉原由起の作品としては『はあはあ』や『お・ぼ・れ・た・い』なども多くの女性から人気となっている。

世津子の父でオカマバー「紫」の経営者。世津子の母がなぜいないのかは公にされていないが、男手一つで世津子を育ててきた。世津子が結婚前する前はマンションで二人暮らしをしていたが、結婚後はマンションの隣同士に住んでいる。
お店のスタッフに欠員が出てしまった時には世津子に助っ人を頼んでいたが、結婚後は恭介にも女装をして助っ人に入ってもらっている。普段から女装をしているが、恭介の両親があいさつに来た時にだけ女装をするのをやめている。

恭介の母

恭介と武の母親で元華族出身。夫の仕事の関係でウイーンに住んでいる。世津子を嫁と認めておらず嫁イビリをしているため、世津子とは犬猿の仲である。恭介が小さい頃からウソ泣きをすることが多く、世津子とケンカになったと恭介に泣きついてもすぐに嘘だとバレてしまう。浮気性で何度も浮気をしている。恭介が結婚してからも浮気が原因で夫とケンカになり、日本の恭介の自宅に家出をしてきたこともある。

恭介の父

恭介の父親でウイーン大学の医学博士。浮気性の恭介の母が何度浮気をしても、溺愛するあまりすぐに許してしまう。恭介が結婚後に、恭介の母の浮気がきっかけでケンカになったが、日本に住む恭介の自宅に家出をしてしまった妻をすぐに迎えに行ってしまったこともある。

田辺 武(たなべ たける)

恭介の弟で20歳。両親とともにウィーンに住んでいる。恭介をリスペクトしており、恭介と同じ大学に進み同じ内科医として同じ病院に勤務するために、日本の大学に進学を希望している。大学の下見のために日本に来た際に泊めてもらった恭介の自宅で、世津子と初対面を果たす。
とても紳士でかっこいいと思っていた恭介が、世津子とのゲームに負けて罰ゲームでコテンパンにされている姿を見てショックを受け、世津子を嫌う。しかし、世津子と恭介とともに過ごすうちに世津子の人の好さに惹かれ、「結婚するなら世津子のような人としよう」と新たな目標を持つ。

その他

野呂(のろ)

世津子と同じ丸菱商事の庶務課の同僚の男性。仕事は優秀なのだが、タラコ唇にぽっちゃりした見た目から女性社員からバカにされている。意中の女性にフラれたことがきっかけで、女性社員から大人気の恭介を一方的に恨み始め、殺害しようとする。

佐藤(さとう)

世津子の同僚で不感症が原因で別れた元カレ。転勤先の大阪から世津子が勤務する本社にやってきた先に世津子と再会するが、世津子には顔も名前も忘れられていた。既婚者となった世津子に体の関係を迫るが、拒絶されてしまう。

諸戸(もろと)

東海林一族が所有する信州の別荘の管理をしている男性。

『ダーリンは生モノにつき』の用語

バー紫(バーむらさき)

世津子の父が経営するオカマバーで、世津子と恭介が出会った大切な場所である。スタッフに欠員が出るたびに、世津子や女装した恭介が接客を手伝っている。また、世津子と恭介の友人たちが集まる場所にもなっている。

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